3つのスパイスだけで作るスパイスカレー!簡単なのに本格派レシピ

最近流行しつつあるスパイスカレー。ヘルシーさとスパイシーな味と香りが人気です。でも、ちょっとハードルが高く感じてしまいますよね。家でスパイスカレーを作るには、たくさんのスパイスが必要なのでしょうか?いいえ。そんなことはありません。この記事では、スパイスカレーを作るのに必要なスパイスと、身近な材料で作れる簡単なチキンカレーのレシピをご紹介します。

実は3つのスパイスで自宅でも簡単にスパイスカレーが作れる!

日本人の国民食「カレー」。その味の奥深さに魅了されてしまう方も多いのではないでしょうか。スパイスから作るカレーは、そのスパイシーさがやみつきになって、個性も出しやすく、新鮮な驚きと感動を与えてくれます。

そんなスパイスカレーは、プロしか作れないハードルが高い料理。そう思っていませんか?実は3つのパウダースパイスさえあれば、身近な材料で、おいしいスパイスカレーが作れるんです。それも簡単に!

この記事では、

  • スパイスはハードルが高いと思ってしまう原因
  • カレーを作るために最初に買うべき3つのスパイス
  • パウダースパイスのいいところ
  • 日本人の口にも合うチキンカレーの作り方

をご紹介します。

カレーを作るために最初に買うべき3つのスパイス

 みなさんはおうちでスパイスを使っていますか?

  • 何かの料理を作るために買っても、その料理に使ったきりで、二度と使わなくなってしまった。
  • 棚にたくさんスパイスが並んでいる台所に立つことは憧れ。とはいえ、実際にヒアとても手が出せない。
  • スパイスがあっても使い方が分からず、応用が利かないから持て余してしまう。

そんなお悩みがある方もいらっしゃるかもしれません。

スパイスはたくさんの種類がありますから、それぞれの味、におい、食材との相性、調理の仕方などを把握するには少し骨が折れるかもしれません。

むしろ、スパイスを買ったことさえ忘れていた。棚を掃除していたらとっくに賞味期限が切れたスパイスが出てきた……なんて経験がある方の方が多いかもしれないと思います。でも、おいしいスパイスカレーを作るために必要なスパイスは、実はそれほど多くありません。

それでは、スパイスカレーを作るのに必要な3つのスパイスをご紹介します。それは、ターメリック、チリパウダー、コリアンダーパウダーです。それぞれ、どんな特徴や役割があるのか、ご紹介します。

1.ターメリック

鮮やかな黄色のスパイス。カレーに色をつける役割があります。日本では「ウコン」と呼ばれ、肝臓に良い生薬として知られています。止血作用、腸内細菌の強化、抗菌、血液浄化などの作用があります。

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2.チリパウダー

唐辛子の粉末。カレーに辛さを加える役割があります。唐辛子に含まれるカプサイシンが身体を温めます。

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3.コリアンダーパウダー

コリアンダーの種子や葉を乾燥させてパウダー状にしたもの。カレーに甘くさわやかな香りを加える役割があります。排出作用、食欲増進、消化促進、発熱・吐き気を抑える作用があります。

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パウダースパイスのいいところ

ここまで読んでも、イマイチ購買意欲がわかないという方のために…… スパイスを使う利点、いいところについてご紹介します。

①いつもと違ったカレーができ、マンネリ化を脱却

いわずもがな、ですが、市販のルーで作る日本の家庭的なカレーとは違った味になります。

スパイスは、味噌や醤油などの調味料のように濃い味がついているわけではないですし、今回はさらにスパイスの種類が限られていますので、より素材の味が引き立つようなカレーになります。

②余計なものが入っていなくてヘルシー

健康面のことを考えた時に、スパイスを使うメリットは大です。市販のものとは違い、余計なものが入っていません。

市販のルーには添加物や小麦粉、油が多く入っています。それに比べ、スパイスはグルテンフリーで油も入っていませんから、よりヘルシーです。

③挽く必要がない

スパイスにはおおよそ3つの分類の仕方があります。パウダー、ホール(シード、種)、フレッシュ(ハーブ)です。

このうち、今回使うのはパウダースパイスです。

パウダースパイスは、フレッシュまたはホールスパイスを粉状に粉砕したものなので、新鮮さ、香りと言った面では劣るかもしれませんが、ミルやクラッシャーなどで粉砕する必要がなく、料理にそのまま使えます。

