もくじ
ヨガベルトってなに?
ヨガストラップとも呼ばれるヨガベルトは、ヨガのアーサナ(ポーズ)を補助しながら、正しい姿勢をとるのに活用したり、柔軟性が必要な難しいアーサナの練習に活用したりと、ヨガの練習には欠かせないアイテムです。ヨガベルトを使用し、身体に無理なくアーサナの練習をすることで、必要のない緊張が取り除かれ、リラックスした状態で身体を動かしたり伸ばしたりできるのが特徴です。リストラティブヨガやアイアンガーヨガなど、ベルトの使用が必須のアーサナを練習する流派も存在するほど。ヨガベルトを上手に活用することで、練習の幅を広げることができるので、まだ使ったことのない方はぜひ試してみてくださいね!
ヨガベルトを使うメリット
足りない長さを補完できる
ヨガの練習をしていて、あと少しで手が届くのに!と頑張りすぎてしまうことありませんか?そんなときは、ヨガベルトの長さを活かして、足りない分の長さを補うことでアーサナの完成形に近い状態で練習をすることができますよ。ベルトを持つ手の位置を変えたり、引っ張る力を調整したりして少しずつアーサナを深めてみましょう。
身体を固定できる
ヨガベルトで輪を作り、身体に引っ掛けることで身体の部位を開きすぎないように固定することができます。セツバンダーサナ(橋のポーズ)やウトゥカターサナ(椅子のポーズ)で脚幅を固定して力強くアーサナをとったり、アドームカヴルクシャーサナ(下向きの木のポーズ)やピンチャマユーラーサナ(クジャクの羽のポーズ)で腕の幅を固定して安定した土台を作ったりと、快適にヨガの練習をする手助けをしてくれます。
ヨガベルトの選び方
ヨガベルトは単色で綿素材のものが多く、一見どれを選んでも同じなような気もしますが、ベルトを使って練習したいアーサナの種類やベルトを使う人の体格によって必要なベルトは変わってきます。自分に合ったベルトを選びましょう。
ベルトの長さと幅は身体に合っているか
ヨガベルトは1.8mのものが主流ですが、2.4mくらいまでなら比較的扱いやすいと人気があります。身長が160cm以上の方が脚を伸ばしたアーサナでベルトを使用する場合は、2.4mのベルトを選ぶ方が良いかもしれません。また、細すぎるベルトは身体に食い込んで痛くなる場合があるので、4cm程度の幅があるベルトが使いやすいでしょう。5cm近い幅広のベルトの場合、固定力はあるものの、手の小さい方はストラップを握りづらいと感じることも。長さだけでなく幅にも注目してベルトを選ぶのが大切です。
バックルの形状は使いやすいか
ヨガベルトのバックルはDリングと呼ばれる形状が主流です。D字の形をした金属製のバックルで、ストラップを通しやすいのが特徴的で、ヨガスタジオなどで見かけることも多いのではないでしょうか?
・Dリングタイプ
Dリング以外にも、プラスチック製のシンチバックタイプのものあり、滑りにくく安定しているので、しっかりベルトを固定したい方はこちらもおすすめです。バックルの形状で迷ったら、一般的なDリングを選ぶと良いかもしれません。
・シンチバックタイプ
おすすめのヨガベルト
それでは早速おすすめのヨガベルトをご紹介しましょう!どんなヨガベルトを買ったら良いか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
easyoga (イージーヨガ)
【イージーヨガ】イージーキャリーヨガストラップ-2way-
2,800円(税込)
ヨガをするときだけでなく、マットを運ぶときのキャリーストラップにも使える2WAYタイプが魅力のヨガベルト。落ち着いた色味とレザー調のロゴがおしゃれですよね。
suria(スリア)
【スリア】ヨガストラップ(2M)
2,160円(税込)
少し幅広の5cm幅で、身体への食い込みが軽減できるのが嬉しいスリアのヨガベルト。体を優しくサポートしてくれて、負担も少ないのが魅力的です。パープルとナチュラルの2色展開で女性らしいカラーが人気を集めています。
YOGA DESIGN LAB(ヨガデザインラボ)
【ヨガデザインラボ】ヨガストラップ/トライベッカサンド
2,000円(税込)
おしゃれなヨガベルトを探している方におすすめのヨガデザインラボのヨガベルト。鮮やかなグラデーションカラーは持っているだけで気分も上がりますよね。ポリエステル素材なので汚れてもサッと拭き取れるので清潔に保てるのも魅力です。
Manduka(マンドゥカ)
【マンドゥカ】アライン コットンヨガストラップ
2,700円(税込)
