キャンプ/アウトドアで持っておきたいキッチンツール10選!実用性を備えたおすすめツールをご紹介

コロナ禍の今はアウトドア需要が高まっています。BBQやキャンプなど、自然の中で過ごす人も増えていますね。実用性があり、気分も高まるキッチンツールとおすすめの使い方をご紹介します。

コロナ禍以降、以前より外出するならば「アウトドアで人と密にならず過ごしたい」と考える人は大幅に増えたのではないでしょうか。

近年はそれでなくともキャンプ需要が高まっており、一人で楽しむソロキャンプにはまっている人も少なくありません。

アウトドアライフに興味のある人のため、持っているとよりアウトドアでの食事シーンを楽しめるおすすめのキッチンツールをご紹介します。

BBQやキャンプは楽しくておいしい!ハマると欲しくなるキッチンツール

BBQやキャンプなど、アウトドアでの料理が関わる外出だと、不慣れな人にはちょっと敷居が高く、最低限何を用意するべきかよく分かりません。

BBQができるスポットはさまざまあり、ほとんど手ぶらで参加できるところもあれば、最低限の道具しかないところもあります。

コロナ禍でのBBQスポットやキャンプ場では密にならないよう対策が充分されていることが多く、気持ち的にも安心で、しかも自然と触れ合うことができ、外での食事も何だかとてもおいしく感じるものです。

アウトドアライフにはまって必要な道具を買い揃えていくと、あれもこれも…とどんどん欲しいものが増えていきます。

せっかくアウトドアで料理するんだからしっかりした道具を用意して特別な料理をしたいと考える人もいれば、なるべく身軽で、それほど手をかけず簡易的な食事で満足という人もいますね。

まずは簡単な道具を持って出かけ、アウトドアでの食事を楽しみましょう。はまりそうだな!と思ったら、少しずつ欲しいアイテムを揃えていくのがおすすめです。

アウトドア慣れしていない人はコンロ使用が楽

BBQやキャンプというと、火を起こして薪をくべて火加減を調節して常に火の番をして…というイメージがありますね。

慣れた人がいればいいのですが、不慣れな人が集まったりすると時間がかかり、火加減の調整もとても難しく、せっかく料理したのに焦げた…とか火加減ばかりに気を取られる、ということになりかねません。

不慣れではあるけどそれなりに楽しく料理したい・おいしいものを食べたいという人にもっとも簡単でおすすめの道具は、カセットコンロ+いつも使っているフライパンや鍋です。

カセットコンロ+ガスボンべ

自宅で鍋などを囲む時にガスボンベをセットして使うカセットコンロが1台あると、アウトドアでも本当に便利。

ガスコンロと同じ使い方ができ、火力の調節も楽ちんです。料理だけでなく、ちょっとお湯を沸かしたりする時も何かと手軽で使いやすいです。

宿泊キャンプの場合、夜中に星を見ながらお酒を飲んだり、暖かいものが飲みたくなったりします。

そんな時にお湯を簡単に沸かせる道具は大活躍です。災害時にも使えますし、ボンベとともに1台あるといいですね。

コンビニなどでよく見かけるガスボンベは、気温20~25度で強火で使い続けた場合、1本につき70分ほど使えるとのこと。

アウトドアでどのくらい使用したいかにもよりますが、予定より少し多めに用意しておきましょう。

シングルバーナー/ツーバーナー

バーナーは燃料となる缶をセットし、着火することで湯沸かしや料理ができるものです。

シングルバーナーは火口が1つ、ツーバーナーは火口が2つあります。

車でBBQやキャンプに向かえる人は多少荷物が増えてもいいですが、山登りもしながら…なんていう状況であれば、なるべく荷物を少くしたいものです。

そんな時にはコンパクトなシングルバーナーがおすすめです。

さまざまなメーカーで販売されていますが、ガス式CB缶・ガス式OD缶・ランニングコストの良いホワイトガソリン缶のどれを使うのか、などある程度調べる必要があります。

ガス式CB缶は普段よく目にするガスボンベ。ガス式OD缶はアウトドア用に作られたものです。

慣れていないけどちょっとアウトドアならではのものを使ってみたい、という人は点火装置が付いたガス式CB缶を使うタイプを選ぶと気軽かもしれません。

ツーバーナーは火口が2つあるので、それなりの大きさがあります。アウトドアにちょっと慣れて料理もたくさんしたい、でも楽に使いたいという人におすすめです。

こちらも燃料缶がシングルバーナー同様3種類あるので、気軽さを求める人はガス式CB缶を使うタイプで、自宅のコンロやカセットコンロと同じ使用感で使えるものだとストレスがありません。

