もくじ
暑い夏が終わりいよいよ季節は秋へ。日が短くなり空が高くなり、いつの間にか秋晴れと風の感じで秋冬を感じるようになってきました。
秋の到来は人恋しいような淋しさを感じ、外気の気温も冷えてきて心身ともにほっこりと温まりたくなります。
これからのシーズンにおすすめの、家庭で楽しめる簡単なスパイスを使ったドリンクレシピを7つご紹介します。
いよいよ秋の到来。自宅でゆっくりあったかドリンクを。
いつもの料理に加えることでグッと旨みが加えられるスパイス。
煮込み料理や下味を漬ける時にも随分と活用でき、スパイスの味と効能を知っているのと知らないのでは、料理の楽しみの幅が随分と違うかもしれません。
そんなスパイスを使って自宅で簡単においしいドリンクを楽しみたいもの。
ヨーロッパの秋冬にはさまざまな料理やドリンクにスパイスを多用し、厳しい冬にあったかなものを口にし、その寒さを乗り越えます。
なかには本当においしいため日本でも定着すればいいのにな…と思うものがあります。
身体が冷えてきたな…と感じたら、ぜひさまざまなスパイスを使って、おいしく・身体がほっこりと温まるドリンクをお家で楽しみましょう♡
ジンジャーコーヒー
まずご紹介するのはジンジャーコーヒー。パウダー状の生姜を使うと簡単にできます。ちなみにこの生姜パウダーは生の生姜より身体の内側を長時間温めてくれる秋冬に活用したい逸品。
いつもの紅茶にちょっと振りかけたり、ヨーグルトに蜂蜜とともにかけたりと応用もききます。
【ジンジャーコーヒーの作り方♪】
- マグカップに蜂蜜を適量入れる
- 挽いたコーヒー豆と生姜パウダー小さじ半分ほどををドリップにセットし、熱湯で1のマグカップにコーヒーをたてる(カップぎりぎりまで入れすぎない)
- ラムかブランデーを少量ふる(お好みで)
- 泡立てた生クリームをのせる(カップに蜂蜜が入っているため、砂糖の量は調節)
- シナモンを振る
ドリップ時に生姜パウダーを加えるのがポイント。もし生姜のスパイシーさが足りなければ、コーヒーをたてた後に生姜パウダーを足して混ぜます。
ラムやブランデーはお好みです。お酒が苦手な人は省きましょう。このジンジャーコーヒーはコーヒー好きな方におすすめ。日本でも定番化すればいいなと思うようなおいしさです!
オーガニック黄金しょうがパウダー70g 鹿児島県産
Amazonで見るスパイスチャイ
次にご紹介するのはスパイスチャイ。インド料理店に行くと味わえる、甘くて深くてスパイシーなミルクティーです。
【用意するもの】
- 紅茶の茶葉…小さじ2~3杯
- 水…400~500cc
- 牛乳…150~200cc
- 生姜…生の生姜の場合は1片分のすりおろし/生姜パウダーの場合は小さじ半分ほど
- カルダモンの粒…4~5粒(種までしっかりと潰しておく)
- クローブ…1から2粒(潰しておく)
- シナモンパウダー…小さじ半分
- ローリエ…1枚
- 胡椒…少々
- 砂糖…大さじ1(または蜂蜜)
【作り方】
- クローブとカルダモンを硬い瓶などで砕いておく(特にカルダモンは種までしっかりと砕く)
- 鍋に紅茶の茶葉・カルダモン・クローブ・生姜・ローリエ・胡椒を入れて沸騰させる
- 沸騰したら弱火で3分ほど煮立たせる(その間に砂糖(または蜂蜜)を加える)
- 3分たったら弱火にし、しばらくするとわーっと沸騰してくるので、そのタイミングで牛乳を加える
- 沸騰してから弱火で3分煮出す
- 3分たったら強火にして沸騰させ、その直後に火を止めてできあがり♡
マスコット カルダモン 25g
Amazonで見るマスコット クローブ 20g
Amazonで見る紅茶には黒糖(蜂蜜)+シナモン+クローブ+生姜パウダーを
スパイシーなミルクチャイもおいしいですが、ストレートティーにスパイスを加えるだけでも身体ぽかぽかなドリンクができあがります。
日常的に紅茶を飲むという人は、生姜パウダー小さじ半分とクローブ2~3粒・黒糖・または蜂蜜を加えたジンジャーティーを試してみてください。
白砂糖よりは蜂蜜や黒糖を使うとより身体を温めてくれます。生姜パウダーは生の生姜より身体の深部からじわじわと温めてくれ、クローブは血流を良くしてくれます。
カモミールミルクティー
喉をケアするドリンクでおすすめなのがハーブティーのカモミール。ヨーロッパでは、カモミールティーの湯気を喉に当てる民間療法があります。
そんなカモミールティーのティーバッグをマグカップに入れ、熱湯/ホットミルク1:3と蜂蜜・クローブ数粒を注ぐと喉風邪の時やリラックスしたい時にうってつけのドリンクとなります。優しいハーブの香りに癒されますよ!
