もくじ
メガネはおしゃれに差をつけるアイテム
昔、メガネは「やぼったい」「垢ぬけない」といった印象でした。しかし数年前からメガネはファッションアイテムのひとつとなり、どんどんおしゃれなものが登場しています。服装とメガネを合わせてコーディネートすれば、より一層おしゃれ感が引き立ちますよ。
またメガネを顔のトレードマークにする人も増えました。うまく使うと、印象的になったり、顔がグッと引き立ったりしますよね。
メガネにはたくさんの種類があります。レンズの大きさや色から始まり、フレームの太さ、材質、色など、様々な工夫がなされています。顔の骨格や好み、使用目的に合わせて選べば、もっとメガネを楽しむことができるでしょう。
メガネの際、メイクに悩む人が多いという事実
女性がメガネをかける際に悩むのが、メイクの仕方。ノーズパッドでベースメイクがよれたり、顔全体の印象がぼやけてしまったりしたことはありませんか?メガネなしの場合はあまり気にしていなかったことが、メガネをつけることによって悩みとして浮き上がってきますよね。
そこで今回はパーツごとにメイクのポイントやコツをまとめました。これからご紹介することを押さえてメイクをすれば、きっとメガネと顔のバランスがとれやすくなりますよ。
【パーツ別】メガネメイクのポイント
ここからはパーツ別に、おすすめのメイク方法やポイントをご紹介していきます。工夫次第で印象が大きく変わるため、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ベースメイクはヨレないよう工夫を
まずはベースメイク。悩みが多い部分です。
そもそもベースメイクが崩れる原因は、皮脂の過剰分泌、乾燥肌、ファンデーションの厚塗りなどが考えられます。これらを改善する方法として、まずはメイクする前にしっかりと保湿ケアを行っておくことが重要です。皮脂の過剰分泌は、もとをたどれば乾燥からきています。また乾燥した肌に直接ベースメイクをすると、肌に密着せず、すぐに浮いてきてしまいます。そのため普段からしっかりと肌の保湿を行っておくことが大切なのです。
毛穴やシミを隠そうとして、ついファンデーションを厚く塗ってしまう人も多いと思いますが、これもよれる原因のひとつです。時間が経つにつれてどんどん落ち、べっとりとした印象になってしまいます。
ベースメイクがよれないようにするためには、メイク崩れ防止下地を使用しましょう。特に脂性肌の人は、下地として薄く塗っておくことでかなり仕上がりが変わりますよ。
またファンデーションは自分の肌に合ったものをしっかりと選んでください。乾燥肌の人はファンデーションも保湿効果の高いものを選ぶとよいですね。
ファンデーションを塗るときは、平ブラシで薄く塗り広げるのがおすすめ。ムラなく仕上がるだけでなく、毛穴までしっかりとカバーしてくれますよ。何度も重ねたりせず、あくまで薄く広げましょう。パウダーファンデーションはスポンジで塗るイメージがありますが、薄く塗る際はブラシの方が均一に仕上がります。またファンデーションのあとには、軽くパウダーを重ねておくのもよいでしょう。
ノーズパッドのよれが特に気になる人は、当たる部分だけ硬めのテクスチャーコンシーラーを少し重ねておくと、さらによれが気にならなくなります。
アイブロウはフレームの種類で変えてみて
眉は色や太さ、角度などで顔の印象を大きく左右します。特にメガネをかける際は、フレームの位置と眉が近いため、顔とメガネをなじませるための重要なパーツのひとつであるといえますね。
まずはフレームの有無で考えてみましょう。フレームが太くしっかりとしたものは、アイブロウを薄めに仕上げ、あまり眉を強調させない方がフレームの存在感を引き立たせることができます。逆にフレームがない、または細いものは印象がぼやけがちなので、眉はしっかりめに描く方がバランスがとれます。
色をフレームに合わせてみてもよいでしょう。ヘアカラーにもよりますが、フレームが黒いものなら眉も暗めに、薄い色のものなら茶色っぽくすると、統一感が出て馴染みやすいですよ。
また眉の描き方もポイント。基本的にはフレームの形に沿うように描くとなじみやすいです。丸い形のフレームなら、眉もなだらかなカーブを意識してみましょう。四角いフレームならあまりカーブをつけず、すっと伸ばすように引くと、メガネとうまくマッチしますよ。
アイメイクは引き算が基本
多くの人が重視するであろう、アイメイク。メガネをかけない場合はしっかりと濃いめに仕上げる人もいると思いますが、メガネをかける際は引き算の概念で行った方がきれいに仕上がります。それでは、アイテムごとに詳しくポイントをご紹介していきます。
