もくじ
現実的に人生が詰まってしまうこと、特に問題がないようには見えるけど心の中でストレスを感じていること、何が原因か分からないけど気分が良くないこと。
人生生きていれば、本当に色々なことがあります。
現実的に対処できることなのか、その余力があるのか、それとも気分だけがついて行けなくて、焦っているのか。
そんなことのすべてが面倒な時もありますね。
今回はそんなふうに人生の停滞を感じる時に、「やってみれば気分が変わって前向きになれるかも…」という11の方法をご紹介します。
何だか最近上手くいかない…そんな時はどうしている?
よかれと思った行動が裏目に出ることは時々あります。
数回までは我慢できて、前向きな気持ちをなんとか保っても、幾度となく続くと「もう全部ヤダ!」となりがちです。
それが1日だけのことならまだいいのですが、長期単位でマイナスループが続くとモヤモヤが蓄積してしまい、自己イメージは下がりやすくもなりますね。
そのような時はどうしていますか?腰を据えて状況をじっくり見直したり観察したり、また逆にその悩みを追いやり、別のことに集中して忘れるという方法もあります。
立ち上がれないような長期的なやる気のなさもあります。でも多分、自分が思っているよりもそれでいいのでしょう。
起きうるできごともさまざまであれば、受け手側のとり方もさまざま。
頭で「こうすればいい」と分かっていてもどうしても動けない時があり、動けない自分に嫌気がさしてまたループ、というのも、思っているより多くの人が感じていることかもしれません。
気力がまだ残っている時にできること、何一つやりたくない時にできることは大きく違います。
問題そのものより、それがきっかけで停滞する「気分」の方が厄介なことが多々ありますね。
気分の矛先をプラス方面に向かわせること、自分を追い詰めることなく、適切に甘やかす方法を知っておくことはとても大事です。
それにはどのような方法があるのでしょうか?
1…断捨離
自分の部屋を見渡してみましょう。部屋は片付いていますか?それとも結構乱れていますか?
ピカピカだったとして気持ちは元気ですか?
一般的に、部屋の状態は自分の心の状態を現すとよく言われます。
やる気がない時は部屋が汚れるし(そしてガッカリしてまたループ)、前向きな時は綺麗な状態ということが多いのでしょう。
現実的な問題があり、エネルギーはあるけど動き方が分からない、というような場合、部屋を見渡してみて余計なものがあるのであれば断捨離してみることをおすすめします。
さまざまな、人生をうまくいかせるためのための自己啓発本が浸透してからもう10年以上経つと思われます。
断捨離その他、概念そのものを変えるアイディアと理論付けはそれなりに馴染み深く、頭では「もう分かった」と思う人もいるでしょう。
それでも元気があれば、所持品を要るものと要らないものに分け、然るべき処理ができた時にはものすごくスッキリします。
まだ使えるもの・新品同様のものは使い回しして小銭が入れば一番いいですが、それなりには時間がかかるもの。
思い切って寄付(リサイクルショップなど)してしまうと、小銭にはなりませんが一番手っ取り早くスッキリするかもしれません。
2…掃除
続いておすすめなのが、これも多少元気であれば…という前提ですが、掃除です。
部屋の掃除でももちろん良し、キッチンや水周り・トイレ・玄関など自分の住む家ごとにさまざまなスペースがあります。
カップの茶渋をとる、などでもいいのです。何かひとつのパートを集中して綺麗にすると、自分の心を疲れさせる思考から逃れることができます。
やる気が少ない時は鏡などすごく小さいものでも。それも面倒な場合はおすすめ項目の10に飛びましょう。
3…ヨガや軽い運動
身体はとても元気なのに、気分が滅入っているせいで勝手に酷い状態と決めつける思考パターンが存在するケースも少なくありません。
何もしたくない、という時は何もするべきではなく、じっとしながら陰鬱な・もしくはイライラしている文句を心の中で唱えているしかできない時間もあることが大人になると分かりますね。
