もくじ
寒くなるとついつい食べすぎてしまう
秋に食欲が増す理由
「食欲の秋」とも言われるほど、秋と言えば食欲が増す時期。「食欲の秋」の由来については諸説あると言われています。得に私達がよく認識している理由の一つが、栗やさつまいも、梨、ぶどう、そしてお米など、多くの食材が旬を迎える秋はいつもより食欲が増すという考えから。
昔から日本では旬を迎え採れた食材はその時期の内においしく食べるという習慣がありました。季節の食材を採れたての美味しい内に味わうという昔の人たちの考えが現代にも広がっているのかもしれません。
ではなぜ秋になると「食欲が増す」のでしょうか。
夏に疲れた身体を回復させるため
短い夏の期間は慣れない暑さによって夏バテになってしまう方も少なく有りません。夏バテの影響で、いつもよりも食欲が減ってしまう方も。秋に入るとそんな夏の暑さから過ごしやすい気候になります。
そのため、夏の暑さによって疲れた身体を回復させるために食欲が増したように感じると考えられています。
セトロニン不足を補うため
セロトニンと呼ばれる成分は満腹感を与えて食欲を抑える働きがあると言われています。ただしセロトニンは日照時間とも深い関係が。日の当たる時間と比例していて太陽の光を浴びる時間が短いとセロトニンの分泌量は減り、長ければ増えると言われているんです。
つまり夏に比べて秋から冬にかけては日照時間が短いため、セロトニンの分泌量も減ってしまい食欲が増えると言うわけです。
寒さから身を守るため
寒さもまた食欲増加に深い関係があると言われています。
アクティブに過ごす夏に比べて、気温がぐんと下がる秋から冬は「寒いと動きたくない」と私たちの身体は自らを温めようといつも以上にフル稼働。基礎代謝が上がるんです。
その結果、何もしなくても自然と体力が奪われるので補うために食欲が増すという仕組みになっているんです。
秋はダイエットスタートに最適な時期
秋から冬にかけては太りやすい、体重が増えやすいと思いがちの方も多いのですが、実がは秋はダイエットに最適なシーズンなんです。
基礎代謝がアップ
夏のうだるような暑さから過ごしやすい秋。涼しくなってくれば、私たちの身体もそれに合わせて自然と変化していきます。
気温が下がると身体は体温を下げないために、自ら熱を生み出します。すると夏と比べて、秋や冬の寒い時期には基礎代謝が上がるのです。
基礎代謝が高いことで、エネルギー消費が高まるので自然とダイエット効果が高まるんです。
ズボラな人でも大丈夫！寝る前に簡単なダイエット方法
秋の味覚が旬を迎え食欲が増す秋の時期に無理な食事制限を実践してしまってはリバウンドなどの可能性になりかねません。この時期にしか食べれない秋の味覚を楽しみながらも、基礎代謝が上がる秋にダイエットを効果的にするためには、痩せやすい身体作りにするための毎日の習慣が大切です。3日坊主の方でも続けやすい寝る前のダイエット習慣をご紹介します。
1.夜に体重チェック
朝に体重チェックするという方は多いですが、ダイエットを成功に導くためにはできれば夜に体重計に乗る習慣を身に付けましょう。
夜に体重計に乗ることで、前日よりも大幅に体重が増えてしまっていたら、それは食べすぎのサイン。
夜の体重チェック習慣は、寝る前のストレッチや翌日の食事メニューを考えるなどのきっかけにもなりますよ。
2.熱めのお風呂に入浴
ぬるめのお湯に長く浸かるという方は多いかもしれませんが、おすすめの入浴は熱めのお湯につかる「ヒートショックプロテイン入浴」。
ヒートショックプロテインは、細胞の中にあるタンパク質を正常に働かせるサポートをしてくれるのでダイエットやトレーニング効果を促進してくれると言われています。
「ヒートショックプロテイン入浴」は、お湯を40度〜42度に設定して10分〜20分程度浸かります。
入浴中もこまめに水分補給をするように心がけて下さいね。
慣れない内は低めの温度からはじめて無理しないようにしましょう。
3.お風呂上がりに股関節のストレッチ
お風呂上がりに股関節周りのストレッチをすることはおすすめです。股関節をストレッチすると全身の血流がよくなり代謝が上がるだけではなく、むくみ解消、下半身の引き締めに効果的。お風呂上がりは柔軟性も増してるので、身体を柔らかくしたい方などにもストレッチ時間としてうってつけの時間なんですよ。
合蹠のポーズ
「合蹠のポーズ」は骨盤周りの筋肉をほぐし、股関節や仙腸関節を柔らかくしてくれるポーズ。血流が良くなり、骨盤周辺が温められます。
チャイルドポーズ
「チャイルドポーズ」は、股関節、太腿、足首の軽いストレッチに効果的。またカウンターポーズでもあるチャイルドポーズはストレスと疲労を軽減してくれ、一日の終わりを締めくくるのに最適なポーズです。
4.睡眠の質を高めてくれるアロマを炊く
睡眠の質を高めてくれるアロマを炊くこともダイエット効果を挙げてくれる習慣です。睡眠の質が良いと、成長ホルモンの分泌を促してくれ、食欲を増進するホルモンの分泌を押さえてくれることができるから。
アロマ初心者の方におすすめなのが「ラベンダー」。心を落ち着かせてくれて副交感神経を刺激してリラックスして眠ることができます。
価格・1,650円（税込み）
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5.夜更しはしないで早く床につく
秋の夜長は何かと夜更ししたくなりますが、夜更しはダイエットの大敵。
寝る際は部屋を真っ暗にして寝ることがおすすめです。部屋の明るさは睡眠の質を左右します。明かりがある上体で寝ていると食欲を調整するホルモン分泌が増しバランスを崩してしまった挙げ句のはてに、食欲が更に増すというデータもあるほど。
つまり、明るい場所で寝ることは太りやすい体質に導いてしまうということです。
寝る前の習慣で効果的にダイエットをしよう！
寝る前のちょっとした習慣でダイエットを成功に導く秋。是非、今年の秋は美味しい食材を楽しみながら効率的に痩せやすい身体作りに挑戦してみませんか。
