朝活夜活って何するの?メリットデメリットは?自分に合ったやり方で新しいこと始めてみませんか?

朝活がライフスタイルに影響を与えるとして多くの人々の暮らしに定着して暫く経ちますが、最近は一部の間で夜活も話題になっています。今回は朝活と夜活それぞれのメリットそしてデメリットを比較。自分の暮らしに合った活動方法を見つけてみたいという方は是非参考にして下さいね。

時間を有効的に使いたい!あなたは朝活派?夜活派?

「朝活」「夜活」とは?

今から10年以上前から日本で話題となったのが「朝活」。いつもより早起きをして、出勤前の1、2時間で趣味や資格の勉強、運動などをする活動のことを言います。主に会社員の方々の間で流行しました。現在でも健康意識の高い方や目標意識の高い方などは「朝活」を実践しています。

朝活は多くの人々の生活を豊かにする習慣。とは言えこの朝活は全ての人が実践できるライフスタイルではないという事をお気づきの方も少なくないかもしれません。その多くの人が「早起きができない…」という理由から。挑戦してみたけれど結局続かなかったという方も少なくありません。

その一方で最近、一部の方々の間で最近話題なのが「夜活」。その名の通り朝活のように夜に趣味や勉強、運動などを実践することです。

この2つの大きな違いは、「朝にやるか」「夜にやるか」ということ。どちらも一長一短でメリットもあればデメリットもあります。また活動内容によっても朝やった方がよいもの、夜やった方がより効果的なものを分かれます。それぞれのライフスタイルや目的、目標に応じて、どちらが自分に向いているのか、つまり続けられるのかを見極めていきましょう。

何をするの?

・運動

ヨガやジョギング、ボクシングやバレエなど、朝活もしくは夜活で運動を実践する方はとても多くいます。運動を習慣化することは、身体の健康維持、ダイエット効果だけでなく、ストレス解消などメンタル面にも強く影響します。

得に現代社会のように忙しい毎日を送っている方にとっては、程よい汗をかける運動は心身のリフレッシュになりますよね。

勉強

仕事をしていると習慣的に机に向かって、勉強をする時間は取るのは言うは易く行うは難し。昇給や昇進、転職のためにTOEICや〇〇検定などの資格を取得したいという方、旅行や仕事で役立てるために英語を始めとした多言語を語学勉強をしたいと考えている方も少なくないですよね。毎日少しずつ勉強するには、決まった時間を設ける習慣を持つことが大切。そのため、社会人の勉強時間には朝活もしくは夜活がおすすめなんです。

創作

モノづくりが好きであれば朝活・夜活を利用して創作活動をするのもおすすめ。絵を描いたり、洋服や小物を作ったり、また最近では、自宅のインテリアをDIYしてみたいという方もたくさんいます。誰にも邪魔をされない朝もしくは夜の静かな時間に集中した時間を設けることは趣味を極めることに繋がります。また、コンクールや自分の作品を販売するきっかけにも成り得ますよね。

音楽や読書など趣味

平日は職場と家の往復、ランチ時間もデスクで仕事をしながら、休みの日は寝て過ごすという方も多いかもしれません。読書が好き、音楽を聞きたい、そんな素敵な趣味がある方は、あえてそのための時間を作るということも多いんです。

朝活や夜活は将来の自分への投資にも

朝活や夜活は将来の自分の可能性を広げるための活動でもあります。健康維持ができたり、昇進や昇給に繋がる資格や語学の勉強、また副業に繋がることも。

もちろん現状維持で良いという方であれば、無理をして朝や夜に時間を作る必要はないと思います。自分を高めたいという方は積極的に朝や夜、自分の興味のあることや趣味、勉強に費やす時間を作ってみて下さい。

続けることで、数カ月後、数年後の自分に繋がるかもしれません。

初心者におすすめなのは、仲間と一緒に挑戦すること。おすすめサービスは?