1.アイシャドウ
メガネをかける際、アイシャドウは基本的に肌馴染みのよい色を選びましょう。グリーン系、ブルー系などの色がはっきりしたものはその部分だけ浮いてしまいやすため、メガネをかける際はあまり向きません。
この前提をもとに、アイシャドウの入れ方もフレームの有無で考えてみましょう。フレームがしっかりとしたものは、アイシャドウを濃く塗ると目元全体の印象が重くなってしまいます。そのため薄いベージュなど、特に肌馴染みのよい色を選び、メガネなしの場合より少し薄めにつけると馴染みやすいですよ。
フレームがない、または細いものは、アイシャドウでしっかりと陰影をつけてあげることで、目元が引き締まります。少し濃いめのブラウンやピンク系、イエロー系のブラウンを使ってみてもよいでしょう。
2.アイライン
アイラインもフレームの有無が大きく左右します。フレームありの場合、アイシャドウを抑えめにした分、アイラインをくっきりと入れてあげると目元がきれいにまとまります。フレームに目が負けてしまわないよう、アイラインでしっかりとバランスをとりましょう。
フレームなし、または細い場合は、アイシャドウをしっかりめに入れた分、アイラインはあまり強調させなくても大丈夫です。アイラインをしっかりと引きすぎるとメガネが負けてしまい、せっかくのメガネの印象が台無しになってしまいます。
3.マスカラ
マスカラの悩みとして多いのが、まつげがレンズに当たってしまうというもの。これを軽減するには、まつげを前に伸ばすのではなく、しっかり上にカールさせるとよいでしょう。
ビューラーを使って、根元から毛先までしっかりと上げておきます。マスカラはウォータープルーフのものを使うと、にじみがより目立ちません。
また下まつげにポイントをもってくるのもおすすめ。下まつげならマスカラを塗ってもレンズにつくことはほぼなく、目の印象もグッとアップしますよ。
チークはメガネと肌のつなぎ役
メガネをかけると、フレームによって顔色が暗く見えてしまいがちです。そこでチークを使い、血色をよくすることで、表情も明るく見せることができます。
チークは「いつもよりやや下、薄め」を意識してつけてみましょう。頬の上の方にのせてしまうと、フレームと重なってぼやけた印象になってしまったり、せっかくのチークによる可愛さが半減してしまったりします。
メガネのフレームの下端に合わせ、ふんわりとぼかしてのせることによって、メガネと肌の境目をうまくつなげてくれます。少し斜めにのせれば知的でクールな印象に、丸くのせれば可愛らしい印象になりますよ。
またチークの色ですが、これも肌馴染みのよいものがおすすめです。肌から浮いた色をのせてしまうと、メガネとのバランスがとりづらくなってしまいます。ベージュ系や薄いピンク、オレンジ系で肌色に合ったものが最も使いやすいですよ。青みがかったピンクなどは浮きやすく、メガネとは合わせるのが難しいことが多いです。
リップはフレームの種類や色を意識するとgood
リップをあまり強調したくない場合は、肌馴染みのよいベージュ系やブラウン系にすると大人っぽく、落ち着いてみえます。しかしアイメイクやチークを全体的に抑えめにしている分、メガネと重ならないリップは少し遊んでみると楽しいでしょう。
メガネのフレームや色とリンクさせると、よりおしゃれ感がアップします。おすすめの組み合わせとして、黒フレームには赤系のリップを合わせるとくっきりと印象的に、茶系のフレームやべっこうのメガネにはオレンジ系のリップを合わせると、同系色なので顔のまとまりがよくなります。また大きめのフレームやメンズライクなメガネにピンク系のリップを合わせると、ギャップで可愛さが引き立ちますよ。
リップライナーで輪郭をはっきりさせマットなリップをつけると、グッと引き締まって知的な印象になります。つや感のあるリップをつけると、メガネでも可愛らしさを引き出すことができますよ。
メガネをかけながら様々なリップを試してみて、好みの組み合わせをみつけてみてくださいね。
メガネに似合うメイクをマスターして、もっと可愛く♡
メガネとメイクの相性が悪くて悩んでいた人、いつもメガネをかけているけどメイク崩れに悩んでいた人は、ご紹介したようにメイクの仕方を少し変えてみてはいかがでしょうか。もしかするともっと快適なメガネライフを送ることができるかもしれません。
またメガネをかけたことのない人も、これを機に伊達メガネなどを取り入れ、ぜひおしゃれの幅を広げてみてください。知らなかった自分に出会うことができるかもしれませんよ。
おしゃれアイテムとして定番となったメガネ。自分の顔とメガネに合うメイクをマスターし、もっとおしゃれを楽しみましょう!