もくじ
- ハイドロキノンってそもそも何?
- ハイドロキノン入りの基礎化粧品を使う際に注意したいことはコレ!
- 市販のハイドロキノン入り基礎化粧品を選ぶ際のポイントは?
- ハイドロキノン配合!市販の人気アイテム11選
- 【化粧水】ラグジュアリーホワイトローションAOⅡ/AMPLEUR(アンプルール)
- 【クリーム】White HQ Cream(ホワイトエイチキュークリーム)/LANTELNO(ランテルノ)
- 【クリーム】ハイドロキノン集中ケアクリーム/YOUUP(ユーアップ)
- 【クリーム】ブライトニングクリスタル/Cellpure(セルピュア)
- 【美容液】QuSomeホワイト2.0(キューソーム)/b.glen(ビーグレン)
- 【クリーム】キソハイドロクリーム SHQ-10/KISO(キソ)
- 【化粧水】デルミサ スキンフェイドローションV/イザヴェル
- 【化粧水】HD-5ローション/トレンディ
- 【クリーム】HD(ハイドロキノン)スポットクリーム/手作り化粧品工房 ビーエス-コスメ
- 【美容液】業務用ハイドロキノン原液5%/旭研究所
- 【美容液】ホワイトラッシュ HQ美容液/White Rush(ホワイトラッシュ)
- 市販のハイドロキノン入り人気アイテム比較表
- まとめ
ハイドロキノンってそもそも何?
お肌の漂白剤とも言われる美白成分
ハイドロキノンは、シミの原因メラニン色素を作る酵素の活性を抑えたり、メラニンを作る細胞自体を減らしたりすることでシミを漂白すると言われている成分です。
シミには中高年以降に出現する「加齢によるシミ」、若年の女性に多い「肝斑」、ニキビ跡ややけど跡などの「色素沈着」、「そばかす」などがあります。ハイドロキノンは、これらのシミに一定の効果があるとされている成分です。
しかし、これらのシミの中でもハイドロキノンの効果が得られないものもあります。それは、深い部分にあるシミです。色が濃く盛り上がって見えるような、深い部分のシミでは効果が乏しくなるため、その場合にはレーザー治療などが必要になることもあります。
病院でもらうものと市販のハイドロキノン入り基礎化粧品との違い
病院で処方されるハイドロキノンは、純度99%のハイドロキノンを使用しています。それに対し、市販の基礎化粧品に使用されているハイドロキノンは、安定型ハイドロキノンと言われ、ハイドロキノンにほかの成分を混ぜたものです。ハイドロキノンの含有量は、病院で扱うハイドロキノンのおよそ3分の1程度になります。
現在は薬機法の改定によって市販でも取り扱いができるようになり、純度99%のハイドロキノンを使用した基礎化粧品も購入できるようになりました。しかし、皮膚トラブルを防ぐ観点から、ほとんどの商品でハイドロキノンの配合が2%程度のものに抑えられています。高濃度のものも購入できますが、使用前にパッチテストを行い、使用方法を守って使いましょう。
気になる副作用の有無
シミへの効果が高いと言われるハイドロキノンですが、気になるのは副作用です。ハイドロキノンを使用することで、人によってはかぶれたり赤みが出たりすることがあるようです。このような症状が見られた場合にはすぐに使用をやめ、医師に相談しましょう。
ハイドロキノン入りの基礎化粧品を使う際に注意したいことはコレ!
清潔な肌に使う
まず使用前には石鹸で顔をきれいに洗い、ハイドロキノンを使用する場所を清潔にします。刺激の少ない、保湿力がある化粧水で肌を整えておきましょう。
朝は塗らないのがおすすめ
使用後に紫外線に当たるとシミを濃くしてしまうハイドロキノンは、基本的に夜の使用がすすめられています。治療などの目的で朝使用する場合には、日焼け止めや帽子などで紫外線対策をするようにしてください。
保管方法にも気を配る
酸化しやすいハイドロキノンは、長期保存すると黄色や茶色に変化します。変色が見られた場合には使用しないようにしましょう。また熱や光に弱いため、冷蔵庫などでの保存が必要になります。それでも2ヵ月程度で効果が落ちてしまうため、定期的に新しいものと交換することが望ましいでしょう。
市販のハイドロキノン入り基礎化粧品を選ぶ際のポイントは?