アルコールもじんわりホットで
身体を温めるドリンクはアルコールでだって楽しめます♡晩酌の際にもスパイスを使ったおいしい逸品を!
・ヨーロッパの風物詩「ホットワイン」
寒さの厳しいヨーロッパでは、ホットワインが風物詩といえるほど。赤ワインがメジャーですが、白ワインでもおいしくいただけるのです。
自宅で簡単にホットワインを作るのであれば電子レンジを使用するのが簡単でおすすめです。
【ホットワインの作り方♪】
- 耐熱のマグカップに蜂蜜適量・ワイン(赤でも白でもお好みで)・クローブ2粒・ナツメグひと振り・シナモンひと振りしてレンチンする
- 甘さが足りなければ調整してできあがり♡
鍋で作る場合はスパイス・ワイン・甘味(砂糖または蜂蜜)・オレンジの輪切りを入れて火にかけます。
身体がぽかぽかになりますが、白砂糖よりも黒砂糖か蜂蜜を使うのがおすすめ。また、お好みで生姜パウダーを適量加えるのも良いでしょう。
マスコット ナツメグパウダー 35g
Amazonで見る・ラムベースのホットカクテル「ホットバタードラム」
ホットバタードラムはラムベースのホットカクテル。通常は耐熱グラス/カップに角砂糖を少量の湯で溶かし、そこにラムを45mlそそぎ、熱湯をグラスなみなみまで加えたら最後にバター5~10gをのせて溶かし、シナモンスティックでかき混ぜます。
ラムやの香り高くバターのまろやかさが感じられ、秋冬にはおすすめのアルコールドリンク。
このホットバタードラムの熱湯を沸騰したミルクにかえたものが「ホットバタードラム・カウ」となりますが、よりまろやかに心身温まりたい方におすすめ。
ミルクを鍋やレンジで温める際にクローブ・生姜パウダーを加えると深い味わいにスパイシーさが加えられ、入眠前のリラックスドリンクとして最高なほっこり♡が味わえます。
・ヨーロッパで冬の大定番「プンシュ」
プンシュとはフルーツ果汁+スパイス+アルコールを火にかけたドリンクで、ヨーロッパではホットワインとともに冬の風物詩とされる大定番なドリンク。
プンシュにはアルコールが入りますが、このプンシュからアルコールを除いたものが「キンダープンシュ」と呼ばれます。
作り方はアルコールを加えるか加えないかによるので、ご自身の状況に合わせて作ってみましょう。
【プンシュの作り方♪】
- りんご果汁やオレンジの果汁を鍋に200ml~250ml入れる
- 生姜パウダー・クローブ・ナツメグ・スターアニス・オレンジピールを1の鍋に入れる
- ブランデーやラムを加えて火にかける
プンシュはホットワインに次いで冬のヨーロッパの大定番。各家庭でオリジナルレシピがあります。アルコールの量やスパイスの加減はお好みに合わせて調整してみてください。
また、このプンシュからアルコールを除いたものが「キンダープンシュ」。アルコールを除いて火にかけましょう。
マスコット 袋入 スターアニス/八角 5g
Amazonで見るあったかドリンクで秋冬をほっこり過ごそう♡
今回はスパイスを使った秋冬におすすめの身体が温まるドリンク7選をご紹介しました。
それほど日常に馴染みがなくとも、スパイスを使ったほっこりドリンクは寒い時期を幸せに過ごせるひとつの方法です♡
ぜひこの記事を参考に、これらのスパイスドリンクをお試しください!