陶芸体験ができる東京のおすすめスポット7選!選び方と楽しむためのコツも一緒に伝授します

おうち時間が増え、自宅で食事をする機会が増えている今、食器にもこだわりたいという人が増えているようです。そんな人におすすめしたいのが、オリジナルの器を作ることができる「陶芸」。陶芸体験にチャレンジして、世界にひとつだけの作品を作ってみませんか?今回は、東京で陶芸体験ができるおすすめスポットを7つご紹介します。

陶芸体験ってどんなもの?

陶芸体験とは、工房や教室などで講師のサポートを受けながら陶芸にチャレンジできるもの。どんなものを、どんな材料で作るかは施設によってさまざまですが、お皿やお茶碗、湯飲み、箸置き、花瓶など自分の手で作ることができます。

所要時間としては、半日~1日ほどかけてろくろや手びねりで成形を行う施設もあれば、素焼きされた器に30分ほどで絵付けのみ行うなどの手軽なプランを用意している施設もあります。ただし、どのプランであっても作品を当日持ち帰ることはできません。成形・絵付けののち、乾燥・焼き入れの工程があるため、作品の完成までには1カ月~1カ月半ほどかかる場合が多いようです。

陶芸体験でできることは主に3つ

陶芸体験でできることを3つあげてみました。

子どもも楽しめる絵付け!

前述のとおり、すでに出来上がった器などに絵柄や模様、文字などを入れることを絵付けといいます。絵付けは、器やオブジェに自由に描くだけなので、失敗の心配がほとんどありません。陶芸初心者はもちろん、ものづくりが苦手な人や幼い子どもでも楽しめます。

比較的簡単に形成できる手びねり

手びねりとは、作業台や台座の上で粘土をこねて作ること。手びねりは、粘土工作のようにどんな形でも自由に作ることができるのが魅力です。所要時間は2時間ほどと多少長めですが、作業自体は比較的簡単なので、陶芸初心者でもチャレンジしやすいのが特徴。

キレイな器が作れる電動ろくろ

電動ろくろとは、回転する力を利用しながら器を成形するための器具のこと。電動ろくろを使えば、美しく実用性の高い器を作ることができます。作り手の技量によって所要時間も変わってきますが、茶碗や湯飲みなどのシンプルな器であれば、30分ほどで作れますよ。

陶芸体験の選び方のポイント

陶芸体験とひと口に行っても、プランや費用はさまざま。そこで、陶芸体験を選ぶ際のポイントをまとめました。

何が作れるかをチェックしておこう

陶芸体験で作ることができる代表的なものは以下のとおり。

・茶碗
・湯呑
・お皿
・マグカップ
・ジョッキ
・徳利
・花瓶
・オブジェ など

工房や教室によって、チャレンジできる作品の種類が異なります。陶芸体験を行う施設の公式サイトやパンフレットなどで、自分が作りたいものが作れるかどうかを確認しましょう。

費用や開催日も確認

陶芸体験の費用は、お手軽なもので2000~5000円前後、じっくりと時間をかけて作成するプランで、5000~10000円前後が一般的です。ただし、同じ施設であっても、チャレンジする作品によって費用は変わるようです。

開催日については、平日に1~2日の休業日を設けている施設が多く、土日でも陶芸体験を開催している施設がほとんど。中には、第1回:器の成形、第2回:高台削り(器の裏側を削る)、第3回:絵付けといった具合に、工程を複数回に分け、数日かけて陶芸体験を行う施設もあります。各施設のプランや開催日を確認してみてください。

陶芸体験をより楽しむためのコツ

陶芸体験をより楽しむ、よりスムーズにするためのコツを2つご紹介します。

汚れてもOKな服装で行く

陶芸は水と土を扱うため、汚れるのが大前提。特に電動ろくろを用いるプランの場合、洋服が汚れることは避けられません。そのため、汚れても良い服装で参加するのがおすすめです。
またろくろは足を開いた姿勢を取るため、スカートはNG!動きやすい、パンツスタイルにしましょう。トップスも半袖や腕まくりできるものが適しています。

爪は短く切っておくのがおすすめ

陶芸では、成形の過程でどうしても爪の間に粘土が入り込んでしまいます。爪を短くケアしていれば、爪の間に入った粘土もすぐに洗い落とすことができますが、爪が長いとそう簡単に汚れを落とすことができません。また作っている最中の作品に長い爪がひっかかり、デザインが崩れてしまう可能性も。
陶芸体験の前には、爪を短く切っておきましょう。

陶芸体験ができる東京のおすすめスポット7選

東京で陶芸体験を行っているイチオシの施設を7つご紹介します。

【港区】Shiyu 私游

【港区】Shiyu 私游
出典:Shiyu 私遊

「Shiyu 私遊」は麻布にある隠れ家的陶芸アトリエ。特定のカリキュラムはなく、作りたいものを作ることができるのが魅力です。1回コースの陶芸体験では、電動ろくろを使用し、800gの土で好きなものを作ります。土800gとは、茶碗と湯呑をひとつずつ作ることができるくらいの量だそうです。エプロンなどの貸し出しもあるので、気軽にチャレンジしてみては?

