ストレスや肌摩擦による「ニキビ」対策方法5選!イライラが多い時期に美肌を守るには?

昨今のコロナ禍の影響でニキビ肌に悩む人が急増中と言われています。ニキビ肌は偏った食生活や生活習慣などが起因していることがよく知られていますが、実はストレスも大きく影響しているということをご存知でしょうか。コロナ以前から忙しい生活を送っている現代人にとってストレスは切っても切り離せないものですが、見た目にも影響する肌荒れで余計ストレスを感じることもあります。今回はストレスが原因のニキビから肌を守る方法をご紹介します。

ストレスとニキビの関係

ストレスの種類

ストレスは美容の大敵!と言うことを耳にしたことがある方も多いかもしれません。毎日時間に追われ忙しい日々を過ごす現代人。特に日々刻々と変わる世界情勢によって変動の多い現在は、ちょっとしたことにもストレスを感じてしまうと言う方もいるかもしれません。

ストレスには寒暖差や紫外線などによる外的ストレス、そして食事や睡眠などの生活習慣から来る内的ストレスがあります。また、日々の生活の中で生じる心理的・社会的なストレスなども。

様々なストレスに晒される私たちがストレスを回避するということの方が難しいかもしれません。つまり、ストレスと上手く付き合っていく方法、またストレスフルな世の中を生きていく中でもリラックスできる時間を過ごすように心がけることが大切です。

ストレスとニキビ

そんなストレスはニキビとも深い関係があると言われています。ストレスを受けると、ホルモンバランスが崩れて、男性ホルモンの一種であるアンドロゲンが大量に分泌されます。このアンドロゲンが大量に分泌されることによって、皮脂分泌が促されてしまい皮脂過多となりニキビができやすくなってしまうと言われています。

抗ストレスでニキビ対策

1. 運動

適度な「運動」を行うことで、基礎代謝が良くなります。すると全身の血流が促されリラックス時に働く副交感神経が活発に。

ウォーキングやジョギング、またサイクリングなどの一定のリズムを繰り返す運動はおすすめです。心の安定をはかる脳内ホルモンのセルトニンの分泌が高めることができます。

夜ヨガで一日を締めくくる

また、睡眠前にプラクティスする「夜ヨガ」もおすすめ。夜ヨガは、深い呼吸で行い昼間の間に高まった自律神経を整えて心身をリラックスした状態へ導いてくます。ストレスや不安、緊張感を和らげてくれ睡眠の質を高めてくれます。

  • ダンダーサナ(杖のポーズ)

ベットの上でできるシンプルなポーズですが内臓機能を整えて自律神経を整える効果が期待できる「ダンダーサナ(杖のポーズ)」。

1. 足を前に伸ばして座る。
2. 息を吐きながら、足の指をつかむようにゆっくりと上体を前に倒す。
3. ゆっくりと呼吸を続ける

  • 肩立ちのポーズ

足を高く上げることで血行を促進し内臓機能の調整や疲労回復、緊張を緩和し睡眠の質の向上にも効果があると言われる「肩立ちのポーズ」。

1. 寝転んだ状態で壁にお尻をつけて、息を吸いながら足を上げる。
2. 両手は体の横でリラックス
3. ゆっくりと呼吸を続ける。

2. 睡眠

睡眠不足や質の低い眠りが続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れてしまい、ストレスに弱くなってしまいます。

睡眠を促すホルモンと言われるメラトニンは光を浴びることで分泌に影響があるため、就寝前はスマートフォンの使用は控えるのがベター。就寝前は湯船に浸かったり、ストレッチやヨガを実践したりリラックスした時間を過ごすようにしましょう。

3. 食事

ストレスがたまると、チョコレートなどの甘い食べ物をたくさん食べてしまうという方も少なくないかもしれません。食事は一日三食を規則正しく、バランスよく食べることが大切。ニキビが気になる方は免疫力をアップして皮脂の分泌をコントロールしたり栄養バランスも整えましょう。

