もくじ
スポーツウェアの寿命って?
スポーツウェアも普段着と同様で、使い続けることによって、「着心地」そして「パフォーマン力」も落ちてきます。ここでは、スポーツウェアの一般的に言われている寿命についてご紹介します。
スポーツブラ
価格・3,960円(税込み)
(スリア)suria ヨガ ブラトップ ヴリクシャブラ SU-T379
運動時のパフォーマンスを邪魔しないために、胸の揺れを防ぐ「スポーツブラ」。スポーツブラを最初に購入する際には、必ず「ちょうど良い」サイズを選ぶことがマストです。最近は、ネットショッピングで簡単にスポーツウェアが購入できますが、試着なしにスポーツブラを購入するのは危険です。ジャストサイズを選ぶことも、長くスポーツブラを愛用できるポイント。
スポーツブラの寿命は1年程度と言われています。ゴムは着用と洗濯を繰り返すたびに少しずつ伸びていきます。ただし、衝撃の強いワークアウトを行う場合は、それよりも短い場合も。
スポーツブラの寿命 |
|
手放すタイミング |
|
コンプレッションウェア
価格・1,932円(税込み)
[フィラ] レディース 長袖ハイネック コンプレッションウェア UVカット レディース 長袖ハイネック コンプレッションウェア UVカット
血行を促進する目的でデザインされた「コンプレッションウェア」は、筋肉痛を防いだり軽減、運動後の回復に有効として最近アスリートやスポーツを楽しむ方の間で人気のウェアです。そんなコンプレッションウェアも、時間とともに伸びてきてその効力が低下してしまいます。コンプレッションウェアは、半年から1年間を目安に交換するようにしましょう。
コンプレッションウェアの寿命 |
|
手放しタイミング |
|
ドライインナー
価格・2,980円(税込み)
[ジェームズ・スクエア] レディース ハーフジップ トレッキング シャツ
汗を吸い取り運動時はもちろん、デイリーライフでも快適に過ごすことをサポートしてくれるドライインナー。そんな便利なアイテムは、実はケア方法をしっかり守らないと吸汗パワーが早々となくなってしまう恐れも。洗濯表示をしっかり確認して忠実に守ることが長持ちのコツです。
ドライインナーの寿命 |
|
手放しタイミング |
|
スポーツウェアを長持ちさせるケアのポイント
1. 洗剤の選び方
スポーツウェアを長く使いたいなら専用の洗剤を使うのがおすすめ。多くのスポーツウェアは、汗を素早く逃し快適にスポーツを楽しめるようにデザインされています。
スポーツウェアのために開発された洗剤を使用することは、スポーツウェアの性能が衰えず、運動を快適に集中することをサポートしてくれます。
価格・3,080円(税込み)
THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス) スポーツデタージェント
「THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス)」はニューヨーク生まれのファブリックケアのスペシャリティブランド。ドライクリーニングを使用せず大切な服を自分で洗い、ケアすることをテーマにスタイリッシュで環境にも配慮されたファブリックケアアイテムを展開しています。成分に石油系原料を使用せず植物性原料を使用しており、ファブリックを洗ったあとの排水は自然分解され、100%自然に還ります。
自分にとっても、スポーツウェアにとっても、そして地球にとっても優しい洗剤は、エココンシャスにスポーツを楽しみたい方にはおすすめの商品。
2. 柔軟性は使って良い?
柔軟剤の使用は基本おすすめしません。運動をする人は、できれば次着用する時も良い香りに包まれて運動をしたいと思うのは当然のこと。ただし柔軟剤を使用することは、スポーツウェアの生地をいためてしまう可能性や、生地に柔軟剤の成分が残ってしまう吸湿性が衰えるなどのデメリットも。
柔軟剤の代わりに「重曹」を使ってみよう!
柔軟剤の代わりに使用をおすすめしたいのが「重曹」です。重曹を使って洗濯をしたときの効果は洗剤のみを使用した時に比べて「洗浄力」、「消臭力」、「漂白力」アップします。アルカリ性の性質を持っている重曹は消臭力も優れているため、臭いの染み付いてしまったスポーツウェアの脱臭効果が抜群。
また、重曹洗濯のメリットは、天然素材なので環境や肌に優しいということ。また洋服をいためることなく、消臭、殺菌してくれます。
ただし、水に溶けにくく重曹単体で使用すると洗浄力が劣ってしまうことも。重曹のみで使用する場合は40℃程度のぬるま湯がおすすめ。洗濯機によっては、重曹が詰まって故障の原因にもなる場合もあるため、使用する前に各洗濯機の説明書を確認するようにしましょう。
重曹洗濯の方法
|
3. 乾燥機は使わない
天気によってスポーツウェアが乾かない…そんな時に、つい乾燥機を使用したくなりますよね。けれど、スポーツウェアを乾燥機を使って乾かすのはおすすめできません!
