もくじ
バリ島・ウブドとは
ウブドってどこにあるの?
バリ島は日本人の間でもとても人気な観光地の一つ。バリと言って思い浮かべるのはクタやスミニャックエリアのビーチかもしれません。今回、ご紹介するウブドはバリ島の国際空港デンパサール国際空港から車で約2時間弱の場所にあるウブドというエリア。
ウブドはバリ島の中でも避暑地として知られていて、手つかずの大自然が残ったエリアです。ビーチの印象が強いバリ島ですが、ウブドは緑や段々畑の田園風景に囲まれていて稲作や農家も盛んな地域でオーガニックレストランやカフェなども多い場所です。
ウブドは世界中からヨギーが集まるヨガの聖地
食べて、祈って、恋をして (字幕版)
Amazonで見るウブドは古くからヨギーの聖地としても有名な場所です。2010年に公開された映画「食べて祈って恋をして」の舞台にもなったことで、ヨギー以外にも一躍人気のスポットとなりましたが、現在も映画とは関係なしに世界中から多くのヨギーがウブドにヨガのプラクティスを実践しに訪れます。
エコ・オーガニック先進国のバリ島はヘルシー志向女子におすすめ
レジ袋ゼロ運動
バリのビーチを歩いたことのある方は「バリ島=エコ?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、ここ数年でバリ島の中は環境に配慮した活動がとても盛んになってきました。その一つが「レジ袋ゼロ運動」です。
バリ島だけではなく、世界中でプラスチックごみ問題は加速の一途と辿っていますが、この「レジ袋ゼロ運動」もまたその問題に対して警鐘を鳴らしているムーブメントの一つです。
世界的に有名なバリ島のインターナショナルスクール「グリーンスクール」に通う2人の少女が立ち上げた「Bye Bye Plastic Bags(バイ・バイ・プラスチック・バッグス)」というプロジェクト。2013年に始まったこの活動は子どもだけでなく多くの大人の賛同者を受けて広まり、2015年には当時のバリ州知事に「2018年までにプラスチック袋を撤廃する」という覚書を交わすまでに至りました。2019年1月1日からはデンパサール市内にあるスーパーやコンビニ、市場でもプラスチック袋は廃止になっています。
この運動は今後も加速すると期待されていて、バリ島全域でレジ袋がなくなる日はそう遠くないと言われています。
オーガニック農園が豊富。その理由は?
バリの中でもウブドは稲作や農業がとても盛んなエリアです。そして多くの農園が、農薬や殺虫剤に頼らないオーガニック農法で食材を育てているのも特徴的。
ウブドの農園の多くが小規模農家で、地元に密着した農家ということが理由の一つとして挙げられるかもしれません。大量生産を目的としておらず、小規模生産の中で食の安全にも拘った農法で地元のマーケットなどにおろされていたり、農家が直接経営しているカフェやレストランにて食材が提供されています。
また、前述した通り古くからヨガの聖地としても栄えてきたウブドには自然と身体の内側から健康を求める人々がたくさん集っていることもオーガニックが盛んな理由の一つかもしれません。
バリ島ウブドで実現するエコでオーガニックな女子旅プラン
世界的に有名なヨガスタジオ「The Yoga Barn (ヨガ・バーン)」でモーニングヨガ
ウブドに来たのであれば絶対に訪れたいのがヨガスタジオ「The Yoga Barn (ヨガ・バーン)」でのレッスン。朝から晩まで様々なヨガのクラス、瞑想のクラス、またアーユルベーダ体験など豊富なラインナップの中から選ぶことができます。
筆者のおすすめはモーニングヨガ。早起きして緑に囲まれた新鮮な空気を感じながらのヨガは心身ともにリフレッシュすることが間違いなしです。
レンタル自転車で田園風景を眺めながらサイクリング
ウブドでの移動におすすめなのがレンタル自転車での移動です。ウブド内には、バスや電車のような公共交通機関はありません。徒歩で回ることも無理ではありませんが、見どころスポットとスポットの間が、離れていることも多いためモーターバイクもしくは自転車が便利。モーターバイクは要免許ということ、また日本のようにしっかりと舗装された道路ではないため、初心者の方は自転車の方が安心です。
レンタルサイクルしているホテルがたくさんあるので、ウブドの有名な田園風景を眺めながらアクティブに楽しみたい方は是非楽しめ見てくださいね。
市場も回れる!オーガニック農園でバリニーズ料理教室に参加
バリニーズ料理教室に参加するのも、観光者にとっておすすめの旅行プラン。バリニーズ料理はお野菜がふんだんに使われていたり、オイルはココナッツオイル、お砂糖はパームシュガーやココナッツシュガーなどヘルシーな配慮が自然とされているのも女子には嬉しいポイント。
筆者が参加した「Balinese Farm Cooking & Organic Farm」はオーガニック農家が主催するファームクッキング教室。宿泊先まで無料で送迎がついていて、モーニングクラスに参加すると地元の人しか行けない市場に連れて行ってくれ、日本では見ないような野菜やフルーツを紹介してくれます。
実際料理で使用する食材は全て農園で摂れたオーガニックの野菜や果物。クラスは英語で行われますが、少人数制で丁寧に教えてくれるので、とても英語が苦手な方でも安心して参加できます。
また、参加者との交流も楽しみの一つ。料理教室に参加しなければ出会うことのできない人々との出会いはたくさんの発見があること間違いなしです。
通が教えるウブドおすすめのオーガニックレストランやカフェ
・「Hujan Locale (フュージョン ・ロカレ)」
世界中から移住者も多いウブドには世界の有名シェフが腕を振るうレストランなどもたくさんあります。
オーストラリアの有名シェフWill Meyrick (ウィル・メリック)が手がけるレストラン「Hujan Locale (フュージョン ・ロカレ)」では、レストランの自家菜園で栽培されたオーガニック野菜をふんだんに使いオージーエッセンスが入ったインドネシア料理が堪能できるレストラン。ウブドの中心地にあるウブド王宮から徒歩5分の場所にあるレストランは、シックで大人な雰囲気が魅力です。
・「Sari Organik(サリ・オーガニック)」
また、オーガニック農園が経営している「Sari Organik(サリ・オーガニック)」もおすすめです。ウブド中心から徒歩30分ほどの場所にあり車などでは訪れることができな場所。散歩がてら田舎道を歩くもしくは自転車やモーターバイクで訪れるようにしましょう。ウブドの美しい田園風景を望みながら美味しいとれたてのオーガニック野菜を使ったインドネシア料理はどれも格別です。
旅の最中の外食続きの食生活ではお野菜不足になりがちで、心も身体も疲れてしまうことが多いですが、意識して積極的にお野菜を摂るようにすることで、最後まで旅の疲れに引っ張られずに楽しむことができますよ。
お土産ももちろんオーガニック
お土産品もオーガニック商品が多くあるのがウブドの魅力。ウブドで摂れたオーガニックココナッツシュガーなどは、日本で手に入れようとすると3倍から5倍の値段がします。その他にも、ウブドで作られたオーガニックコスメなどもあり、女性にとっては楽しいショッピング時間を過ごすことができます。
バリ島ウブドで素敵な夏休みを過ごして下さいね!
ウブドが世界中の多くの女性の心を掴んで離さないのは、美しい自然が作り出した魅力がたくさんある場所だからかもしれません。是非、ウブド旅行へ行く際は参考にしてくださいね!