ちなみに、チョコレートなど甘い食べ物は、皮脂分泌を促す作用があるため、ニキビ肌を促進する恐れも。けれど食べたいものを我慢することが、かえってストレスになりニキビの悪化につながることも。我慢がストレスになるくらいであれば適量を心がけて甘いものも程よくとりましょう。

  • ニキビ肌予防に効果が期待できる食材
栄養素 食材
タンパク質 肉、魚、卵、大豆・大豆製品、牛乳・乳製品
ビタミンB2 卵、納豆、レバー、焼き海苔
ビタミンB6 マグロ、カツオ、サケ、バナナ、にんにく
食物繊維 穀物、イモ類、豆類、野菜・果物、海藻類、きのこ類
ビタミンA 人参、かぼちゃ、チーズ、卵
ビタミンB1 玄米、豚肉、うなぎ、豆
ビタミンC 赤ピーマン、ブロッコリー、レモン

4. サプリ

もちろん栄養は自然な方法で摂取するのが一番ではありますが、忙しい現代人の中にはバランス良く食べるという行為こともストレスに感じてしまうことも。足りないものはサプリメントで補うことも一つの方法です。ニキビや肌荒れに効果のあるアミノ酸やビタミン類をサポートしてくれるサプリを飲んで補うのがおすすめです。

サプリの選び方

ニキビに効果のある栄養素としてまずあげられるのが「ビタミン類」です。ビタミン類は現代人に不足しがちな栄養素でもあります。ただしビタミン類と言っても様々な種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまうという方も多いのが現実。おすすめは、バランスよくビタミンを摂取できるマルチビタミン。またアミノ酸や亜鉛、必須脂肪酸が含まれたものもおすすめです。

価格・1,770円(税込み)

大塚製薬 ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル

食事だけでは摂取が難しい12種類のビタミンと7種類のミネラルをギュッと凝縮した「ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル」。1日1粒手軽で続けやすいサプリです。ニキビなど肌荒れの他、髪質の改善などにも効果が期待できると言われています。着色料・保存料不使用で体へ優しいのもおすすめポイント。

5. 薬

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価格・880円(税込み)

イハダ アクネキュアクリーム

とにかくニキビの炎症や進行を止めたい!というときは、治療薬に頼る方法も。

IHADA(イハダ)のアクネキュアクリームは、ニキビ・吹き出物を治療する抗炎症成分(イブプロフェンピコノール)と、殺菌成分(イソプロピルメチルフェノール)のW効果処方。なめらかにのびて肌に負担をかけないジェルクリームタイプで、上からメイクをしてもよれにくいという特徴は多くの女性から指示されている理由の一つ。

できてしまったニキビは…?

もし、ニキビができてしまったら…そんな時はニキビを潰したり、触ったりするのは絶対にNG。また髪の毛先が触れるとニキビを刺激することになるので、髪の毛がニキビに触れないようにまとめるなど工夫しましょう。就寝時の枕カバーやメイク用のブラシやパフなども常に清潔にしておくのも忘れずに!できてしまったニキビを刺激するようなことは、更に炎症を進める恐れもあります。

ニキビができてしまったら

  • ニキビを触らない、潰さない
  • 髪の毛をまとめる
  • 清潔を保つ
  • 生活習慣を整える
  • 食生活を整える
  • ストレス解消

美肌を守ろう

ストレスはニキビの大敵。特にストレスが多い今の時期を用心深くいるようにしましょう。適度に体を動かしたり、リラックス時間を作るなど自分に合った方法でストレスを解消して下さいね。

シンガポール在住8年フリーランスライター・ヨガインストラクター (全米ヨガアライアンスRYT200保持)。
WEBメディアを中心にライフスタイル、トラベル、ヘルスケア、エコについての執筆を手掛けながら、トレンドを取り入れつつそれぞれのニーズに合ったヨガクラスを当地で開催。
東洋と西洋の文化が集まるシンガポールからヨガや健康、ロハスなライフスタイルなど海外のトレンドをお届けします。
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