アーユルヴェーダハーブティー「ヨギティー」とは?8つのフレーバーを徹底解説!

カルディなどの輸入食材店で見かけることが多いハーブティーのヨギティーは、誰もが気軽に飲めることで評判です。現在8種類のヨギティーが日本で販売されてます。ヨギティーのコンセプトはアーユルヴェーダに基づいたハーブのブレンドのハーブティーということをご存知でしたか?今回は8種類のヨギティーの解説とアーユルヴェーダ的視点でのヨギティーの解説をします!

ヨギティーとは?

ヨギティーはインドのアーユルヴェーダから生まれたハーブティーで、世界中で愛されているハーブティーです。ヨギティーを飲むことで、心と体を整え、健やかな心と体にしてより豊かな暮らしができることをコンセプトとしてます。

ヨギティーはアメリカのハーブティーですが、日本では株式会社オーバーシーズさんがヨギティーの正規輸入代理店として「ヨギティージャパン」として販売してます。また、ヨギティーは1984年に誕生し、現在では世界各地で販売されているハーブティーの中でも最も有名なハーブティーなのです。

現在も、新しいフレーバーやハーブのブレンドを研究・開発し、ハーブティーを飲む人のライフスタイルに見合った製品開発に取り組まれています。

ハーブティーを飲用することのメリット

日本においてハーブティーを毎日飲むという習慣はありませんが、ハーブティーを飲むことによって得られる最大のメリットは「リラックス」です。現代人は日々の仕事や家事に追われ、自分自身の時間や自分自身と向き合う時間を犠牲にしてまで社会で活動を行なってますが、そこで生じるのがストレスからくるメンタル面の不調和です。

ストレスの原因は様々ですが、イライラしたり、ネガティブになったり、人間関係がうまくいかなくなるなどの現象が起きやすいと言われています。ハーブティーのハーブに直接の効果効能はありませんが、ハーブティーはなんと言ってもハーブの香りがリラックス効果を生み出します。

ヨギティーのハーブティーは厳選されたオーガニックハーブを使用し、より良い香りがするハーブをブレンドしたハーブティーとして知られており、ハーブティーの味自体もとても美味しく飲むことができます。

ヨギティーの8つのラインナップを解説

現在発売中の8つのヨギティーをご紹介します。

ベッドタイム

ベッドタイム

原材料:有機甘草、有機カモミール、有機スペアミント、有機スカルキャップ、有機カルダモン、有機シナモン、有機ローズヒップ、有機バレリアンルートエキス、有機ラベンダー、有機パッションフラワーエキス、有機ステビア/香料 

安らかな眠りにつけるハーブティーです。安眠や深い眠りにつけるようなリラックス効果があるハーブはカモミール、ラベンダー、シナモンです。その中にローズヒップ、パッションフラワーエキス、スペアミントなどのすっきりさっぱり系をブレンドすることによって甘さ控え目の味になりながらも、シナモンの甘いスパイシーな香りが漂うフレーバーです。

カモミール

カモミール

原材料:有機カモミール

癒しのハーブの代表格・カモミール。カモミールはジャーマンカモミールとカモミールローマンがありますが、ハーブティーで使用されているのはジャーマンカモミールの方です。中国語で「母菊」と呼ばれているハーブで、カモミールティーを飲むと優しさに包まれているような気持ちになり、不安感や心配事を払拭されてくれます。

ピュアリーペパーミント

ピュアリーペパーミント

原材料:有機ペパーミント 

ペパーミントは交雑を繰り返し、ハーブとしては数百種類以上のミントがありますが、ハーブティーとしてはやはり王道のペパーミントを使用したものが一番美味しいです。すっきりとしたミントの香りですが、どことなく甘みを感じるのがペパーミントティーに夢中になってしまうところです。アーユルヴェーダでは「ピッタ体質」が優勢の人が飲むとメンタル面の不調和が調和され、心身のバランスが取れると言われてます。

レモンジンジャー

レモンジンジャー

原材料:有機ジンジャー、有機レモングラス、有機レモンピール、有機甘草、有機ペパーミント、有機ブラックペッパー/香料、クエン酸

レモンジンジャーティーはアーユルヴェーダの中でも消化サポートのハーブレシピです。ジンジャー、レモンピールの王道ブレンドの中にレモングラスの甘いレモンの香り、そしてブラックペッパーのスパイシーさにペパーミントの強い消化サポートがブレンドされたアーユルヴェーダ的ハーブティーと言っても過言ではないです。寒い季節に心と体を温めてくれるブレンドにもなっているので、これからの季節はおすすめです。

