もくじ
狭い家はメリットがたくさん
家賃が安い
家賃は毎月かかる固定費。都心や駅チカなどを除けば、小さな部屋は家賃も安いことが多くあります。広い部屋と言うだけで「良さそう」と思いがちですが、そのサイズが本当に必要かどうかは人によって違いますよね。
掃除が楽
筆者は、最近3LDKから、2LKに引っ越しをしたばかりです。引っ越し前は、使っていないからと毎日掃除しなかったゲストルームがありましたが、人が住んでいればホコリやゴミはたまります。3人暮らしには、あまりにも広すぎてお掃除やお手入れもなかなか手が行き届かず大変でした。今は無理のない範囲できれいに保っておけるサイズのおうちに引っ越しができ、お掃除が楽になりました。
常に整理整頓ができる
おうちがコンパクト=収納も限られます。収納できるが所有物も減るため、どこに何を置いているか家族全員が把握できるようになります。
筆者の家族は引っ越しをしてから、「あれってどこに閉まった?」と言う会話がなくなりました。
光熱費が下がる
空間が広ければ広いほど、お部屋の温度を調節するにはエネルギーを使います。コンパクトなお部屋は、光熱費を抑えられることができます。
狭い家を快適にするためのコツ
狭い家を快適にするコツは「お片付け」をすること。
「何だそんなことか!」と思うかもしれませんが、意外と難しいんですよ。物が溢れている現代では特に。
日本では、ちょっとした時にお土産を渡したりする文化があります。また思い出品などとして大切に取っておいているものもたくさんあるかもしれません。
けれど、狭いおうちを快適な空間にするためには、本当に必要な物を取捨選択し、工夫して収納することが重要!
そして、次に大切なのが「開放感」を作るアイディアを取り入れること。おうちのテーマーカラーの統一や家具の選び方、配置などで狭い家を広々を見せることができます。
せまいお家で豊かに暮らす方法
モノの選び方
家の中を見渡して下さい。もし少しでも「物が多いな」と思ったら、それは物を取捨選択するサイン。
物の選び方は様々なメソッドがありますが筆者のおすすめは、お片付けコンサルタントとして世界的にも有名な近藤麻理恵さんの「こんまりメソッド」。
価格・1,210円(税込み)
こんまりメソッドでは、お片付けを「衣類→本→書類→小物→思い出の品」の順にお片付けをすることを提唱しています。
選別作業でのポイントは、「残すモノを選ぶ」こと。右から左へ何でも処分するのではなく、一つ一つ必ず手にとって、触れてみて「ときめき」を感じるモノを残していきます。時間はかかりますが、そうすることによって本当に必要なモノ、大切なモノに囲まれた生活を送る準備を整えることができます。
開放感を作るアイディアを取り入れる
ベースカラーはホワイト
必要なモノや大切なモノだけを選んだら、次にしたいのが「開放感」を作ること。そこで重要になってくるのが、インテリアの「テーマーカラー」です。
おすすめはベースカラーをホワイトにすること。ホワイトは空間に広がりをもたらしてくれます。
また、家具で木製品を導入する場合は、床と同色を選ぶと家具と床との境目が馴染み広く感じられますよ。
家具は低めの家具を選ぶ
目線を低く保つことも大切なポイント。家具は、高さが低めの家具がおすすめ。家が狭いと、高い家具を選びがちですが、高めの家具は圧迫感を感じさせることもあります。
家具の配置は、部屋全体を見たときに高さが一直線のラインで揃うのが理想的です。
角や壁を利用する
家具の置き場所にもこだわると開放感を作ることができます。家具の配置は、部屋の角がおすすめ!壁面に寄せることで使用できる床面積が広くなり、見た目もスッキリ!
家具のレイアウトを工夫する
ワンルームなどは、お部屋の形によって家具のレイアウトをアレンジすると、開放感を作ることができますよ。
- 平行・左右に並べる
家具を左右の壁に沿って平行に並べるレイアウトは、奥の窓に向かって大きく動線を確保することができるます。
- L字
お部屋の奥と片方の壁に沿って家具を配置するがL字レイアウト。片方に家具を寄せ、もう一方の壁に余白を残します。
- コの字
ベッドを一番奥に置き、テレビ台とソファを左右の壁に沿って並べるコの字レイアウト。ワンルームの定番レイアウトです。部屋の中央に広いスペースを確保することができます。
- 分割レイアウト
仕切りのないワンルームに仕切りを作ります。向こう側が見える棚やカーテンなどを利用して、生活スペースとキッチンを分割。完全に遮断しないことで開放感を作ることができます。収納スペースも確保できるのでモノが多めの方にはおすすめ!
自然光を取り入れる
狭いお部屋は明るさを保つようにすることで、広く快適に感じられます。日中はカーテンを開けて太陽の光がお部屋に入るようにしましょう。セトロニンも浴びられて、体もハッピーになりますよ。
ミラーを置く
ミラーを置いて空間を広く見せるのは、店舗などでも利用されているテクニックなんですよ。ヨガやフィットネスなどトレーニングのアライメント確認ができたり、洋服のコーディネートをチェックするなど実用性もあり、お部屋に置いて損はないアイテムです。
居心地の良いおへやは素敵なおうち時間をくれる
快適な生活空間を作ることで、家事がスムーズに素早く行えるるようになるなど負担が減ります。すると、好きなことに時間を思い切り使えるようにもなります。
おうちでヨガをすることが習慣化しているという方も多いですよね。狭くても整った心地の良い空間でのプラクティスは良いエネルギーをたくさんもたらしてくれます。
是非、おうち時間を充実させるために参考にしてくださいね!