ハイドロキノンの濃度に注目
ハイドロキノン入りの基礎化粧品を選ぶ際には、まず濃度を確認してみましょう。販売されているものの多くはハイドロキノン2%程度までのものですが、規定がないため高濃度の商品も購入できます。
初めて使う場合や敏感肌の方は2%程度のものから使用し、刺激がないかどうかを確認してみましょう。副作用が強く出ることがあるため、高濃度のものを使用する場合には、医師に相談してから使用するのがおすすめです。
ハイドロキノン以外にプラスされている成分にも注目
シミや美白以外に気になる肌トラブルがある場合には、ハイドロキノン以外の配合成分をチェックしてみましょう。例えばアンチエイジングが気になる場合にはビタミンC誘導体やレチノールが含まれているもの、乾燥が気になる場合には、セラミドやスクワランなど保湿成分が配合されているものを選ぶとあわせてケアできます
使いやすい種類のアイテムを選ぶ
ハイドロキノン入りのアイテムには、化粧水からクリーム、美容液などさまざまなタイプがあります。自分の肌に合うものや使いやすいものを選びましょう。
ハイドロキノン配合!市販の人気アイテム11選
【化粧水】ラグジュアリーホワイトローションAOⅡ/AMPLEUR(アンプルール)
ハイドロキノンを安定化物質で包んだ新安定型ハイドロキノンは、酸化しにくく肌の奥まで浸透しやすい性質です。そんな新安定型ハイドロキノンが配合された「ラグジュアリーホワイトローションAOⅡ」は、クリアでハリと弾力のある肌へと導いてくれる化粧水です。ビタミンC誘導体をはじめとした美肌ケア成分は、ハイドロキノンの働きを支え、肌サイクルを整えてくれます。またトリプルセラミドを配合していることで保湿力にもすぐれ、乾燥や外的刺激にも負けない肌を作ってくれるのも魅力です。
- 酸化しにくく肌の奥まで浸透しクリアでハリのある肌に
- 美肌ケア成分で肌サイクルを整える
- 保湿力にすぐれ乾燥に負けない肌へ
通常:5,500円(税込)
内容量:10g
タイプ:クリーム
価格:2,920円(税込)
【クリーム】ハイドロキノン集中ケアクリーム/YOUUP(ユーアップ)
- コスメの先進国、スイスで研究開発されたクリーム
- 顔以外にも使える
- ハイドロキノンをサポートする6種の有効成分も配合
内容量:30g
タイプ:クリーム
価格:4,900円(税込)
【クリーム】ブライトニングクリスタル/Cellpure(セルピュア)
セルピュアの「ブライトニングクリスタル」は、美容皮膚科医の三浦麻由佳氏が商品開発ディレクターをつとめたクリームです。ハイドロキノンは、5%配合。さらっとした使用感でベタつきがなく、常温で保管できると口コミでも評判となっています。肌に透明感と潤いを与えるアルブチンや、肌サイクルをサポートしてくれるサリチル酸も配合。夜のスキンケアで気になるポイントにだけなじませると、メラノサイトが新たなシミを作ることを防いでくれます。
- 美容皮膚科医が開発
- ハイドロキノンを5%配合
- アルブチンやサリチル酸など、美容成分も配合
内容量:12g
タイプ:クリーム
価格:3,600円(税込)
【美容液】QuSomeホワイト2.0(キューソーム)/b.glen(ビーグレン)
ビーグレンの「QuSomeホワイト2.0」は、ハイドロキノンを2.0%配合した夜用の美容液です。べたつかず、肌になじみやすい軽い感触で、角層までじっくり浸透していきます。気になる場所への集中ケアにも顔全体にも使用できます、紫外線による乾燥に負けない、くすみのないツヤ肌へと導いてくれるアイテムです。
- ビーグレン史上最高濃度のハイドロキノン2%配合
- 肌なじみの良い軽い使用感
- 角層深部までじっくり浸透
内容量:15g
タイプ:美容液
価格:6,600円(税込)
【クリーム】キソハイドロクリーム SHQ-10/KISO(キソ)
セタルコニウムクロリドとハイドロキノンの2つの成分により構成される、安定型ハイドロキノンを10%使用した「キソハイドロクリーム SHQ-10」。酸化しやすいハイドロキノンを安定化することで、酸化しにくく低刺激なクリームです。整肌成分や紫外線散乱材を配合し、乾燥や紫外線からも守ってくれます。合成香料やパラベンなどを配合していないため、安心して使えます。
- 安定型ハイドロキノンを10%配合
- 酸化しにくく低刺激
- 整肌成分・紫外線散乱材配合
内容量:6g
タイプ:クリーム
価格:2,526円(税込)
【化粧水】デルミサ スキンフェイドローションV/イザヴェル
イザヴェルの「デルミサ スキンフェイドローションV」は、効果の高さと肌への刺激を考慮し、純度99%のハイドロキノンを2%配合した化粧水です。ハイドロキノンに加えて、潤い成分のビタミンCもたっぷりと配合しており、くすみケアと同時に保湿ケアもできます。8種類の植物美容成分を配合し、潤いがあるくすみのない肌へとサポートしてくれます。
- 純度99%のハイドロキノンを2%配合