チャイルイボス

チャイルイボス

原材料:有機ルイボス茶、有機カルダモン、有機シナモン、有機ジンジャー、有機クローブ、有機ステビアリーフ

チャイルイボスはフリーラジカル(活性酸素)を整え、心身の健康と体重コントロールに向いているハーブティーです。ルイボス茶とシナモンとクローブのハーブはダイエット中の人やヨガやトレーニングを行なっている方にはとても嬉しい成分が入ってます。また。クローブとカルダモンはスパイシーなハーブですが、元気や明るさを取り戻してくれます。ヨギティーのチャイルイボスは「クリエイティブなハーブティー」として販売されているので、余計なことを考えがちな人やクリエイティブな活動をして煮詰まってしまった時におすすめのハーブティーです。

スロートティー

スロートティー

原材料:有機甘草、有機フェンネル、有機ワイルドチェリー樹皮、有機シナモン、有機オレンジピール、有機アカニレ樹皮、有機カルダモン、有機ジンジャー、有機モウズイカ、有機クローブ、有機ブラックペッパー

珍しいハーブや薬草がブレンドされているのがスロートティーです。喉の不調やイガイガした時に飲むとすっきりします。中でもモウズイカとアカニレ樹皮はハーブティーではなかなかブレンドされないハーブで、古典西洋ハーブとして知られています。心地よい甘みが喉元と心を整えてくれます。

エキナセア

エキナセア

原材料:有機ペパーミント、有機レモングラス、有機エキナセアルート、有機シナモン、有機甘草、有機スペアミント、有機フェンネルシード、有機エキナセアエキス、有機カルダモン、有機ローズヒップ、有機ジンジャー、有機ごぼう、有機クローブ、有機モウズイカリーフ、有機ステビアリーフ、有機ブラックペッパー、有機エルダーベリーエキス/香料

欧米では「薬箱の中に必ずエキナセアティーを1箱常備している」と言われているほど、風邪の予防に良いハーブとして知られています。ヨギティーのエキナセアティーは、同じく風邪予防のシナモン、フェンネルシード、カルダモンがブレンドされ、さらに甘めのハーブとブラックペッパーの辛口なハーブをブレンドしたスペシャルエキナセアブレンドティーです。また、エルダーベリーは呼吸の不調和に良いとされており、ヨガの前にエキナセアティーを飲むと、いつも以上のパフォーマンスと呼吸で満足のいくレッスンが受けられる可能性大です。

ウーマンズラズベリーリーフ

ウーマンラズベリーリーフ

原材料:有機ラズベリーリーフ

ラズベリーリーフは女性の味方のハーブで、女性特有のホルモンバランスの悩み(心の不調和)に優しくアプローチしてくれるハーブです。女性は「性周期」によって穏やかな時もあればイライラすることもありますが、ヨギティーのウーマンズラズベリーリーフは全ての女性の味方のハーブティーです。ヨガやトレーニングを行うタイミングが生理前後の場合に飲用し、無理のない運動を行うと良いでしょう。

おいしいハーブティーの淹れ方

 飲んでみたいヨギティーが決まったら、実際に飲む前に美味しいハーブティーの淹れ方を覚えておきましょう。

  1. ティーカップの中にお湯を入れ、カップ自体を3分温めておく
  2. 温めたティーカップのお湯を捨て、ティーバッグを入れる
  3. ティーバッグが入ったカップの中にお湯を注ぎ、3分蒸らす
  4. 蒸らしたらティーバッグを取り出して飲む

ティーバッグタイプのハーブティーでも淹れ方によって本来のハーブの香りや旨味を引き出すことができ、お家で美味しいハーブティーを気軽に飲むことができます。ヨギティーは全てオーガニックハーブを使用しているので、自然そのままのハーブの素材を飲んでみましょう。

ライフスタイルに合わせたヨギティーを選んで素敵なティータイムを

ハーブティーは心身を整えることと、ストレス解消そしてリラックス効果がありますが、それ以外に多種多様のハーブを知ることができ、植物への知識が増えるだけではなく、自然界からの恵みへの感謝の気持ちも持てるようになります。

出勤前やティータイムの時間、そしてヨガやトレーニングの前後や就寝前など、自分自身でハーブティーを飲む時間帯を選び、それぞれのライフスタイルに見合ったヨギティーを飲む習慣をつけて穏やかで健やかな暮らしを目指しましょう。 

アロマセラピスト・コンテンツライター。主に女性向けメディアにて情報発信中。ヨガ歴は10年。その中でアーユルヴェーダの哲学に惹かれました。アロマとハーブを通じて明日の行動につながるきっかけになるような記事を書いていきたいです!
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