スキレットやストウブ鍋などがあればおいしく・見た目もかわいい

「キャンプ飯」と聞くとワクワクしますね。

アウトドア派でなくても料理や食べることが好きな人だと、アウトドアでちょっとおしゃれなキッチンツールがあると気分がたいぶ盛り上がります。

スキレットがあればちょっとしたグリルはもちろん、アヒージョやチーズを丸ごと焼いたり楽しめ、さらに見映え的にもテンションが上がります。

要はフライパンとして使えるもの・煮込みとして使える鍋があればかなり料理の幅が広がります。

それとお湯を沸かすものがあれば、アウトドアに不慣れな人にとって快適な時間となるのです。

フライパンの役割を果たすのがスキレットであれば、煮込みに使えるおしゃれツールはストウブやル・クルーゼなどの鍋。

自然の中で時間をかけて料理するのも楽しいものです。

初心者でもテンションの上がるアイテムがあれば楽しい

アウトドア派でなくても、おいしいものや料理が好きだったり、好きな道具があればワクワクしたり、何となく屋外で夜中に飲むお酒や早朝のコーヒーが楽しみになったりする人は少なくないのではないでしょうか。

重さを気にせず運べる手段があれば、ツールは自分にとって使いやすいもの・テンションの上がるものを持っていけばより楽しめます。

お気に入りのコーヒー豆を好きなカップで飲むのを楽しみにする人も多いでしょう。

筆者は完全なインドア派ですが、誘われたキャンプに鉄瓶やストウブ鍋やお酒やコーヒー豆・好きな琺瑯マグを持ち込んだらとても楽しめました。

本格派は炭火で楽しむ

アウトドア派は焚き火の上での調理をしっかり楽しんでいます。火の番をしながら火力を調整し、アウトドアならではの本格的な調理です。

ダッチオーブン

ダッチオーブンとは、金属製の分厚い蓋付きの鍋で、蓋の上に炭火を置いて調理できるものをいいます。

蓋の上に炭を置くことで上下から熱が加えられるため、まるでオーブンのような感覚で調理できる鍋で、パンやピザ・ローストの肉・煮込みなどがとてもおいしく仕上がります。

カレーやビーフシチュー・豪快な肉の煮込み・パエリアや炊き込みご飯などさまざまに利用されているのでしょうが、なんといっても炭火で調理されるおいしさがあり、いかにもアウトドアという感じで夢の広がるキッチンツールといえます。

焚き火の中に直接入れて調理もでき、調理法も煮る・焼く・燻す・揚げる・蒸らす・炒めると万能なので、アウトドアの花形ですね。

焚き火台+スタンド

アウトドアでの楽しみのひとつとして焚き火は外せません。

料理を炭火でするかコンロを使うかはそれぞれ好みで選べばいいですが、夕方から夜にかけては焚き火を囲みながら過ごしたいですね。

都会の屋上でも、自然の中でも何となくがあれば見つめてしまいますし、癒されるものですね。

そんな焚き火が簡単にできる焚き火台はさまざまなアウトドア用品メーカーで販売されていますが、焚き火台にスタンドをセットし、その上に網や鉄板などを置けば、焚き火を見ながらお湯を沸かしたり、調理することが可能です。

秋冬などの寒い時期は特に、アウトドアライフでは焚き火が欠かせません。火の近くから離れたくもないですね。

こじんまりした焚き火周りの省スペースで、必要な時に網を起き、さまざまなツールを使って調理できるのはとても魅力的です。

調味料ラック&テーブル

キャンプなどに行くと、キャンプスペースをさまざまな道具類でカスタマイズし、とてもおしゃれに演出している人を見かけます。

テントとタープを張り、テーブルと椅子を並べ、その脇には調味料ラックやちょっとした棚を置き、ランタンを吊るし、焚き火台があり、まるでアウトドアカフェのようなおしゃれさです。

アウトドアにはまってくるとキッチンツール周りだけでも欲しいものがあれこれ出てきますが、特に快適に調理をするために必要なのが、適度な高さのテーブルです。

そしてそのテーブルの上なり横なりに置くちょうどいい高さの調味料ラックがあると、グンと快適になります。

座り調理なのか立ち調理なのかで快適な高さは変わってくるのですが、食材の下処理をしたりカセットコンロやツーバーナーなどであれば使いやすい高さの置き場所が必要です。

さまざまな調味料を自宅から運ぶ時に、自分好みのサイズでさらに場所も取らないような工夫がされていれば、何かとスマートです。

好きが高じて自分仕様に手作りする人も。

楽しみ方はそれぞれ。ハマると欲しくなる

一昔前のアウトドアでの食事というと、カレーと飯盒炊飯で炊いたご飯とか、肉と野菜のBBQが大定番でしたね。川沿いであればそこに魚の塩焼きです。

しかし現在は調理の場所がアウトドアというだけで、本当に手の込んだ料理をさまざまなキッチンツールで楽しんでいたり、ものすごく手軽で手をかけず・でもアウトドアならではの調理を楽しんでいたりとさまざまです。

