冬はこれ!気になる鍋ダイエットのやり方・レシピを徹底解説!噂の背徳鍋も…

大人数で囲んでワイワイ食べるイメージの強い鍋ですが、ヘルシー食材で作った鍋はダイエットにもおすすめ。最近では、普段の食事を鍋に置き換える鍋ダイエットを実践する人も増えています。今回は鍋ダイエットの嬉しい効果や気になるやり方をご紹介します。

鍋ダイエットってなに?

普段の食事の代わりに鍋を食べるだけで手軽に実践できる鍋ダイエット。野菜を中心としたヘルシーな食材をメインにした鍋なら、しっかり1人前食べても低カロリー!しかも温かい料理を食べることで体温も上がり、代謝がアップして痩せやすい体へと導いてくれるんです。

基本的には具材を切って煮るだけなので、料理が得意でない方でも挑戦しやすくダイエットが長続きしそうです。鍋1つで調理が可能で、面倒な片付けも必要ないのも魅力的ですよね。

なぜお鍋がダイエットに良いの?

手軽にできる鍋ダイエット。「実際にどんな効果やメリットがあるの?」と気になっている方も多いのでは?鍋ダイエッがどんなものなのか、早速チェックしていきましょう!

栄養素がバランスよく摂れる

肉や魚、野菜や海藻類など、さまざまな種類の具材を入れて煮込む鍋料理。ダイエット中に不足しがちなたんぱく質や、ダイエットの強い味方の食物繊維、美容にも効果的なビタミン・ミネラルなど栄養素を満遍なく摂取できます。1品食べるだけで栄養バランスも整えることができるのは嬉しいですよね。

油分摂取量を抑えられる

油で揚げたり炒めたりする工程がなく、食材を煮るだけで完成する鍋は、自然と油分の摂取量も抑えることができますよ。揚げたつくねや油揚げなどを具材に使いたい場合は、下処理の段階で、軽く下茹でするか熱い湯をサッとかけて油切りしておくのがおすすめです。

炭水化物摂取量が自然に減る

肉や魚などのたんぱく質と、野菜類が中心の鍋なら自然と炭水化物の摂取量も抑えられるので糖質ダイエット中の方にも鍋はおすすめ!どうしても鍋だけで食事を終えるのが難しい!という場合にも、野菜をたっぷり食べることができる鍋を食事の最初に食べておけば、シメの炭水化物に行きつく頃にはお腹もほど良く満たされているはず。炭水化物のドカ食いも防止できそうですね。

体が温まる

温かい鍋を食べて体の中からポカポカと温まった経験がある方も多いのでは?体の芯から温まる鍋は食べるだけで代謝をアップさせることができ、痩せ体質を作るのに向いている料理の代表選手。出汁や薬味に生姜を使ったり、鍋に入れる具材に根菜などの体を温める食材をチョイスしたりすれば一層効果を高めることができますよ。ダイエット効果だけでなく、冷え性の改善や予防にも効果が期待できそう。

鍋ダイエットの方法が知りたい!

鍋ダイエットは特に決まったルールはないのですが、1日の朝昼夕の食事のうち2食分を鍋に置き換えるのがおすすめです。朝と夜の2食を鍋にして、昼食は通常の食事をする方法なら鍋ダイエットを無理なく続けられますよ。1日2食の置き換えが難しい場合には、夜だけ鍋を食べる1食置き換えでも良いでしょう。

鍋ダイエットの効果を高めるには?

せっかく鍋ダイエットを実践するなら、最大限の効果を発揮して欲しいですよね。鍋ダイエットをする際に大切なポイントをまとめました。

食べる量に注意

大人数でワイワイ食べるイメージが強い鍋ですが、鍋ダイエットでは1人前用の鍋を使うようにしましょう。1人前用の鍋なら、自分の食べた量もしっかり把握でき「なんとなくのおかわり」も予防できます。低カロリーだからとたくさん食べるのではなく、決められた量をよく噛んで味わって食べるのが大原則です。

具材は上手に選んで

鍋ならどんな具材でも良いという訳ではなく、野菜類と肉や魚などのたんぱく質を7:3の割合で作るようにしましょう。糖質の多い具材は避けるようにするのも大切なポイント。海鮮なら貝類や白身魚、肉類なら鶏むね肉やささ身、豚もも肉やロースを使用するとカロリーを抑えられますよ。また、煮込んでも歯ごたえがしっかり残るきのこ類も鍋ダイエットの強い味方に。糸こんにゃくや白滝もおすすめです。

また、畑のお肉といわれるほど栄養価の高い大豆を原料とする豆腐も鍋の定番具材の1つ。女性に嬉しい栄養分も豊富に含まれており、ダイエットの強い味方になってくれますよ。野菜や肉、魚と異なる食感でバリエーションを加えたいときにもおすすめです。

シメの炭水化物は控える

 せっかくヘルシーな鍋を食べても、シメに炭水化物をがっつり食べてしまったら鍋ダイエットも水の泡になってしまいます。どうしてもシメが我慢できない方は、麺類の代わりに白滝を使うのがおすすめ。グルテンフリー食材でもある白滝は、海外ではダイエットヌードルとしても人気が高く、シメに食べても罪悪感を抱かずに済みそうですね。

鍋のバリエーションを増やそう!

