あなたも隠れフレキシタリアン！？
世界中のセレブやスポーツ選手の中でも、プラントベース(植物性中心の食事)と呼ばれる食生活の方々が増えてきました。お肉や魚といった動物性の食べ物を避けて、植物性の食材をいただくヴィーガンやベジタリアンとも呼ばれるライフスタイルです。
ヨギーの中にも完全に排除しなくとも、健康・ダイエットのためや、それだけでなく動物愛護の思想に共感して野菜中心の食生活を送る方も多いのではないでしょうか？実は、臨機応変に肉を減らす「フレキシタリアン」が日本全体の3,4割と大きな市場が見込まれています！
「フレキシタリアン」とは「フレックス」と「ベジタリアン」の造語で、毎日ではないけど柔軟にベジタリアン(菜食主義)という選択をする人のこと。ときどき肉や魚も食べ、その名のとおり食事に「フレックス＝柔軟性」をもたせます。
なぜ肉代替商品を食べるのか
肉を食べ過ぎることへの「健康」への影響、2050年には90億人と推定される世界「人口」による食糧不足、肉が出来るまでのエネルギーを考えた際の「エコロジー」の3カテゴリーの課題が肉代替によって解決されるとも期待されています。
肉が出来るまでのエネルギーに関してもう少し説明すると、肉一キロの生産に必要な穀物は、
・牛肉＝11キロ
・豚肉＝7キロ
・鶏肉＝4キロ
と言われています。
また、もちろん健康・ダイエット観点も、優れています。普通のハンバーグに対して、タンパク質量はほぼ変わらず、カロリーや脂質は大幅に下げることができます。
植物性が動物性に優るというエビデンスも
権威ある論文誌ランセットより、炭水化物を食事の約半分量にすると死亡リスクが最も低くなり、さらに炭水化物の代わりに動物性のものをとると1.18倍など増えているが、代わりに植物性のものを取ると0.82倍と死亡リスクが減ったという面白い論文結果が出てきました。
つまり、ただ思想的なものだけでなく実際に動物性食品を植物性に置き換えることは死亡リスク軽減につながるということです。
(文献：Seidelmann et al. Lancet Public Health. 2018)
肉代替商品の進化
ただサラダばかり食べているのではなく、近年の肉を食べない食卓は、一見そうではない家庭とも変わらない彩が溢れてきています！
「ビヨンドミート」、「フェイクミート」、「ミートアルタナティブ」、そして今回大塚食品さんから発表された「ゼロミート」など世界中で肉代替商品が次々と登場し、本物の肉や肉加工品に近づいているからです。
以前から大塚食品ではゼロミートハンバーグが販売されていたのですが、さらに改良が加わり、この度新たにソーセージタイプも新登場しました。大豆加工食品を使用して作られています。
大塚食品のZEROMEAT（ゼロミート）ソーセージ
フィルムタイプで少し開けてレンジでチンすればすぐ食べれるソーセージタイプ。もちろん肉の色をよくする必要がないので発色剤不使用なのもいいですね。
今回の新作発表会では炒める、茹でる、パンに挟むなど一般的なソーセージの食べ方で実際にゼロミートソーセージをいただきました。ソイミートでよくある大豆特有のにおいが本当に少なく、食感もリアルでした。
さらに見た目について断面には透明な油脂の塊のようなものまで再現されていて驚かされました。
最後に
食MAPさんによるとソーセージはお弁当や朝食に小・中学生がメインで食べられています。加工肉の添加物による発ガン性が話題になる中、若い世代の方のそのリスクを減らしてあげることにもつながって欲しいですね。
今後、動物の腸などを使わないでパリっと感も表現されるようになればさらに面白くなりそうです！
商品情報
・ZEROMEAT（ゼロミート）ソーセージタイプ
6本入り120g 398円(税抜き)
6月18日より甲信越、中部、北陸、近畿エリアで手に入ります！
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