もくじ
そもそもピラティスとはどういうエクササイズ?
ピラティスは負傷者のリハビリプログラムが発祥
ピラティスは、1920年代にドイツで第1次世界大戦で負傷した兵士たちのリハビリテーションを目的に考案されました。そのベースになったのはヨガや太極拳だとされています。
日本では2005年頃から、バレエの踊り手たちがピラティスをトレーニングに取り入れているということが話題になって注目され始めました。
現在では多くのスポーツアスリートたちが、トレーニングの一環としてピラティスを取り入れるなど、幅広くピラティスは浸透しています。
ピラティスの根幹は、身体を正しくコントロールして動かす練習だと言えるでしょう。ピラティスを行うと筋肉が正しい位置に戻るので、身体に柔軟性が付き、美しくまた身体に負担のない姿勢がとれるようになります。その結果、筋肉の効率的な使い方を身につけられます。
ピラティスとヨガの違いとは?
ピラティスと似ているものにヨガがあります。
「ヨガ」と「ピラティス」の違いは、ヨガがインドの文化から始まったものに対し、ピラティスはドイツで「リハビリ」を目的に始まったもの。起因は違うものの、呼吸に合わせ、身体と心のコントロールを行う点は両方とも一緒です!
ピラティスとヨガは似ているものの、異なる点を挙げるとすれば、1つは呼吸法です。ヨガは腹式呼吸を行うことが基本ですが、対してピラティスは胸式呼吸です。
もう1つは身体の動かし方の違いです。ヨガでは身体を動かしますが、ポイントはポーズをとってそのまま静止し、瞑想を行うことです。対してピラティスのポイントは身体を動き続けることによって、インナーマッスルを鍛えていくことです。
ピラティスにはどのような効果があるの?6つの効果とは
ピラティスの基本がわかったところで、どのような効果があるのかを6点ご紹介します。
1 見た目に美しい姿勢になる
ピラティスを行うと姿勢がよくなります。なぜならピラティスによってインナーマッスルが鍛えられれば、すっくと立った姿勢がインナーマッスルによって維持できるからです。特にデスクに向かう仕事が多く猫背などになっている人にはピラティスをおすすめします。
2 筋肉の緊張をほぐしてけがしにくい身体に
筋肉の緊張は、けがを招きます。しかしピラティスを行うと、筋肉の緊張がほぐれるためけがをしにくい身体になります。
3 身体の左右の歪みの矯正
人間は身体を動かすときに癖があり、その結果どうしても左右のバランスがずれて、身体全体が歪んできます。しかしピラティスを行うと、身体の歪みを整え、左右の体型を均等にできます。
4 腰痛や肩こりの緩和
腰痛や肩こりの原因の1つは筋肉が緊張して血行が悪くなることにあります。ピラティスを行うと身体の緊張がほぐれ、血行が良くなるので、腰痛や肩こりが緩和されます。
5 ダイエット効果
ピラティスによって筋肉が大きくなると、基礎代謝量が増えます。基礎代謝量が増えれば、身体に蓄積された体脂肪が燃焼し、摂取した糖分も身体に溜まりにくくため、ダイエット効果が上がります。
6 他の運動のパフォーマンスの質が上がる
運動の効果を上げるためには、その運動で使う筋肉を効果的に大きくする必要があります。ピラティスを行うと、目的の筋肉を大きくすることができるので、運動の効果そのものも上がります。
ピラティスはどのような方法で実践するのが効果的?
ピラティスはグループレッスンで行ったり、個人レッスンで行ったりしていますが、どちらが効果的なのでしょうか。
グループレッスンの効果
グループレッスンを行うと、一緒にピラティスに取り組む仲間ができるので、お互いに励ましあったり、進度を確認しあったり、ということが可能になります。するとピラティスのトレーニングを自然に続けられるので、ピラティス自体の効果も実感しやすくなります。
マシンを使った個人レッスンの効果
人間の身体の筋肉の付き方には個人差があり、また目的によってどの筋肉を大きくしたいかが異なります。ピラティスをマシンを使って個人レッスンで行うと、つけたい筋肉をより効果的に大きくすることが可能になります。その結果ピラティスを行う目的を、より早く達成できるでしょう。
また個人レッスンの場合はマシンを使ってピラティスを行うことが可能になるので、よりピラティス自体の効果も実感しやすいでしょう。
効果を出すために必要な期間や頻度は?
ピラティスの効果を感じるためにはどのような頻度でどれくらい行えばよいのでしょうか。
コンスタントに続けるなら3カ月以上
ピラティスの効果を実感できるようになるまでの期間には、年齢や体力などよって個人差があります。しかし一般的には、ピラティスをコンスタントに続けると、始めてから3カ月から6カ月で効果を感じるようになると言われています。
週1回でも効果がある
ピラティスの効果を感じるには、行う頻度は週1回でもよいとも言われています。ピラティスは続ける回数が10回以上になるあたりから効果が得られ始めるとされているので、週1回であれば、やはり3カ月目くらいから身体に変化を感じるようになるでしょう。
むしろ大切なのはピラティスを行う回数や頻度ではなく、正しい方法で続けることだと言えます。
ピラティスを効果的にするためのポイントは?
