2週間のグルテンフリー生活の結果は?心身の変化ややり方、工夫したポイントも

今や、様々な商品が出ていて注目のグルテンフリー。 パンやパスタが大好きな筆者がグルテンフリーの生活を2週間してみて、変わった心と身体の変化、またグルテンフリー生活で工夫した点についてご紹介します。

グルテンフリーとは?

「グルテン」とは、小麦粉に水を加えてこねることで2つのタンパク質が混ざり合いできる成分で、ふっくらモチモチとしたパンやパスタの食感を生み出す美味しさの素となる成分です。
ですが、グルテンの粘り気ゆえに人間の体内で腸壁にこびりつき腸内の細胞を傷つけたり炎症を起こす原因となりやすいのです。
腸は第二の脳とも呼ばれ、腸内環境を整えることで気分よく毎日を送ることができ、腸の健康は心の健康にも大きく関わりがあります。
グルテンフリーはそんな小麦食を摂取しない食事法で、元々はセリアック病や小麦アレルギーの方へ向けての食事療法でした。
現代ではこれらに該当しない方でも、実はグルテンに強くない体質の人が多いことも分かっています。
パン食やパスタがメインのヨーロッパやアメリカでも今やグルテンフリー商品やメニューは数多く出ているほど注目されています。
筆者も慢性的な食後の怠さがあり頭痛持ちという体質だったため、グルテンフリー生活を2週間してみました。
その変化や、工夫した点を具体的にご紹介します。

小麦粉を抜いて身体と心に起こった変化

①体が軽くなった

まず、始めて3日後に実感したのは「体が軽くなった」と言うことでした。
体重も徐々に減り始めていたこともありますが、フットワーク軽く動けるようになりました。それに付随し、「面倒くさい」と思う気持ちが減ってきたのも大きな変化でした。
また、体重の減少と共に便通も3~4日に1回という便通頻度も、1~2日に1回コンスタントにお通じが来るようになりました。
むくみが減ったのでスッキリして体重も減ったのかもしれません。
腸内環境が良くなったこともあり、肌荒れも減り肌の調子も改善されてきました。食後の満足度が上がり、食後に甘いものが欲しい気持ちも無くなりました。
2週間で体重としては1.5キロ減りその後もそれをキープできるようになりました。

②昼間眠くなくなった

毎日のように昼食後に眠くなっていましたが、そちらも改善されました。
特にお昼にパン・パスタ・ピザを食べた後は昼寝をしないと持たないくらいの眠気に襲われていましたが、昼食後にコーヒーを飲まなくなっても眠気はほぼ無くなり、とにかく快適に午後の仕事ができていたことが大きな変化でした。
また、午前中の集中力も更に上がり、仕事にも集中することができるようになり時間があっという間に過ぎるようになりました。

③疲れにくくなって笑顔が増えた

最後に、軽く良く動く体になったことと眠くなくなったこととで、日々仕事に家事に育児にで感じていた「倦怠感」が減りました。
夕方になると「今日も疲れた~」が口癖だった筆者が、「今日も色々できて充実したな~」という感覚に変われたのは、グルテンフリーが心や感情・概念までに与えた大きな変化だったのでしょう。
疲れにくくなったことにプラスして片頭痛持ちの筆者の頭痛頻度も減ったこともすごく嬉しかった変化でした。ゆったりした気持ちで日々を過ごせたこともあり、イライラすることも減り笑顔で子どもたちと接する時間が増えました。

体と心の両面に対して、2週間で目に見えて変化がありました。

グルテンフリー生活で具体的に工夫したこと

①主食をお米に

小麦を減らすには、まずは主食を「お米」にするように工夫しました。
必然的に和食が増えると思っていたのですが、洋食の時も主食をご飯にすることで、グルテンフリーの食生活でも満足感を得ることができました。

また朝食はパンが食べたいので、ホームベーカリーで米粉のパンを焼いて食べるなど、我慢しないで「お米」を食べる生活に変えました。
お米は実は日本が誇るスーパーフードで、良質なタンパク質やビタミンミネラルも豊富に含まれています。毎食お米になるので、白米・雑穀米など様々な味や種類を試してみました。また、米粉パン、米粉ヌードル、米粉パスタなど様々な米粉商品も試してみました。

②メニューをアレンジ

ギョーザは米粉の皮に変えたり、カレーはキーマカレーに変えたりメニューを少しアレンジしてなるべくストレスなく食べたいものを作りながら小麦粉を減らしていくように工夫しました。

調味料に含まれる小麦も排除される方もいらっしゃるようですが、わたしは今回はストレスなく行いたかったので、完全フリーにはしませんでした。
その代わり、目に見えて分かるものや表示で小麦粉がメインに含まれているものは外しました。

③継続できるように無理しない

この2週間は主食はもちろんクッキーやケーキなどの普段食べていた間食も、全て小麦を使っていない和菓子に変えたりしていました。ですが、ストイックになると続かないので、しょうゆは小麦の入っているものを使いましたし完全除去はしていません。

グルテンフリー生活を2週間終えた今も、グルテンを減らす生活は続けていますが、「小麦粉は嗜好品」と考えて楽しむようにしています。
また、市販のお菓子やパンを買いたいと思ってもグルテンフリー商品はお値段が高いのでそればかりを購入しているとお財布にも厳しい状況になりかねません。
ダイエットもですが続かないと意味が無いので、続けられるように無理しない工夫をしてグルテンを減らす生活を楽しんでします。

まとめ

今回は、筆者が2週間グルテンフリー生活をしたときの変化と、工夫についてご紹介しました。パンやパスタが大好きだった筆者なのでグルテンを抜いた時は変化が顕著でしたが、正直依存性のある小麦を抜くのは最初3日くらいは結構キツかったです。

人によってトライできる環境があるのか、普段どのくらいの頻度で小麦粉を摂っているかによっても心身の変化は違うと思いますが、なんだかよく分からない慢性的な疲れや肌荒れなどプチ不調がある方にこそ、ぜひ無理のない範囲でグルテンを意識して生活してみることをオススメします。

都内で、星を読みながらWebライターとして活動する2児のアラフォーママ。
ワクワクが大好きな星読み冒険家。

自身も10キロのダイエットに成功し、そこから美容と健康に目覚める!
現在も身体の中と外から歳を重ねても健康的に美しくありたいと日々研究中。
「身体」と「心」は繋がっており、心の健康が身体の健康。
身体の声を聞くことが心の健康にも繋がると、マインドセットも学ぶ。
瞑想で自分自身と深くつながり、ヨガで身体をしなやかに、星と繋がってこれからの流れを読んで日々自由に自然体で過ごしています!

生活リズムアドバイザー/健康リズムカウンセラー 資格取得

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