- ビタミンC配合により保湿ケアも
- 8種類の植物美容成分で肌トラブルを防ぐ
内容量:100ml
タイプ:化粧水
価格:1,540円(税込)
【化粧水】HD-5ローション/トレンディ
「HD-5ローション」は適度なとろみ感により保湿力も期待できる化粧水です。使いやすいテクスチャーはマッサージしながらも使いやすく、顔全体に利用できます。配合されているm-トラネキサム酸やアルブチンも、美肌や肝斑改善に役立つため、よりシミへの効果が期待できます。同じシリーズからは、ハイドロキノン配合のクリームも発売されているので、合わせてチェックしてみるのもいいですね。
- 適度なとろみ感で保湿力にもすぐれている
- マッサージにも使用できる
- 美肌効果や肝斑改善に役立つ成分配合
内容量:150ml
タイプ: 化粧水
価格:2,780円(税込)
【クリーム】HD(ハイドロキノン)スポットクリーム/手作り化粧品工房 ビーエス-コスメ
ハイドロキノンを1%配合した「HD(ハイドロキノン)スポットクリーム」は、気になるところに塗る、夜用のクリームです。天然保湿成分であるポリグルタミン酸やハリ成分のパルミチン酸レチノールを含み、潤いのある肌へとケアしてくれます。
- ハイドロキノン1%配合
- 天然保湿成分やハリ成分を配合
内容量:10g
タイプ: クリーム
価格:850円(税込)
【美容液】業務用ハイドロキノン原液5%/旭研究所
もともと皮膚科専用として開発された99%ハイドロキノンを使用した「業務用ハイドロキノン原液5%」。ほかの成分が混ざっていない高濃度のハイドロキノン使用により、気になる場所に使うだけで本格的にシミのケアができます。保湿剤や香料など余計な成分を混ぜない、シンプルな美容液なので安心して使用できるのも、うれしいポイントです。
- 99%ハイドロキノンを5%配合
- 少量の使用で本格ケア
- 保湿剤や香料不使用のシンプル処方
内容量:10g
タイプ:美容液
価格:1,738円(税込)
【美容液】ホワイトラッシュ HQ美容液/White Rush(ホワイトラッシュ)
純ハイドロキノンを5%も配合した「ホワイトラッシュ HQ美容液」は、細かな粒子により角質層まで浸透し、気になる場所に少量使用するだけの簡単ケアで美肌へと導いてくれます。石油系界面活性剤やシリコン、アルコールなどの刺激成分を使わない、肌に優しい美容液です。
- 純ハイドロキノンを5%配合
- 細かな粒子にすることで角質層まで浸透
- 石油系界面活性剤やアルコールなどの刺激成分フリー
内容量:15ml
タイプ:美容液
価格:1,760円(税込)
市販のハイドロキノン入り人気アイテム比較表
商品画像 |
|
|
|
|
|
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブランド | AMPLEUR | LANTELNO | YOUUP | Cellpure | b.glen | KISO | イザヴェル | トレンディ | 手作り化粧品工房 ビーエス‐コスメ | 旭研究所 | White Rush |
商品名 | ラグジュアリーホワイトローションAOⅡ | White HQ Cream | ハイドロキノン集中ケアクリーム | ブライトニングクリスタル | QuSomeホワイト2.0 | キソハイドロクリーム SHQ-10 | デルミサ スキンフェイドローションV | HD-5ローション | HD(ハイドロキノン)スポットクリーム | 業務用ハイドロキノン原液5% | ホワイトラッシュ HQ美容液 |
特徴 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
内容量 | 120ml | 10g | 30g | 12g | 15g | 6g | 100ml | 150ml | 10g | 10g | 15ml |
タイプ | 化粧水 | クリーム | クリーム | クリーム | 美容液 | クリーム | 化粧水 | 化粧水 | クリーム | 美容液 | 美容液 |
参考価格 | 5,500円(税込) | 2,920円(税込) | 4,900円(税込) | 3,600円(税込) | 6,600円(税込) | 2,526円(税込) | 1,540円(税込) | 2,780円(税込) | 850円(税込) | 1,738円(税込) | 1,760円(税込) |
商品リンク | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
まとめ
シミへの効果があるとされるハイドロキノンは、美肌ケアをする上でとても気になる成分です。効果の高い高濃度のアイテムが購入できるようになり、ケアの幅が広がりましたが、副作用や使い方にも注意が必要です。自分の肌に合ったものを選んで、シミの目立たないクリアな肌を目指してみてはいかがでしょうか。