ピラティスの効果をより感じられるようになるためにはいくつかポイントがあります。
今何のためにこのトレーニングをしているかを頭で理解する
同じ動きをしていても、どこの部位に効かせたいか、を意識する・しないでは結果に歴然とした差がでます。インストラクターがきちんと説明してくれますので、話をよく聞き、ただ見た目の動きを真似するのではなく、意識を特定の部位に集中させていくことがとても大切です。
姿勢をまっすぐに
ピラティスの基本は頭のてっぺんからつま先までを真っ直ぐに伸ばすことです。これを意識することで、身体の左右のバランスが整い、スムーズに呼吸できるようになります。同時にインナーマッスルも鍛えられます。
胸式呼吸を身につける
ピラティスの基本は胸式呼吸です。具体的には、お腹をへこませた状態で横隔膜を十分に使って深く息を吸い込むことです。この胸式呼吸をマスターすることによってピラティスの効果はより実感できるでしょう。
無料体験レッスンに行ってみよう!全国展開する大手ピラティススタジオ
zen place pilates(ゼンプレイスピラティス) ※関東に50店舗以上
関東を中心に全国50店舗展開する全プレイスピラティス。「ヨガ」と「ピラティス」の違いは、ヨガがインドの文化から始まったものに対し、ピラティスはドイツで「リハビリ」を目的に始まったもの。起因は違うものの、呼吸に合わせ、身体と心のコントロールを行う点は両方とも一緒です!
ただ、ヨガはストレッチ効果の高いポーズも多く入ってくるのに対し、ピラティスは体幹やコアを使うポーズやエクササイズが中心。体が硬すぎてヨガを諦めてしまった…という方にもおすすめです。
↑ピラティスマシンを利用したプライベートレッスン
ゼンプレイスピラティスでは、グループレッスンとプライベートレッスンの二種類が用意されています。マシン(リフォーマー)を使い、関節の可動域を広げ、通常の運動では強化できない部位を、強化していくマシンのグループレッスンや、マットを使ったグループレッスンが選べるようになっています。(店舗によって設備やプログラムが異なります)
プライベートレッスンも人気です。
ゼンプレイスは姉妹店のヨガスタジオを含め、同じグレードでの店舗間の相互利用ができるため、ピラティスとヨガの両方に通うことができます。
他と比べてzen place pilatesのここがすごい!
・自分の身体をどのように扱えばいいのか、といった体の動かし方の正確性を学び、コントロールすることができるようになります。もちろんヨガも同様にできますが、ヨガの様々なポーズを取る中で体の動かし方を学ぶヨガに対し、リハビリ目的で生み出されたピラティスはよりダイレクトに体の使い方を習得できると言えます。インストラクターも全員正社員と、専門的に勉強した面々が揃います。
・年齢や健康状態、体の固さに関わらず、誰でも行なうことが出来ます。男女比は店舗にもよりますが6(女性):4(男性)程度の割合。年齢層は30代~50代が多く見られます。
・アップテンポな音楽に合わせて身体を動かすファンクラスや、様々なピラティスの道具(ボール・フォームローラー・セラバンド・バランスクッションなど)を使って体を動かす「FOCUS」クラスなどバリエーションが豊富。
料金例
・月4(マットグループ4回まで)
グループ体験レッスンを開催しています。現在新規入会キャンペーン中で当日入会だと入会料が0円です。ただし、店舗によって若干異なりますので、よく確認してください。
料金:9,625円(税込)
・月6(マットグループ6回まで)
料金:13,200円(税込)
・デイフリー(平日18時までマットグループレッスン通い放題)
料金:11,968円(税込)
・フリー(全てのマットグループレッスン通い放題)
料金:14,960円(税込)
※その他チケット制も有り
姿勢改善や肩こり・腰痛といった体の不調解消だけでなく、身長が伸びた、足が美脚ラインになった、といった他にも様々な効果を感じるお客さんが多いそう。正しい体の使い方を知るために、他のスポーツと併用される方が多いのもゼンプレイスピラティスの特徴です。
・zen place pilatesのピラティス取材体験記事はこちら
まとめ
インナーマッスルを積極的に鍛え、姿勢を美しくしたり、ほかに行っている運動のパフォーマンスを上げたいという場合には、ピラティスはぴったりです。上で挙げたポイントを意識しながらぜひピラティスを実践してみましょう。
・【編集部が行く】ピラティス体験取材で分かった驚きの効果やヨガとの違いについて!
・ヨガとピラティスでは効果にどんな違いがあるの?それぞれのメリットや選び方