「興味はあるけれど何をしたら良いか分からない…」という方におすすめのが、仲間を集めるサービス「ミートアップ」、「こくちーず」、「peatix」などなど。

エリアや日程など自分にスケジュールに合わせて指定して、興味のあるイベントや集まりに気軽に参加できるコミュニティー探しができるインターネット上のプラットフォームです。

・ミートアップ

Meetup(ミートアップ)は、世界2,700万人以上が参加しているプラットフォーム。

日本人に限らず、イベントにとっては外国人参加者も多いのが特徴です。規模も大きいため、多種多様なジャンルや目的を持ったミートアップがあります。

ミートアップ

こくちーずプロ

こくちーずプロは、SEOに強くSNSでつながりのない人々にもアプローチすることができるのがポイントとあって、イベントオーガナイザーにとても評判の良いプラットフォームです。自分自身でイベントを主催する際などにもおすすめ。

こくちーずプロ

Peatix

Peatixは、誰でも簡単にイベント管理、チケット販売・集客が行えるウェブサービス・モバイルアプリ。 アプリでイベントや集まりを検索することができるので簡単で便利。

Peatix

朝活のメリット・デメリット

メリット

・集中力が高い

朝は私たちの集中力が最も高まっている時間帯と言われています。本来は朝日が登ると起きて、日が沈むと眠るというとてもシンプルな生活を送っていた人間ですが、時代の進歩の影響で、夜遅くまで起きていて日が登っても中々起きれないという生活に徐々にシフトしていくように。

本来人間が最も効率よく動けるのは早朝の時間帯であり、慣れてしまえばその方が身体も楽になると言われているんですよ。

知識を吸収しやすい

朝目覚めてからの2時間は脳にとって「ゴールデンタイム」と呼ばれています。私たちの脳は起きているだけで目や耳を通して様々な情報を意識的にそして無意識にも集めて蓄積していきます。これらの情報は夜、寝ている間に脳で整理されていると言われています。そして眠りから覚めた朝2時間はすっきりと情報が整理されているので、知識の吸収に向いているとも言われています。

つまり朝は資格試験や語学などの勉強に時間を費やすと効果的と言えますね。

時間が確保しやすい

周りがまだ寝静まっている頃に起きて活動することは、誰にも邪魔をされることなく活動することができます。作業中に話しかけられることもなく趣味や勉強に思う存分時間を費やすことがき、つまり時間がちゃんと取れるということ。 

継続して続けられる

時間が確保しやすい朝活は、早起きさえできるようになれば継続して続けられることができます。仕事後にやる夜活は、その日の仕事の進み具合などによってもまた左右されることも。その点、朝活は誰でも何にも邪魔されることがありません。

ヘルシーな生活ルーティンを送れる

「朝活」の第一条件が「早起き」をすること。つまり早く目が覚めれば、当然夜も早く眠くなり、早寝早起きが習慣化。生活リズムが整いヘルシーな生活ルーティンで暮らせるようになるのです。

デメリット

早起きが苦手な人には辛い

本来は朝日とともに起きることが自然な人間ですが、どうしても早起きが苦手という方もいます。例えば、お酒を飲む習慣がある人や、夜ふかしをする方など。早起きをするようにすれば自然と夜は眠くなりますが、それでも夜も遅くまで起きてしまうとうのであればまずはその習慣を変えるのがおすすめ。

夜活のメリット・デメリット

メリット

クリエイティブ

私たちの身体の中にはアクティブな際に優位になる交感神経と、リラックスした状態の時に優位になる副交感神経からなる自律神経が通っています。夜は交感神経よりも副交感神経が優位になる時間帯。リラックスした状態だと感情に左右されることなく解放されやすくなるためクリエイティブな発想やひらめきが多く生まれるといいます。