・作りたいものを作れる!
・女性オーナー
・麻布十番駅より徒歩10分/赤羽橋駅 中之橋口より徒歩30秒
施設名 Shiyu 私遊
住所 東京都港区東麻布1丁目
定休日 水曜日(夜の部は時々不定休)
コース 陶芸体験
1人1回(2時間)5500円(税込)
土(800g):1100円(税込)
電動ろくろ:1時間(無料)
作れるもの 作りたいものを作れる

Shiyu 私游

【港区】白金陶芸教室

白金陶芸教室
出典:白金陶芸教室

「ゼロからの陶芸入門」という陶芸の技法書を出版している陶芸教室。初心者へのレクチャーやサポート体制が万全なので、特に陶芸初チャレンジの人におすすめです。また「白金陶芸教室」の陶芸体験は、コース選択の自由度が高いのも人気の理由。成形だけ、成形+削りまで、成形+削り+色付けまでなど、陶芸スキルややりたい工程に合わせてコースを選ぶこともできます。

・陶芸入門の技法書を出版!
・陶芸初心者でも電動ろくろ・手びねり体験が可能
・道具・エプロンなどは全て無料貸し出し
施設名 白金陶芸教室
住所 東京都港区白金5-13-4
定休日 水曜日(祝日の場合は10:00~18:30まで営業)
コース 1日体験:3960円(税込)+焼成費
2日コース:9700円(税込)+焼成費
3日コース:9300円(税込)+焼成費
※焼成費は作品の大きさによって異なる
作れるもの 茶碗、湯呑み、どんぶり、コーヒーカップ、パスタ皿、カレー皿、花瓶など

白金陶芸教室

【港区】うづまこ陶芸教室

うづまこ陶芸教室
出典:うづまこ陶芸教室

「うづまこ陶芸教室」には、1時間の陶芸体験プランがあります。時間内で約2~4作品を作り、その中から焼きたい作品を選ぶというもの。まずは、粘土で形を作るステップだけをやってみたいという人にぴったり!
またオンライン陶芸体験、絵付け体験コースも人気です。事前に送られてきた絵付けキットを使い、オンラインレッスンを受けながら絵付け体験を楽しむことが可能。小さな子どもがいる方や自宅でできる趣味を探している人などは、ぜひ体験してみてはいかがですか?

・1時間で約2~4作品を作るお手軽プランあり
・google meetを使ったオンライン陶芸体験が人気
・親子・カップルなどにおすすめの陶芸体験プランも!
施設名 うづまこ陶芸教室
住所 東京都港区芝3丁目29-11 清水ハウス1階
定休日 なし
コース 1日陶芸体験:1時間3850円(税込)+焼き代(電動ろくろor手びねり)
子ども陶芸体験:1時間3850円(税込)+焼き代(電動ろくろor手びねり)
※焼成費は作品の大きさによって異なる
オンライン絵付け体験:約1時間半 3850円(税込)+1点につき1650円(税込)
作れるもの 茶碗、徳利、ビアマグ、丼、一輪挿し、四角いお皿、サンマ皿、取っ手付きのコーヒーカップなど

うづまこ陶芸教室

【大田区】陶芸工房 土花 

「陶芸工房 土花(つちはな)」は、東急大井町線・目黒線大岡山駅から徒歩3分の好立地にある工房です。陶芸体験は土日祝日に開催されているので、参加しやすいと好評!また体験回数も1~3回の中から選べ、1回目は手まわしろくろで形作りまで、2回目は底部分の削りと仕上げまで、3回目は色付けまでと好みに合わせて選べます。
ちなみに公式オンラインショップでは、工房で作られた作品を購入することも可能。

・陶芸体験は土日祝の予約制
・1~3回の中から好みの体験回数が選べる
・公式オンラインショップあり
施設名 陶芸工房 土花
住所 東京都大田区北千束1-55-7 マコトビル1階
営業時間 月~金:14:00~19:00
土・日:10:00~19:00
※陶芸体験は土日祝の予約制
コース 1回体験:3800円(税込)/約2時間
2回体験:5500円(税込)
3回体験:6600円(税込)
作れるもの 湯呑・茶碗・マグカップ・お皿(15cmくらい)など

陶芸工房 土花

【目黒区】千秋工房

千秋工房
出典:千秋工房

「千秋工房」のモットーは、「個人主宰の中規模な教室だから出きる事」。生徒4、5人に対して1人の講師がレクチャーを行うため、初心者でも安心して陶芸にチャレンジできます。人気が高いレギュラー体験は、茶碗1個を作ることと湯呑の絵付けがセットになったコースです。オリジナルの茶碗&湯呑で日々の食事を楽しみたいという人にもおすすめ!

