【世界のオーガニック事情②】実はオーガニック大国!フィリピン首都「マニラ」の最新トレンドと観光で訪れるべきお店!

世界のオーガニック事情を、現地リポする企画。今回は、フィリピンは首都「マニラ」からお届けします。マニラのオーガニック事情やおすすめショップをご紹介します!

世界のオーガニック事情を、現地リポする企画。第一弾は、アメリカ・ポートランドをお届けしました。
【世界のオーガニック事情①】米国ポートランドから最先端トレンドをリポート!「植物性プロテイン」が人気加速中!

第二弾は、フィリピンは首都「マニラ」です。「マニラ」と聞くとどんなイメージを持ちますか?ゴミ捨て場で物をあさる子供たちなど日本で得るニュースでは治安の悪さなどが印象に残る方も多いかと思います。私自身、フィリピンのリゾート地のセブ島など以外まだ発展途中だと思っていました。

しかし、実際は開発がかなり進んでいて、多くの企業が入る見上げるほどのビルが立ち並び、大型ショッピングモールなどの商業施設が急ピッチで建設が進んでいて、街もとても綺麗でした。
もちろん「マカティ」や「ボニファシオ グローバル シティエリア(BGC)」など中心地の話であってスラム街に今回足を踏み入れてないため、マニラの全体像ではありませんが、前進する様子、そしてオーガニックに関わって言えば日本よりも進んでる面も見かけました!
週末にオーガニック商品の「マルシェ」が開かれていたり、ヨガイベントやベジタリアン料理などを学ぶ学校もあります。

また、バリ島のウブドのような緑のオアシスといった雰囲気も感じられるので、訪れるとハマってしまう方も多いと聞きます。

マニラのおすすめオーガニックショップ

・Rustan's(ルスタンズ)

マカティ市アヤラ駅直結の巨大ショッピングモールのアヤラセンター内にある高級デパート。

フィリピンの開発に大きく貢献する大財閥アヤラのショッピングモールは本当に規模が大きく、観光客の買い物天国です。ルスタンズは2階はブランドの化粧品などを多く取り揃え、1回は食品売り場になっています。

 高級感をだすためかラップが多く使われているのは少し残念ですが、オーガニックの青果がの品揃えは充実しています。

輸入品も豊富でイギリス王室御用達のスーパーマーケットの「waitrose」はじめ、国ごとに分かれて有名スーパーの商品が陳列されているコーナーはマニラに住む外国人からも好かれそうです。フィリピンであえて日本で手に入らない欧州のオーガニック商品をお土産に何て言うのもいいかもしれません!

・healthy options(ヘルシー オプションズ)

 上記で紹介したルスタンズの目の前や、グローバルシティのボニファシオ ハイストリート、セブ島にもお店を構えています。

スーパーと言うよりドラックストア、オーガニック加工品がメインのお店です。

ヘルシーオプションPB(プライベートブランド)も多く見かけます。プロテインやサプリでも糖質制限のケトジェニックダイエットが流行っていてKETOの表記が目立ちます

世界的に注目されている、オーガニック海藻はアメリカ同様、スナックとして並びます。塩味だけでなく照り焼き味などフレイバーも様々。

お菓子から、ゲージフリー(平飼い)肉の冷凍食品まで、オーガニック・非遺伝子組み換えといったサスティナブルな商品がたくさん並ぶお店です。オーガニックお菓子類も多いので拘りのある方へのお土産に活用できそうです。

・echostore(エコストア)

ボニファシオ ハイストリートの端に位置するカフェ。野菜からお菓子、オーガニックコスメ、洗剤など日用品の多くが手に入ります。

写真のように冷蔵庫にオーガニック野菜や卵、ヴィーガンの食材が並びます。エコストアPB(プライベートブランド)も多く用意されていて、上記で紹介したお店同様、フィリピンは自社ブランド化する能力が高いことを感じました!