そのような時間に隙間があれば、ちょっとYoutubeを観ながらベッドでできる足だけの運動でもしてみましょう。
腹が立ちながら・憂鬱な気分でいながらできることもあります。
そんなちっちゃな運動が何になるんだと思いますね。まぁでも一応やったな、というくらいの感想は持てます。
それがその時何になるかというと大きなことではないのでしょうが、ある程度時期をこなすと、まあ自分はこれくらいはするしできるんだな、という道ができます。
もう少し動ける気分であれば、自分が気持ちいいと感じる身体の動きを取り入れてみてください。
ストレッチポールやヨガなど、身体がのびて気持ちがいいので、気分的にも伸びやかになります。
ストレッチポールなどは、乗って寝転ぶだけでも気持ちがいいですね。
4…日記など、紙に色々書く
スマホのメモ欄に何か思ったことを書きなぐってもいいのですが、実際に紙とペンで日記でも感情でも書く方法をおすすめします。
感情の放出という点ではスマホも紙も同じですが、紙にペンで書くというのは筆圧も字の大きさもダイレクトな感情をぶつけられます。
紙に書くことを続けていれば、スマホ脳になっている人でもじっくり考えられる時が来ると思われます。
要は自分の考えを整理出来ればいいのですが、スマホが浸透して逸らす方向への誘惑があまりにも大きい現在は、紙と自分の脳の働きに任せておけるならばそちらの方が早くスッキリしやすいのです。
落ち着いた時でもいいし、激情の時でも、淡々とした時でも紙に書き連ねれば、ある程度考えがまとまるきっかけになると思われます。
5…映画を観る・本を読む
自分が楽しく生活していた時に好きだった映画や本を観て、リアルな感情を呼び起こすのもおすすめの方法です。
その頃特別好きだったわけではなくても、その頃の空気感は思い出せるもの。そして同時にその頃の自分がどんな感情だったかをすぐに思い出すことができます。
映画や本は(本は特に)、その物語の状況とそれを観ていた(読んでいた)自分の感情とリンクすることが多いので、自分の希望を未来予想図に投影することができます。
映画でも本でも、物語には空気感がありますね。その世界に没頭し、物語が終わる頃には気分が変わっているでしょう。
6…ヘアサロンに行って髪を整える
やる気がない時は、食事のように毎日必要な行動以外が後回しになりがちです。
髪のお手入れも毎日のルーティーンのひとつではありますが、「こんな髪型にしたい!」というような前向きな気持ちではなく、惰性で面倒がりながら行うような時もあります。
なんかあまり楽しくないな~という時は、ヘアサロンの予約を入れてみてください。
人の手で自分の身体の一部でもケアしてもらうのは、マッサージもそうですが癒されることです。
大幅に切ったり髪型を変えたりしなくても、シャンプーとトリートメントだけでも気持ちが変わります。
髪が綺麗になって気分が悪くなる人はそうそういません。サロンやシャンプーは良い香りもして癒されます。
同じように、ネイルサロンやマッサージなどもいいですね。
7…神社へ行く
ツイていない時、悪縁を断ち切りたい時、初詣、良縁を願う時など私たち日本人は神社仏閣へ手を合わせることがよくあります。
パワースポットの呼び声高い、全国から人が訪れる神社仏閣も全国に点在していますね。
旅行にお参りを兼ねることはとても良いアイディアであると思いますが、遠方まで行けないような時は、自宅から行きやすい近くの神社にお参りすることもおすすめです。
本来自分の希望を願うのではなく、神様に向かって日々の感謝と宣言をする場所であるのでしょうが、綺麗に整った静かな環境でお参りやお願いする時間をとることで、何もしないより気持ちがすっきりするでしょう。
8…良い香りのものを取り入れる
ハーブやアロマ、香水、石鹸やシャンプーなど何でもいいのですが、すごくいい香りのものはちょっと人を幸せにしてくれます。
自分の大好きな香りであることがとても大事。
音楽と香りは、それまでまるっきり忘れていたようなことを瞬時に思い出させるようなことが度々あります。