日帰りのBBQスポットでも、BBQはメインであるけれどちょっとしたおつまみになるものを複数用意したりと、個人ごとでバリエーション豊かに楽しんでいます。

この項では、アウトドアでの調理自体を楽しめる小規模なキッチンツールを複数ご紹介します。

飯盒・メスティン

飯盒は小学校や中学校での自然教室のようなアウトドアでの宿泊体験の時に多くの人が経験したであろう、そら豆のような形をした炊飯道具です。

飯盒炊飯とは飯盒を使ってお米を炊くこと、飯盒炊爨(すいさん)とは飯盒を使ってさまざまな調理をすることをいいます。

携行可能なアルミ製の調理器具で、白米を炊くのをメインに使用する人が多いですが、他の調理をさまざまに楽しむ人も少なくありません。

メスティンは長方形型です。

お米を炊くといっても、白米だけではなく缶詰を入れて簡単な炊き込みご飯を作ったり、蓋の部分で具材を調理して、本体部分でお米を炊いて丼にしたりとアイディア次第。

本体部分でパスタを茹で、レトルトソースと絡めたりと活用でき、アウトドア気分を存分に楽しめます。

シェラカップ

特にコレ!という絶対的なものではないのに、あるとやけにアウトドアで重宝されるのがシェラカップです。

チタンやステンレスなどの素材でできており、扱いが楽で錆びにくく、使い回しでき、コンパクトに収納ができます。

調理器具としては焼く・煮る・炒める・沸かすなどさまざまに対応がきき、食器としても利用でき、軽量カップとして、お玉として、バーナーの風よけとしてなどとにかく便利。炊飯もできますよ。

サイズがたくさんあるのでいくつかあればさまざまなシーンで扱いを気にすることなく使えます。

ホットサンドメーカー

ホットサンドメーカーは簡単にホットサンドを自宅やアウトドアで楽しめるとして人気がありますが、ホットサンド以外にも使える用途が結構あるので、あるとより楽しめるキッチンツールといえます。

食パン2枚に具材をたくさん挟み、カリッと縁がくっついたホットサンドはアウトドア料理で人気の一品ですね。刻印が刻まれるのも楽しいです。

上下が外せるタイプであればキャンプ場での朝ご飯にウィンナーと目玉焼きをそれぞれ焼いたり、おにぎりを挟んで焼きおにぎりにしたり、肉まんを挟んで焼いたり。

挟むもよし、小型のフライパンとして使うのもよしです。

最近では大きく切ったナスに油を塗り、ホットサンドメーカーで挟んで焼くとトロトロになると話題になりましたが、少ない油で本当にトロトロになりました。

上下を離せるタイプ・直火に当てられるタイプを選ぶと自宅でもアウトドアでもさまざまに活用できます。

100均で購入できる、あるとより便利なものは?

ここ最近は特にコロナ禍ということもあり、アウトドア需要が高いため、100均でも便利に活用できるさまざまなアウトドアでのキッチンツールが販売されています。

  • 紙皿数種類
  • 焼き網
  • トング
  • ホイルとラップ
  • 割り箸・使い捨てカトラリー
  • ゴミ袋
  • さまざまなものを引っ掛けられるクリップ
  • タワシやスポンジ

かわいいお皿を揃えてアウトドアに臨みたい人には無用ですが、なるべく洗い物を減らしたい人にはおすすめなのが数種類の形状の紙皿と、使い捨てできるカトラリーや割り箸です。

焼き網は焚き火台などの上で使えるし、トングは食材をひっくり返したり、炭を置いたりと何かにつけて便利です。

ゴミ袋は自宅にあればいいですが、最近は有料化となっているので、気にせず使える量があれば困ることがありません。

クリップは、たとえばテントやタープの金具に挟んでおけば、そこに簡単なゴミ袋やタオルやランタンなどかけられるのであると便利です。

アウトドアでの食事は多様性の時代!好きなアイテムを用意して楽しもう

前述しましたが、今は本当に個人の趣味や好きなスタイルで、バリエーション豊かなアウトドアライフを過ごしています。

インスタグラムやYoutubeなどのSNSでも、個人で工夫して好きなキッチンツールを使い、それぞれの楽しみ方が紹介されています。

アウトドア派でなくても、コロナ禍で家族や友人に誘われてキャンプやBBQに行ってみたという人も少なくないでしょう。

ちょっとの面倒さがあってもテンションが上がるツールがあれば、自由に楽しむことができます。

ぜひお気に入りのキッチンツールを見つけ、自分なりの楽しいアウトドアライフを送ってみてください。

ゆっくりとした深い呼吸を意識しながら身体を動かすヨガ、自然由来のコスメやスキンケア、身体に優しく美味しい食事を生活に取り入れて、本来の人間の力を引き出すことを日々実践しています。
神秘的な自然治癒力に興味津々!