世界ちゅうのヨガ愛好家から人気を集めているマンドゥカ社のヨガベルト。コットン性で肌なじみも良く、丈夫なバックルでベルトをしっかり固定できるのが魅力です。長さも243cmあるので、男性でも余裕を持って使用できるのが嬉しいですよね。
tejas(テジャス)
【テジャス】tejasヨガベルト
2,700円(税込)
カラフルな色合いがおしゃれなテジャスのヨガベルト。カラーバリエーションも豊富な7色展開なので、ウェアやマットとカラーを合わせるのも楽しいですよ。長さも210cmなので男性でも安心して使用できます。
ヨガベルトがない!そんなときの代用品はこれ
ヨガスタジオでヨガをする場合は、スタジオが用意してくれていることの多いヨガベルト。しかし、家や屋外の練習などでヨガベルトが手元にない場合でも、身近なものを上手に活用することでヨガベルトを使用したときと同じ効果を得ることができますよ。ぜひ試してみてくださいね。
フェイスタオルを使う
一番手軽なのがフェイスタオルで代用する方法。ゴムカーサナなどで、あとちょっと手が届くのに!というときはフェイスタオルを使うとしっかりポージングできますよ。
洋服用のベルトを使う
綿素材のものから革製のものまで、素材はなんでもOK。長さもたっぷりあるので、フェイルタオルやネクタイでは長さが足りない!というときにおすすめです。
スカーフ、マフラー、ネクタイなどを使う
比較的柔らかい素材が多く、長さがしっかりあるスカーフやマフラー使用すれば、アーサナの練習の幅も広がります。もう少ししっかりした素材を使いたい方はネクタイもおすすめですよ。
ヨガベルトでもっと気持ちよくできるポーズ7選
ゴムカーサナ(牛の顔のポーズ)
脚全体を程よくストレッチでき、胸を開くことで前向きになれるアーサナ。背中側で両手を繋ぐのが完成形ですが、手が届かない場合はベルトで足りない長さを補うことができます。肩周りのストレッチ効果も高く、肩こりを解消したい方におすすめです。
パスチモッターナーサナ(西側を強く伸ばすポーズ)
脚の背面から背中周りまで、バランスよくストレッチすることができるアーサナ。前屈が難しい場合は、両手で持ったベルトを足裏にかけて背筋を伸ばすことから始めましょう。少しずつ呼吸に合わせてベルトの長さを短くしていき前屈を深めるのがポイントです。
セツバンダーサナ(橋のポーズ)
リラックス効果や日慰労回復が期待できるアーサナ。足を力強く踏ん張ることで、お尻と胸を持ち上げますが、脚を腰幅に保つのが難しい場合は、輪を作ったベルトを太ももにかけ、脚が腰幅以上に開かないように固定してみましょう。安定してポージングできるのでおすすめです。
ウトゥカターサナ(椅子のポーズ)
下半身を強化したい方におすすめのアーサナ。こちらも腰を深く落とすにつれて、膝が左右に離れていき、O脚のように脚全体が腰幅以上に開きやすいのが特徴です。セツバンダーサナ同様に輪を作ったベルトを太ももにかけ、脚が腰幅以上に開かないよう固定して練習するのがおすすめです。
ウッティターハスタパーダングシュターサナ(足の親指をつかんで伸ばすポーズ)
脚の強化とバランス感覚を養うことができるアーサナ。伸ばした脚の足先を手で持って外側に広げるのが完成形ですが、足先を手で持てない場合や、足先を持つと上げた脚の膝が曲がってしまう場合は、ベルトで小さな輪を作り上げた脚の足裏にかけて脚を伸ばしてポージングすることが可能です。ぜひ試してみてくださいね。
クラウンチャーサナ(鷺のポーズ)
ハムストリングスのストレッチや腹部組織と心臓の活性化に効果が期待できるアーサナ。上に上げた脚の足裏に手を回せない場合は、両手でベルトを短く持ち足裏にベルトをかけて背中を伸ばしながら腕で脚を引き寄せるように練習するのがおすすめです。難易度の高いポーズなので、無理をせずベルトを上手に活用しながら練習してみてくださいね。
ナーバーサナ(船のポーズ)
コアを鍛え、ウエストを引き締める効果の期待できるアーサナ。脚をぴったり閉じてまっすぐ斜め上に向かって伸ばすのが完成形のナーバーサナですが、見た目以上に筋力もバランス感覚も必要なので難易度も高め。両手でベルトを短く持ち、両足裏にかけ手脚を伸ばしてバランスを取れば、快適にポーズの練習ができますよ。
ヨガベルトでもっと快適にポーズをとろう
上手に活用することでヨガの練習の幅を何倍にも広げてくれる可能性を持つヨガベルト。正しい使い方を知っていれば、自分の身体に無理を強いることなく、リラックスして気持ちよくヨガの練習ができますよ。まだ使ったことのない方はぜひ試してみてくださいね!今よりもっと快適にヨガのアーサナができるかもしれません。
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