もくじ
夏本番!熱中症対策はこまめに
年々夏が熱いのは地球温暖化の影響
夏は野外フェスやお祭り、キャンプやBBQ、またビーチヨガなど野外でのイベントが盛りだくさんの時期。そんな夏の間によく耳にするのが「熱中症で○人運ばれた。」というニュース。年々暑さが増しているのは、紛れもなく地球温暖化の影響によるもの。
日本では特に1990年代以降、高温となる年が頻繁に現れるようになりました。日本の気温上昇が大きいのは、地球温暖化による気温の上昇率が比較的大きい北半球の中緯度に位置しているためと考えられています。
このような気温の上昇伴った、熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上の夜)や猛暑日(1日の最高気温が35℃以上の日)は増える一方で、冬日(1日の最低気温が0℃未満の日)は少なくなっているというデータもあります。
熱中症にならないために
熱帯夜や猛暑日が予想される日本の夏で対策をとらなくてはいけないのが熱中症。総務省の「平成30年(5月〜9月)の熱中症による救急搬送状況」によると、2018年5月〜9月までの間に熱中症で救急搬送された人は9万5,137人で、そのうち死亡者数は160人に上ったという報告があります。
エアコンだけに頼りたくない!
熱中症は、産熱(身体が熱を作る働き)と放熱(身体の外に熱を逃がす働き)のバランスが崩れたときに起こると言われています。また冷房の環境下に長時間いるとこのバランスを崩しやすくなるとも言われているんですよ。
例えば、快適な冷房化の中に長時間いることで、外出時の温度変化に対応できなくなってしまったり、あまりにも外と中の気温差が激しすぎると自律神経が乱れてしまうということも。
熱中症対策のためのエアコンの利用は温度設定や外出時の服装などにも気をつけるようにすることが大切と言われています。
南国の人が実践する!身体をクールダウンする方法10選
・身体を冷やす食べ物を摂取する
食べ物には陰と陽の性質があると言われています。陰は身体を冷やす作用、陽は身体を温める作用。夏場は身体を冷やす作用のある食べ物を食べることで自然と身体をクールダウンさせるというのが南国の人々の習慣としていること。夏場にきゅうりを丸かじりするというのも陰陽の考えが元になっています。
暖かい国や地域で育つ、または夏場に旬を迎える食べ物は陰の食べ物、寒い国や地域で育つ、冬場に旬を迎える食べ物は陽の食べ物とも言われています。
暑い夏、寒い冬など季節によって選ぶ食材を工夫するようにしましょう。
身体を冷やす食べ物の一例 | 身体を温める食べ物一例 |
スイカ | りんご |
ナス | かぼちゃ |
ゴーヤ | ごぼう |
トマト | ピーナッツ |
枝豆 | レバー |
・コットン素材の寝具を使用する
夜間あまりの暑さに我慢できずに起きてしまい寝不足…という方も少なくない夏の時期。おすすめは、コットンシーツを使用すること。熱がこもりにくく、汗の吸水性の高いコットン100%生地は暑い夜もさらっと快適な眠りを持続するのを助けてくれます。
・水のフットバスを利用する
寒い時期に温かい足湯や温泉に入るのと同じように、足を冷やして体の温度を下げる水のフットバス利用もおすすめです。水のフットバス以外にも、プールの利用などもおすすめです。
・アロエベラを使用する
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アロエは漢方・薬膳の世界ではカラダの余分な熱を排出する機能がある食材として位置付けられています。またその効果は食べるだけではなく、アロエベラ配合のジェルを利用して身体の外からクールダウンする方法もおすすめ。日焼けで赤くなってしまった患部やわきの下や首の後ろなど熱が籠る所にも塗ると熱中症対策になります。
・アルコールやカフェインは控える
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暑い日には「ビールが最高!」という方もいるかもしれませんが、飲みすぎには注意が必要です。アルコールは利尿作用を上げて脱水症状を招く恐れも。アルコール同様にカフェインもまた利用作用を高めます。水分補給はお水や麦茶など身体に吸収されやすい飲み物を選ぶようにしましょう。特に、麦茶は汗をかいて不足しがちになるミネラルを多く含んています。ミネラル不足は熱中症の原因にもなると言われているんですよ。
・ヨガの呼吸法・シータリー呼吸を実践する
シータリーは熱を冷ますという意味でこの呼吸法は、体を内側から冷やし、血液を浄化し、喉の渇きも癒してくれる効果が期待できます。また気分も落ち着けてくれる効果もあるので、夏のイライラしたり、熱くて集中できないという方にもおすすめ。
- 舌を少しだけ口から出して、舌をストローのように丸めます
- ゆっくりと舌を通して息を吸います
- 口を閉じて、息を止めます(慣れない内は省略可能)
- 両鼻からゆっくりと息を吐いて、吐ききります
- これを3〜5回続けます。
・コットンやリネン素材の服装を取り入れる
ファッションを工夫するのもおすすめ。おしゃれは我慢という方もいますが、おしゃれのために体調を崩してしまったら元も子もありません。冷房が強い室内では羽織ものを利用し温度差の調整を、外ではコットンやリネン素材などの薄手で風通しが良いものや汗の吸収をしてくれるような素材を選ぶようにしましょう。
・薄いカラーを選ぶようにする
黒など濃い色のファッションではなく、なるべく薄めの色を選ぶようにするのもおすすめ。見た目も涼しげなので気持ち的にもクールダウンできますよ。
・サングラスや帽子で直射日光を遮る
紫外線は目から吸収されるとも言われています。日焼け、シミ、そばかす対策も含めて、夏場はサングラスや帽子を積極的にファッションに取り入れるようにしましょう。
・日焼け止めを使用する
ニベアサン プロテクトウォータジェル エクストラクール SPF50+ PA+++
面倒だからと言って日焼け止めを怠けるのもおすすめできません。熱中症対策用のひんやりするタイプの日焼け止めなどもおすすめです。
暑さに負けない身体作りには睡眠や運動、食生活にも注意
夏バテによって食事がとれていなかったり、食事内容が偏っていたりすると疲労が蓄積して熱中症にかかりやすくなるとも言われています。食事のバランスを整えて、疲れを蓄積させないためにも睡眠をしっかりとるように心がけましょう。
また適度な運動も熱中症対策には効果的とされています。ただし脱水症状なども懸念されますので水分補給などを適度に行って運動することを心がけましょう。
暑さに負けずに楽しい夏を過ごしましょう!
イベント盛りだくさんの夏は、楽しいことが盛りだくさん。それでも、暑さ対策を怠ってしまうとせっかくの夏を思う存分満喫することができません。
是非、暑さに負けずに楽しい夏を過ごせるように参考にしてくださいね。