赤ちゃんアイテムも豊富。フィリピンならでは?なココナッツ系のアイテムもお買い得に購入できます。レメディアイテムも日本では見かけないブランドのエリクサー(万能の霊薬)アイテムも多く、つい色々見て長居しちゃいます。

こういったナチュラルなオーガニック志向のお店は、レジ袋がビニール袋ではなく紙袋のお店も多いですが、こちらのお店はこんなイカした紙袋で包んでくれました。
よく見ると雑誌を手作りで袋にしています。この一手間に愛を感じます!コスメなどを買って、このままお土産袋として渡したいですね!

・realfood(リアルフード)

ナイトマーケットのメルカトセントラル近くにある最先端のオーガニック商品が並ぶお洒落ショップ。

 

ガラス張りの外観も、グリーンの多い内装もとてもハイセンスです。地産地消の大切さがうたわれるこの頃、ローカル推しなのも素敵ですね。

カラフルな野菜や果物が並び、その奥にはパッケージフリーでエコなバルクフード(量り売り)が用意されています。
こちらでもKETO(ケトジェニック)の表記をよく目にしました。ただのカカオではなく、バターコーヒーにも使われるMCTオイル(ココナッツオイルなどから中鎖脂肪酸油の成分をとりだしたもの)入りなど、ケトジェニックなアイテムが揃っています。
砂糖の置き換えとして使われるステビア(植物由来の天然甘味料)や、フィリピンで使われるサトウキビを煮詰めて練り上げた形が特徴的な「balicucha」というものも置いてありました。沖縄のような黒砂糖のようなもので、下の写真のようにコーヒーなどに入れて使われ、キューブシュガーと違って精製されておらずミネラルや栄養素がそのまま詰まっていて良いですね。

日本でも買える「sunfood(サンフード)」や「navitas(ナビタス)」のようなスーパーフードを販売するメーカーの商品ラインナップは、カカオパウダーからチアシード、スピルリナなど様々な種類があります。

↑フィリピンメーカーの「the Healthy Grocery」でも、ローのコーディセップス(ちょっとマニアック過ぎますね)といった「アダプトゲン」のラインナップだけでも、複数の種類が用意されており、圧巻の品ぞろえに驚きました。アダプトゲンについてはこちらの記事をご覧ください。

メイドインフィリピンのコアなオーガニック商品が手に入るので驚かせたいお土産を探すならぜひ訪れて欲しいお店です!

まとめ

マニラは基本的に、どこに行っても英語が通じるのでグローバルシティです。また、日本でも流行したココナッツオイルをはじめ、コーヒーやチョコレートの原料カカオが取れたりと南国の資源が豊かな国でもあります。

フィリピンは原料供給だけでなく、製品開発にも力を入れており、様々な国と一緒に学びながらクオリティ高い商品を自国で生産しているということに驚きました。

プラスチックストロー廃止の動きが進んでおり、「竹ストロー」や「ステンレスストロー」が販売されているだけでなく、泊まったホテルのバーもレストランも当たり前に「紙のストロー」を出してきました。

同じ島国でも海を日本より国民が近くに感じているからなのかもしれません。笑顔溢れ、子供好きで活力のある方たちは、オーガニックに凄く敏感で市場を盛り上げようとしていることが手に取るように感じられました。とても感動するとともに、憧れも抱き良い学びとなった旅になりました。

 

世界のオーガニック事情を、現地リポする企画。第一弾はこちらから。
【世界のオーガニック事情①】米国ポートランドから最先端トレンドをリポート!「植物性プロテイン」が人気加速中!

 

世界中を旅しながら、オーガニック商品を輸入をしています。
日本ではまだ珍しい、乳製品(チーズ)や海藻(シーウィード)のオーガニック認証獲得商材をお探しの方は連絡ください。
ママライターとして世界中のキッズの為になることもしていきます♡
日本化粧品検定1級資格取得
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