乾燥機の熱は生地を劣化させ、繊維にダメージを与える可能性が。スポーツウェアは自然乾燥が基本です。
4. 洗濯表示を確認
最近のスポーツウェアは購入時に、洗濯方法を記した説明書が一緒に渡されることが多くなりました。それぞれのスポーツウェアの洗濯方法はウェア本体についている「洗濯表示」で確認することができますが、分からない場合はお店の人に聞くようにしましょう。
スポーツウェアは裏返しにして洗濯する、ネットを使用するなど、ウェアによって洗濯の方法は異なります。
5. スポーツブラの洗い方には注意が必要
ワイヤー入りのスポーツブラなどは、洗濯機で洗うことによって、ワイヤーが変形し、素材から突き出してくることも。通常のブラ同様、ワイヤー入りスポーツブラは「手洗い」をするようにしましょう。どうしても洗濯機の使用する場合は、ブラ用のネットを使用して型崩れを防ぎましょう。
ノンワイヤーの場合は、洗濯機の冷水モードで洗うのがおすすめです。また通常スポーツブラはたくさんの汗を吸収していることもあるため、できれば他の洗濯物とは分けて洗濯するのがおすすめ。
6. ヨガパンツ(ヨガレギンス)は裏返しにして
ヨガをする人の多くが愛用しているのがヨガパンツ。ヨガパンツは裏返しにして洗濯機の中にいれます。こうすることで、洗濯物どうしの摩耗や毛玉を防ぎ、表面を保護することができるように。ゴワゴワしたヨガパンツは少しかっこ悪いですよね。
7. 汗の付着したウェアはすぐに洗う
洗濯のタイミングはそれぞれのライフスタイルによって異なりますが、運動した後に汗が付着したスポーツウェアはなるべく早く洗濯するのが吉。汗が蓄積すると洗ったばかりのトレーニングウエアも着た直後から異臭があることも。
特に悪臭を放つ衣類は、抗菌性のある洗濯洗剤を使用するのもおすすめです。臭いのもととなる細菌を取り除いてくれることが期待できます。兎にも角にも、細菌が増殖する前に、汗がびっしりついたスポーツウエアはできるだけ早く洗濯するのがベストです。
8. 同じ素材のものと一緒に洗濯する
スポーツウェアは、それだけを一緒に洗濯する方がベター。生地が柔らかいスポーツウェアをゴワついたジーンズや装飾のトついたトップスなどのおしゃれ着と一緒に洗濯したら、スポーツウェアに摩耗して毛玉ができてしまいます。
9. 干し方も注意
自然乾燥が基本のスポーツウェアは干し方も重要。殺菌効果を期待して、直射日光に当てて干したくなりますが、基本的には日陰で干すのがおすすめです。また、スポーツブラやヨガパンツなどは、ハンガーに掛けず、平らに置いて平干しするようにしましょう。
10. ジムバックのケアも忘れずに
ジムバッグには、汗にまみれたスポーツウェアの他にも、シューズ、汗をふいたタオル、ヨガマットなど…スポーツをする上で必要なアイテムが全て一緒に入っています。スポーツウェア同様に正しいケアをしなければ悪臭を放つことに為りかねません。
ジムバッグの臭いは自分が運動を頑張った分だけ、残ります。この臭い対策として有効と考えられるのがバッグの中に「消臭・除湿シート」を入れること。ジムでかいた汗の臭いを消臭・除湿し、バッグをフレッシュにキープしてくれます。
機能面や用途に合わせて選ぶことも長く使い続けられるポイント
スポーツウェアもピンきりです。ネームバリューが高く、値段が高価なものが必ずしも機能に比例しているとは限りません。
スポーツウェアを購入する際、「品質表示」のタグをしっかりと確認するのもポイントです。吸湿性を誇る最先端の繊維が使われていること、また最近は運動スタイルによって専用にデザインされた製品も多くあり、高品質で耐久性にも優れているものが手に入ります。
デザイン性やブランドネームではなく、本当に長持ちする素材なのかどうか、また自分の運動スタイルに合った機能が備わっているのかは非常に重要です。
長く愛用するためには正しいケア方法を知ることが大切
運動するモチベーションを上げるためにおしゃれなスポーツウェアを揃えるという方も多いのではないでしょうか。せっかくおしゃれなスポーツウェアも、汗まみれになってそのまま正しい方法でケアしなければ、すぐに使えなくなってしまいます。
運動する時の大切な相棒でもあるスポーツウェアはケア方法を守って大切に使用し続けられるようにしたいですよね。