創作活動などをしたい方は、朝よりも夜活の方がよりひらめきが多くあるかもしれません。

夜に向けて昼間の仕事が頑張れる

夜活は「夜はこれをしよう」という目的があるので日中仕事を早く終わらそうと集中することができ仕事の効率化や生産性に影響されるのも夜活のメリットです。

ストレス発散できる

副交感神経が優位になる時間帯の夜は。脳がリラックスした状態で勉強をすることができるので、あまりストレスにもなりません。

また夜は朝に比べて柔軟性を養うことができる時間帯なので、リラックスヨガや陰ヨガなどがおすすめです。

デメリット

仕事が長引いたらできないことも

自分で調整が効くのであれば避けられることもチームプレイの仕事であれば、中々そうはいきません。働き方改革で定時退社ができる日も多くなってきましたが、どうしても長引いてしまって結局予定変更になることもあるのが夜活です。

好きなだけできる

「好きなだけ時間を費やせる」ことはメリットとも考えられますが、逆を言うとエンドレスになってしまい夜遅くまで行ってしまうことも。朝活のようにお尻の時間が決まっていることで限られた時間の中で集中して行うことも夜活の場合はハマってしまえば永遠とやってしまうこともデメリットに成り得ます。

あなたに合っているのは朝活?夜活?

朝活が合っている人はこんな人

早起きが苦ではない人

夜遅くまで起きていられない。朝日が昇ってくると目が覚める、という人は間違いなく朝型人間。こういった方は早起きが苦ではなく「朝活」が向いている人。

また朝起きるのは苦手だけれど、朝活に挑戦したいという方であればいつもよりも10分早く起きることから始めてみてはいかがでしょうか。使える時間は短くともヨガや瞑想など10分から始められ立派な朝活もたくさんあります。慣れてきたら15分、20分前と早く起きるようにしていきましょう。

勉強をしたい人

集中力が高い朝の内は、脳に記憶が定着しやすい時間帯。つまり資格や語学など記憶力が必要にもなってくる勉強に時間を費やしたい方に向いてる時間帯です。

健康的な習慣を身に付けたい人

早寝早起きが私たちの心身の健康に与える影響が大きいということは誰でも簡単に理解できることかもしれません。

またダイエット効果を高めたいという方にも朝活はおすすめ。早寝早起きすることで、夜間の間食防止に繋がるだけでなく、脂肪燃焼ホルモンの分泌が促進されたり、食欲をコントロールできたるなどの効果もあるんですよ。それに加えて、朝活で適度な運動を加えることがおすすめです。

夜活が合っている人はこんな人

早起きが苦手な人

「朝は眠いから集中できない。」「夜の方がリラックスできてゆっくりと趣味に没頭できる」という方は夜活がおすすめ。ただし、無制限に夜活しすぎてしまう恐れもあるため、ある程度時間を区切って取り掛かるのがおすすめです。

ストレス解消をしたい人

夜は、副交感神経が高ぶりやすい時間帯。一日頑張った自分の身体も心もリラックスした状態なので、ストレス解消に効果的な時間帯とも言えます。

リラックス効果の高いアロマや音楽を聞きながら、読書をしたりヨガをしたり、ストレッチやマッサージををするのがおすすめです。

クリエイティブな活動をしたい人

ひらめきが冴えている夜の時間帯。絵を書いたり、モノ作りに励んだり、またジャーナリングを記録するにも適した時間帯です。リラックスしている時間帯なので、一日の気づきも多く次の日からまた頑張ろうと思える夜を過ごしたい方にはおすすめの過ごし方です。

人生をより豊かにするために。朝活・夜活を始めよう!

朝活や夜活を始めていきなり生活をガラッと変えてしまうのは、逆効果。慣れない内は時間を短くしたり、毎日したいところを週末だけ、もしくは2日に1回などにしてペースを掴んでいくようにしてみて下さい。自分のライフスタイルに合わせて朝活・夜活を楽しんで下さいね!

シンガポール在住8年フリーランスライター・ヨガインストラクター (全米ヨガアライアンスRYT200保持)。
WEBメディアを中心にライフスタイル、トラベル、ヘルスケア、エコについての執筆を手掛けながら、トレンドを取り入れつつそれぞれのニーズに合ったヨガクラスを当地で開催。
東洋と西洋の文化が集まるシンガポールからヨガや健康、ロハスなライフスタイルなど海外のトレンドをお届けします。
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