『アーユルヴェーダレシピ』は、美容と健康に良く、ヨガの効果をさらに高めてくれるアーユルヴェーダの料理・デザート・ドリンクを、誰でも手軽に作れるようにアーユルヴェーダ専門の料理研究家の先生が監修したオリジナルレシピです。どのレシピも体に良いだけでなく、見た目も素敵でとっても美味しいので、日々の食事はもちろんおもてなし料理にもぴったり。
また、ヴァータ・ピッタ・カパのドーシャ(潜在体質)別にどの料理がおすすめかもわかり、自分のドーシャに合ったアーユルヴェーダの食事を摂るのに役立てることができます。ヨガやトレーニング、ダイエットを行なっている方には特におすすめ。身近な材料で手軽に作れるアーユルヴェーダレシピ、是非あなたの生活に取り入れてみてくださいね!
風邪を引いた時に赤米の重湯
ドーシャヴァータ・カパ
所要時間40分
カロリー50kcal
ドーシャへの影響V P K
風邪を引いてしまい、消化力が弱ってしまってしまった。寝ているだけなので、重いものは食べられない……そんな時におすすめのお粥です。スパイスがたくさん入っているので、独特な味がしますが、どれも風邪の時の味方です。
材料 (2人分)
- 赤米(白米でも可)
- 大さじ1
- 水
- 400ml
- 梅干しの種(あれば)
- 1個
- カルダモン(ホール)
- 1個
- クローブ(ホール)
- 1個
- 生姜
- 小さじ1/4
- にんにく
- スライス2枚分
- 塩
- 小さじ1/8
- 梅干し
- 1個
作り方
- 生姜とにんにくはみじん切りにする。
- 赤米と水を圧力鍋に入れ、沸騰させる。
- 梅干しの種、カルダモン、クローブ、生姜、にんにく、塩を入れる。
- 圧力鍋の蓋を閉め、圧がかかったらごく弱火にして、20~30分煮こむ。
- 出来上がったら器に盛り、梅干しを入れる。
ポイント
- 胃腸の調子が悪い場合はにんにくは入れないでください。
- 煮ている間に、カルダモンが砕けてしまうかもしれません。種が分散するのが嫌な場合は、カルダモンのパウダーを使うか、省略してください。
- スパイスや梅干しの成分の中には抗菌作用が含まれているので、なるべく使ってください。
- 冷ご飯を使っても構いません。
- 普通の鍋を使う場合は、お好みの煮加減になるまで煮てください。
- 風邪を引いたら自分で作ることも難しいかもしれません。調子がいい時に、パートナーと風邪の時の食事を一緒に作っておくといいでしょう。
レシピ監修:小澤亜紀
オーダーメイドの食習慣とライフスタイルを提案する『森の時計ヨガ&アーユルヴェーダ』代表
大手総合酒類・飲料メーカー勤務を経て、現在は横浜石川町にて「誰でもできる!アーユルヴェーダの簡単★お料理教室」「ヨガ」「顔ヨガ」レッスンを開催している。
HP: https://morinotokei3.com
記事一覧