全然好きではなかった香りを突然大好きになることもあれば、何となく飽きることもあります。
その時すごく好きな香りを身につけるか、生活に取り入れてみましょう。
9…瞑想・深呼吸する
瞑想には色々なやり方があり、特に慣れない頃はこれであっているのか分からず、あれこれ余計なことがどんどん浮かんできたりそのまま寝てしまったりということがよくあります。
手先が器用な人は何か手作業で集中して創作をしているような時に、夢中になって時間を忘れるような体験をしたことがあるかもしれませんが、それも一種の瞑想状態といえます。
瞑想の最大の敵は「思考」です。目を閉じて明るすぎない静かな環境の中、呼吸だけに意識を置くことに集中してみましょう。
呼吸は深呼吸で時間をかけます。秒針の音を聞きながら、1呼吸10秒ずつ行うのを3~5分集中して行うと、呼吸自体が気持ちよくなります。
集中が切れて頭の中のおしゃべりが始まったら、気づいた時点でまた呼吸に意識を置くことを繰り返すのです。
瞑想用の音源などはYoutubeにも多数あるので、周りの刺激するものを遮り、短い時間でもいいので思考のおしゃべりをシャットアウトしましょう。
うまくいった時はとてもすっきりするので、その感覚が掴めれば習慣になりやすいでしょう。
10…ホ・オポノポノをやってみる
ホ・オポノポノというのはハワイの伝統的な問題解決の方法のことです。
人間の顕在意識は全体の5%ほどという氷山の一角で、潜在意識は95%といわれています。
ホ・オポノポノはこの潜在意識に自分の記憶のすべて(良いものも悪いものも)があり、クリーニングされるまで悪い記憶が繰り返されるため、クリーニングをしましょう、というものです。
方法としては、自分の嫌な感情であれ、現実的に嫌なできごとであれ、それは記憶のせいととらえ、「愛しています」と唱えるだけというシンプルさ。
感情を込める必要がなく、ただ次々に湧く気持ちやできごとに対して呟くだけ。
本来「ありがとう・ごめんなさい・許してください・愛しています」という4つの言葉を呟くのですが、「愛しています」だけでもいいようです。
ものすごく簡単にいえば、潜在意識のウニヒピリ(インナーチャイルドのような存在)が抱えている嫌な記憶・感情をクリーニングすれば外側の状況が変化していく、というものです。
何もしたくない、動けないし嫌な気分に苛まれているだけ、という時にもできる前向きなアプローチです。
行動は本当に簡単なのですが、どのような考え方なのかを理解した方が腑に落ちるので、1冊本を読むか、ネットで情報収集すると「なぜそうするのか」がわかるので、興味があれば見てみてください。
11…ホテルステイをする
今はコロナ禍なので、遠方へ旅行などしづらいですが、生活圏ではない近場でホテルステイをするのも、気分を変えるのにおすすめの方法です。
環境を変えて、デパ地下や好きなお店のおいしいものとお酒などを買い込んで、好きなことだけする時間はとても楽しいですね。
自分だけの空間で思うままに過ごし、バスタブにお湯を張って入浴剤を入れ、パックをしたりケアをしたり、好きな音楽を聞いたりしていると気持ちがフレッシュになります。
できれば2泊できるとよりのびのびできて最高です。
最近はビジネスホテルでも、とても綺麗で広めなところが結構あり、女性一人でのびのび過ごすにはうってつけ。
適度に身体を動かし、好きなことをして身を任せよう
人間は感情を抑えればモヤモヤするし、何をどうしていいのか分からなけらばパニックになったりします。
さまざまなポイントで気分が落ちたり、マイナスのループにはまりこんで拗らせたりすることが多々あり、厄介ですね。
ずっとモヤモヤしているだけでも別にいいのですが、そんな時でもできることがあり、続けているうちに気分が変わったり、その結果良いものに出会うこともあります。
まずは自分の心の状態に気づくことです。
自分は今気分が悪いんだ、憂鬱なんだということに気づくだけでも、少し気が楽になり、気の向かう先が変化してきます。
ぜひこの記事を参考に、自分の心身が快適に感じるものや好きなもの・ことを取り入れ、良い気分の時間を増やしていきましょう。