・熟練講師によるアットホームなレッスン
・1回約2時間の体験で茶碗と湯呑が作れる
・電動ろくろ体験なら好きな作品が作れる
施設名 千秋工房
住所 東京都目黒区上目黒2-25-13 エムス南館2F
休校日 金曜日、祝日の夜コース
コース レギュラー体験:4000円(税込)/1回 約2時間
お手軽飯碗体験:2800円(税込)/30~40分
電動ろくろ体験:4500円(税込)/1回 約2時間
作れるもの 湯呑・茶碗・マグカップ・皿など

千秋工房

【調布市】むさし野深大寺窯

むさし野深大寺窯
出典:むさし野深大寺窯

日常を忘れ、緑豊かな自然の中で陶芸体験をしてみたい人にイチオシなのが「むさし野深大寺窯」。近くにある深大寺への参拝がてら、陶芸体験に立ち寄るという人も多いようです。100種類以上の素焼きの器やオブジェの中から好きな作品を選び、絵付けのみを行うもの。焼き上がりまでたった20分なので気軽に陶芸にチャレンジできます。

・木々の中にたたずむレトロな雰囲気の窯元
・たった20分でオリジナル陶器の完成!
・粘土から作る手びねりコースもあり
施設名 むさし野深大寺窯
住所 東京都調布市深大寺元町5-13-6
定休日 木曜日
コース 陶芸体験 らくやきコース(絵付けのみ):250円(税込)~(焼き上がりまで20分)
本焼きコース(絵付けのみ):350円(税込)~
手びねりコース:3100円(税込)~・小学生以下 2800円(税込)~
作れるもの 茶碗、ビアカップ、徳利など何でも

むさし野深大寺窯

【江戸川区】HoloHolo陶房

店名のHoloHolo(ホロホロ)とは、ハワイの言葉でお散歩という意味。気軽に立ち寄ってほしいという思いが込められているそうです。1日体験教室では、丁寧なレクチャーを受けながら陶芸にチャレンジできます。材料費・焼き代すべて込みで3000円(税込)とお手頃ですよ。5~10人くらいの人数を対象とし、出張教室も開催可能。

・まるでカフェのようなアットホームな陶房
・陶芸体験は材料費・焼成費すべて含んだ料金設定
・出張陶芸教室もあり!
施設名 HoloHolo陶房
住所 東京都江戸川区南篠崎町2-24-3
曜日別スケジュール 開講日:月、木、金、土
不定期開講:火、水、日
コース 1日体験教室:3000円(税込)/約2時間
電動ろくろ体験:4000円(税込)/約2時間
2日体験教室:6000円(税込)/各回2時間
※材料費、焼成費含む
作れるもの フリーカップ、タタラ板、小鉢、小皿など

HoloHolo陶房

東京でおすすめの陶芸体験スポット比較表

施設画像 【港区】Shiyu 私游 白金陶芸教室 うづまこ陶芸教室 千秋工房 むさし野深大寺窯
スポット名 Shiyu 私游 白金陶芸教室 うづまこ陶芸教室 陶芸工房 土花 千秋工房 むさし野深大寺窯 HoloHolo陶房
所在地 港区東麻布 港区白金 港区芝 大田区北千束 目黒区上目黒 調布市深大寺元町 江戸川区南篠崎町
特徴 ・作りたいものを作れる!
・女性オーナー
・陶芸入門の技法書を出版!
・陶芸初心者でも電動ろくろ・手びねり体験が可能
・1時間で約2~4作品を作るお手軽プランあり
・google meetを使ったオンライン陶芸体験が人気
・陶芸体験は土日祝の予約制
・1~3回の中から好みの体験回数が選べる
・1回約2時間の体験で茶碗と湯呑が作れる
・電動ろくろ体験なら好きな作品が作れる
・木々の中にたたずむレトロな雰囲気の窯元
・たった20分でオリジナル陶器の完成!
・まるでカフェのようなアットホームな陶房
・陶芸体験は材料費・焼成費すべて含んだ料金設定
代表的なコース 1人1回:5500円(税込)/2時間 1日体験:3960円(税込)+焼成費 1日陶芸体験:3850円(税込)+焼き代(電動ろくろor手びねり)/1時間 1回体験:3800円(税込)約2時間 レギュラー体験:4000円(税込)/1回 約2時間 陶芸体験 らくやきコース(絵付けのみ):250円(税込)~/焼き上がりまで20分 1日体験教室:3000円(税込)/約2時間
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まとめ

陶芸体験を実施している東京でおすすめのスポットを7つご紹介しました。教室や窯元によって、体験プランの内容や作ることができる作品の種類や個数も異なります。開催日時や所在地、費用だけでなく、自分がやってみたいプランやコースがあるかどうかもチェックしましょう。自分にあったスポットを見つけて、ぜひ陶芸体験にチャレンジしてみてください。

広島県在住。 東京から移住し、最近の言葉で言うところの「スローライフ」をのんびり送っています。 ヨガは日々の習慣になっていて、特に呼吸法(プラーナーヤマ)を意識・大切にし体を動かしています。 YOGAHACKを通してヨガの楽しさ・魅力が伝えられればと思います。