料理に馴染みやすいので、スパイスに挑戦する最初の一歩としてはぴったりです。

④人から料理上手に思ってもらえる

スパイスが台所に並んでいる、市販の調味料を使っていない。そんなことを聞いたら、料理上手なんだろうなあ!と想像がつく。そうは思いませんか?

スパイスを使いこなすようになるまでは少し大変かもしれませんが、慣れれば難しいことはありません。スパイスを使っているというだけで自分の評価がアップするなんて嬉しいですよね。

日本人の口にも合う!3つのスパイスから作るチキンカレーレシピ

それでは、上でご説明した3つのスパイス(ターメリック、チリパウダー、コリアンダーパウダー)から作るカレーのレシピをご紹介します。

材料(1人分)

  • 鶏肉 70~100g
  • 玉ねぎ 1/6
  • トマト 小1個
  • にんにく 小さじ1/4
  • 生姜 小さじ1/4
  • 塩 小さじ1
  • 酢 大さじ3
  • ターメリック 小さじ1/4
  • チリペッパー 小さじ1/4
  • コリアンダーパウダー 小さじ2
  • 水 150ml
  • ココナッツミルク 50ml

作り方

  1. 玉ねぎ、にんにく、生姜をみじん切りにします。
  2. 鶏肉は食べやすい大きさに切り、酢を入れ混ぜ合わせて、30分ほど寝かせます。
  3. トマトはざく切りにし、ミキサーにかけてジュースにします。
  4. ココナッツオイルを入れ、にんにくと生姜を痛めます。うっすら茶色くなってきたら玉ねぎを入れ、徐々に弱火にしながら、玉ねぎが濃い茶色なるまでじっくり炒めます。
  5. 3のトマトを加えてよく炒め、水分がある程度飛んだところでパウダースパイスと塩を入れ、ねっとりしてくるまでよく混ぜます。
  6. 分量の水と2の鶏肉を入れ、強火で一度沸騰させたら弱火にし、蓋をして5分ほど煮ます。鶏肉に火がよく通るよう、途中で転がし、さらに5分ほど煮ます。
  7. 仕上げにココナッツミルクを入れて、よく混ぜながら、弱火で2~3分ほどさらに煮込みます。
  8. 塩で味を整えて完成。

上手に作るポイント

  • トマトはトマトピューレ、トマト缶で代用可能です。
    トマトケチャップやトマトジュースを使う場合は、既製品の塩分を考慮し、塩の料理調整してください。
  • カレーを作る鍋は、なるべく底面積の広いものを選びましょう。
    玉ねぎを炒める際むらなく火が通ります。

いかがでしたか?スパイスと聞くだけで「私には無理」と思ってしまうかもしれません。

でも、料理への使い方は、実はそんなに難しくありません。本記事でご紹介したレシピを参考に、是非、おうちでスパイスカレーを作ってみてください。

横浜・石川町にて、アーユルヴェーダ料理教室、ヨガ・顔ヨガのレッスンを開催。
東京・中野坂上にて、毎週日曜限定でアーユルヴェーダカフェを運営。
美腸・健康的な心と体を作る【アーユルヴェーダ料理】、顔痩せ・小顔に効果的な【顔ヨガ】、便秘解消や腰痛緩和・リラックス・デトックス効果のある【ヨガ】。この3つで、毎日をより豊かにするお手伝いをします。

・2017年3月 ファーストシップトータルヨガスクール主催 全米ヨガアライアンス認定(RYT200)取得
・2017年5月 高津文美子式フェイシャルヨガ認定講座終了
・Hale Pule認定アーユルヴェーダヘルスカウンセラー資格取得に向け勉強中
・ヨガ・アーユルヴェーダ料理教室「森の時計」主宰

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