アレンジ自在の鍋ですが、せっかく食べるなら美味しくてダイエットにも効果的な鍋を食べたいですよね。鍋ダイエットにおすすめのレシピをご紹介します!

1、ヘルシーすき焼き

通常はすき焼きの割り下には砂糖を使用しますが、砂糖は使わずに米麹が原料の甘酒で甘みを出すのが最大の特徴のヘルシーすき焼き。具材は普段のすき焼きと同じで良いでしょう。より低カロリーにしたければ、牛肉の代わりに豚ロースや鶏胸のしゃぶしゃぶもおすすめです。

2、牡蠣のレモン鍋

さっぱりとした味わいで夏場の鍋ダイエットにおすすめのレモン鍋。海のミルクといわれるほど栄養価が高く低カロリーの牡蠣と、クエン酸が豊富なレモンをたっぷり使用した鍋はダイエットにもぴったり。鍋の表面を覆うくらいたっぷりのレモンを使うことで、脂質・糖質・たんぱく質の代謝も促す作用も期待できますよ。

3、ほうれん草とニラのデトックス鍋

体内の老廃物の排出を促す作用のあるクロロフィル(葉緑素)を多く含むほうれん草やニラを、たっぷり食べることができるグリーンが印象的なデトックス鍋。ほうれん草とニラのほか、エリンギなどのきのこ類とネギを鍋に入れ、鶏ガラスープと塩こしょう、おろしニンニクで味を整えます。鶏手羽元を入れることで出汁が良く出て、味に深みが出るので鍋だけでもしっかり満足することができますよ。

4、美容にもおすすめの豆乳鍋

無調整豆乳と水を鍋に入れ、白だしで味を整えた豆乳ベースの鍋。しゃぶしゃぶ用の薄切り肉をメインに白菜や水菜などの野菜を入れて煮込むだけ。きのこ類も良く合いますよ。お好みで食べるときにぽん酢をかけると、味が引き締まりさっぱりと食べられます。女性に嬉しい栄養素が豊富に摂取でき、美容効果も期待できる豆乳鍋はダイエットの強い味方になってくれますよ。

5、野菜と豚肉の蒸ししゃぶ鍋

もやし、水菜、長ネギ、えのきなどお好みの野菜を鍋に入れ、野菜を覆うようにして薄切りの豚肉を敷き詰めます。水と酒を加えて蓋をし、蒸気が出るまで強火で加熱します。上気が出始めたら、蒸気が保てる程度に火加減を調整し、7~8分程度加熱しましょう。全体に火が通ったら完成です。

6、さっぱり鶏団子鍋

鶏ひき肉を通常使用する量の半分にして、食物繊維豊富なおからでカサ増しした鶏団子がメインの鍋。鶏団子をフワフワに仕上げたい場合は、タマネギのすりおろしを入れるのもおすすめです。ちょっぴり手間はかかりますが、自家製の鶏団子を使った鶏団子鍋ならカロリー調整もしっかりできますね。塩ベースの出汁に白菜や白滝などと一緒に鶏団子を煮込めば完成です。

 

我慢できなくなった日の気分転換に!背徳鍋でストレス発散

鍋ダイエットでは低カロリーな具材を中心に食べることが多いですが、たまには高カロリーな鍋だって食べたい!と思うときがあるかもしれません。そんなときは、最近流行りの背徳鍋がおすすめです。

背徳鍋とはその名の通り、“高カロリーの具材を使用した背徳感を覚える鍋”のこと。「肉×バター×チーズ」や「チャーシュー×とんこつ出汁」、「厚切りステーキ×濃厚チーズ」など高カロリーな食材を中心に、炭水化物や脂質をたっぷり使用した背徳鍋は、別称“悪魔の鍋”ともいわれています。ダイエット中には避けたい鍋ではありますが、食事制限を続けていると思いっきり高カロリーなものを食べたい衝動に駆られることがありますよね。そんなときは背徳鍋を食べて、お腹も心も満足させちゃいましょう!もちろん何事もバランスが大切、でも毎食背徳鍋はNGですよ!

美味しくてポカポカ!お鍋はダイエットの強い味方

ヘルシーで美味しい鍋はダイエットにもとってもおすすめ。冬の料理と思われることが多いですが、具材や出汁をアレンジすれば、1年を通して美味しく食べることができますよ。旬の食材を上手に使って、美味しく楽しく鍋ダイエットに挑戦してみてくださいね!

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広島県在住。 東京から移住し、最近の言葉で言うところの「スローライフ」をのんびり送っています。 ヨガは日々の習慣になっていて、特に呼吸法(プラーナーヤマ)を意識・大切にし体を動かしています。 YOGAHACKを通してヨガの楽しさ・魅力が伝えられればと思います。