もくじ
インドの伝統医学アーユルヴェーダに基づいた不眠症解消ドリンク「ムーンミルク」
ムーンミルクとは?
筆者の3歳になる娘は、幼稚園のお昼寝前に必ずホットミルクを飲むようで海外子育て中のママの間ではこれは一般的。
今回ご紹介する「ムーンミルク」は、そんな就寝前に飲むとよく眠れると言い伝えられてきたホットミルクにスパイスを加えたインドの伝統医療であるアーユルヴェーダの考えを元にした伝統的な飲み物。
アーユルヴェーダは心身のバランスを整えてヘルシーな生活を送ることを目的とした予防医学として捉えられることが多く、ムーンミルクもその一つ。自然素材を利用した飲み物のため、安心して飲めるのは嬉しいですよね。
SNSで人気爆発
ムーンミルクの人気はSNSから始まりました。シンプルなホットミルクに抹茶、ラベンダー、ビーツパウダーなどで美しく色付けされ、スパイスやハーブをトッピングしたその見た目はまさにインスタ映え間違いなし。
更に見た目だけではなく、不眠症改善やストレス軽減に繋がるという効能も相まって海外のヘルスコンシャスな人々の間ではここ数年とても話題となっています。
美容と健康のために快眠はかかせない
睡眠不足が私たちに与える影響とは
ストレス
よく眠れなかった、夜中に起きてしまった次の日は、いつもは気にしないようなことを気にしてしまったり、怒りやすくなってしまうという方も多くいます。これは人が睡眠不足に陥ることでストレスを抱えやすくなってしまうから。ストレスを抱えないためにも夜間の睡眠はとても重要になってきます。
集中力低下
睡眠不足は、集中力低下の原因にもなると言われています。夜間しっかり睡眠が取れていなかったせいで、日中睡魔に襲われたり、また認知機能も鈍るため、情報を新しく記憶したり、思い出したりすることも難しくなってしまいます。
体重増加
睡眠不足は新陳代謝を滞らせてしまうとも言われています。新陳代謝がスムーズな状態を保てていれば、身体はカロリーを消費しやすくなりバランスの取れた体重を保つことができるのです。
睡眠で大切なのは「眠りの質」
睡眠で重要なのは、その「質」とも言われています。睡眠時間は短かったけれど、ぐっすり眠れた日は「調子が良い」ということはありませんか?逆に早く寝たのに、夜中に目覚めてしまった、あるいは夢をよく見たという次の日の朝は「身体が重い…」と感じてしまうのも「質」が関係しているから。
私たちは寝ている最中、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠を一晩で4−5回繰り返しています。レム睡眠中には身体は休まっていますが脳は活動をしており夢を見ています。またノンレム睡眠に眠りの深さのレベルがあり、最も深い眠りを得られるのが最初の1~2回。寝入ってから約3時間の間に深い眠り=ノンレム睡眠に達することができれば脳と身体を休ませることができ質の高い眠りを得ることができるのです。
ムーンミルクはなぜ安眠に効く?
眠りを誘うホルモンメラトニン
ムーンミルクの主要な材料であるミルク(牛乳)には、眠りを誘うホルモン「メラトニン」を生成するトリプトファンが含まれています。このメラトニンとトリプトファンは、医薬品などにも応用される成分でもあります。
ホットミルクよりもさらに効果的な理由は天然ハーブの力
ムーンミルクには、更にアダプトゲンと呼ばれる天然ハーブの粉末を使用し、「質の良い」睡眠に導いてくれます。
アダプトゲンとは、ストレスへの抵抗能力を高めると言われる天然ハーブの総称。レイシ(マンネンタケ)、マカ、アマチャヅル等の様々な種類はありますが、特に人気なのがアシュワガンダと呼ばれる天然ハーブです。
アシュワガンダとは
「アシュワガンダ」とは、インドで古くから使われている常緑低木で、滋養強壮や抗ストレス、免疫増強などの効果が期待できるとして注目されています。日本では、このアシュワガンダは医薬品として指定されています。
通販可「The Moon Milk」はミルクと混ぜるだけ!
The Moon Milk(ザ・ムーンミルク)は日本初のムーンミルクブランドです。副交感神経を優位にして心と体をリラックスさせ、眠りを深くしたり、目覚めをサポートするGABAを100mg配合し、厳選された有機ココナッツシュガーを使用。ROSÉとGOLDの2種類から選べ、ホットミルクにサッと入れてかき混ぜるだけで手間なく美味しいムーンミルクが作れます。
- 夜なかなか寝付けない人
- 睡眠が浅い・途中で起きてしまう人人
- 朝起きるのが辛い人
内容量: 1箱20包入り
価格: 3,980円(税込)
ムーンミルクのレシピ
インスタグラムなどで「#moonmilk」と検索すると様々なレシピを見つけることができます。ムーンミルクの作り方は、ホットミルクにアダプトゲンパウダー、はちみつなど自然甘味料、お好みのスパイスを入れるだけ。
植物由来の食品を中心とした食事法を遂行する「プラントベース」の方であれば、ベースとなるミルクを豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクに代用することも可能です。ここでは筆者のお気に入りのドライカモミールを使用したレシピをご紹介します。
材料
- ココナッツミルク 200ml
- レイシパウダー 小さじ1
- ドライカモミール
- 蜂蜜 お好み
作り方
- お鍋でココナッツミルクを温める(沸騰させないように注意する)
- 1にレイシパウダーを加える
- 2がよく混ざったらマグへ注ぐ
- お好みで蜂蜜を加えて甘さを調節
- ドライカモミールをトッピング
- 完成
快眠には運動も重要
質の良い睡眠が心身の健康にいかに重要で、ムーンミルクが快眠を助けるということもよくご理解頂けたかと思います。ただし、快眠には寝る前の過ごし方も重要。特に運動を常日頃から生活ルーティンの中に組み込むことも重要です。
ヨガのポーズで安眠
アメリカで発表された運動科学の研究で、就寝前のヨガが「安眠へと誘ってくれる」という結果が明らかになりました。「寝る前に運動はちょっと…」という方でも大丈夫!ベットの上で簡単にできるヨガのポーズをご紹介します。
バッタ・コーナ・アーサナ(合蹠のポーズ)
就寝前の静かな一時を過ごすのに最適なポーズ。
ジャーヌ・シルシャーサナ(頭を膝につけるポーズ)
脳の鎮静効果のあるポーズは就寝前のリラックスタイムにおすすめ。背骨を丸めずにお腹から足へ近づけるイメージで胴体を長くするのがポイントです。
ワーユ・ムクティ・アーサナ(赤ちゃんのポーズ)
心を落ち着かせる姿勢。自然とリラックス状態へと誘ってくれます。
呼吸法を用いて心身ともにリラックス
ヨガの呼吸法(プラーナヤマ)の1つである代替鼻孔呼吸。中々寝付けない時におすすめのプラーナヤマです。気分の高揚などを沈めてくれる効果が期待できます。
- 右手の親指で右鼻の穴をふさぎ、左鼻から空気を吸う。
- 薬指で左鼻の穴をふさいで、右の小鼻から息を吐く。
- 1と2を繰り返し、気持ちが落ち着いたら就寝。
快適な眠りでヘルシーな生活を
「疲れているのに眠れない。」「夜中に何度も起きて眠りが浅い。」など日本人の睡眠不足は世界的に見てもとても深刻だと言われています。是非、質の良い睡眠で心身ともにヘルシーな毎日を過ごすために参考にして下さいね!