【ヨガスタジオデビュー】頭に入れておきたい超定番ヨガポーズ10選!

これからヨガスタジオデビューをするという人はまっさらな状態で参加しても良いのですが、いろいろなポーズの連続に戸惑わないためには、スタジオで頻出するポーズのイメージだけでもつかんでおいたほうが安心でしょう!そこでここでは、超定番のヨガポーズを10種類ご紹介します。

1 合蹠(がっせき)のポーズ

ポーズの効果

合蹠のポーズはバランスを考えずに済み、初心者には比較的取りやすいポーズです。それでいて効果は高いのでぜひ実践しましょう。

  • 骨盤周辺の血行促進
  • 生理痛の緩和

 ポーズの方法

  1. 床に足をまっすぐ前に揃えて伸ばし、座ります
  2. 背中をまっすぐ立てます
  3. 両膝を曲げて外に向かって大きく広げ、身体の30~60cmほど前で、足の裏同士をつけます
  4. 両手で両足首をつかみます
  5. 深く息を吸いながら背骨を伸ばし、上半身をできるだけ深く前屈します
  6. 頭を垂れ、肩から力を抜きましょう

2 ヴィーラバッドラーサナI(戦士のポーズ)

ポーズの効果

戦士のポーズは3つありますが、これはその中の初級編です。とはいえ、「戦士」というほどですから、集中力の高まり、気力充実が期待できます。

  • 全身の強化
  • 集中力アップ
  • 肩、背中、首のコリの解消
  • ヒップアップ

ポーズの方法

  1. 前方のつま先は正面を向き、後方のつま先は斜め45度内側を向けます
  2. かかとをしっかり床につけます
  3. 後ろ足の太ももを内側に回し、骨盤を正面を向けます
  4. 前方の足を90度曲げます。ただしかかとより膝を前に出すと関節を痛めるので要注意です
  5. 手を天井に向かって上げます
  6. 背骨を伸ばし静止し深呼吸します
  7. 反対側も行います

3 舟のポーズ(ナーヴァーサナ) 

ポーズの効果

舟のポーズはお腹周りの筋肉を鍛えるポーズです。ダイエットをしたい場合には必須のものです。

  • ウェストのサイズダウン
  • 腹筋の強化
  • 体幹の強化
  • 全身のバランス向上 

ポーズの方法

  1. 床に足をまっすぐ前に揃えて伸ばし、座ります
  2. 背中をまっすぐ伸ばします
  3. 足を曲げていき、足の親指に手の指をかけます
  4. 足を伸ばします
  5. 両手を肩の高さで前に伸ばします
  6. 静止して深呼吸します

4 下向きの顔の犬のポーズ(ダウンドッグ/アドームカシュヴァーナーサナ)

ポーズの効果

下向きの顔の犬のポーズは効果が幅広いため、必ず行うポーズです。特に体幹が鍛えられますので、全身に良い影響があります。

  • 体幹の強化
  • 肩コリの解消
  • 背骨を位置矯正 

ポーズの方法

  1. 四つん這いになり、両手両足を肩幅に開きます
  2. そこから身体を持ち上げます。足はつま先立ちになります
  3. おしりをできるだけ高く上げます
  4. かかとを床につけていきます
  5. 静止して深呼吸します

5 こどものポーズ(チャイルドポーズ/バーラーサナ)

ポーズの効果

子供のポーズは胎児のように身体を丸めるポーズです。それは母胎に入る安心感と同時に身体の柔軟性を与えてくれます。

  • 精神の安定
  • 身体の柔軟性の獲得
  • 骨盤の位置矯正
  • 肩、背中の骨格矯正

ポーズの方法

  1. 正座して、膝を少し開きます
  2. 腕を前方に伸ばし、だんだん前に進めます
  3. 太ももの上に上半身を乗せ力を抜きます
  4. 額を床につけます
  5. 静止して深呼吸します

5 猫のポーズ (キャット&カウ)

ポーズの効果

パソコンなどの作業が多く姿勢が悪い人にはぜひ行ってほしいポーズです。ずれた背骨の骨格、曲がった背骨の関節が矯正されます。

  • 背骨の骨格矯正
  • 腹筋の強化
  • 腰痛の緩和

ポーズの方法

  1. 四つん這いになります。
  2. 膝は揃えて腰の真下、両手は両肩の真下に置きます
  3. 息を吐きながらお腹を凹ませ、背中を丸めます
  4. 頭を中に入れお腹に近づけます
  5. 背骨を反らせて息を吸いながら、頭を徐々に上げていきます

6 ヴィーラバッドラーサナII(戦士のポーズII)

ポーズの効果 

これは2つめの戦士のポーズです。1と同様に、気力の充実や集中力のアップには欠かせないポーズです。

  • 全身の強化
  • 集中力の高まり

ポーズの方法

  1. 脚を大きく広げます
  2. 前方の足のかかとと後方の足の土踏まずを一直線にします
  3. 前方のつま先は前に向け、後方の足は前足に対して90度にします
  4. 背筋を伸ばします
  5. 上体は正面に向け、両腕を水平に伸ばします
  6. 息を吐きながら前方の膝を90度直角に曲げます。
  7. かかとの真上まで膝が持っていきます。それ以上曲げると膝を痛めるので要注意です
  8. 両手を床と平行に上げます
  9. 静止して深呼吸します
  10. 反対側も行います

7 ウトゥカターサナ(椅子のポーズ)

ポーズの効果

これは筋トレのスクワットとほぼ同じポーズです。しかしポーズは同じでも、息を止めて行う筋トレではなく、ヨガらしく静止状態の時には深呼吸を忘れないようにしましょう。

  • 太もものシェイプアップ
  • 背中のぜい肉のシェイプアップ
  • 体幹の強化

ポーズの方法

  1. 足を肩幅から少し広めに開き、背筋をまっすぐに伸ばして立ちます
  2. 肩と腕の力を抜き、足の裏全体に体重をかけます
  3. 息を吸って、両手を腰にあてます
  4. 息を吐きながら膝を軽く曲げます。膝がつま先から前に出ないようにします
  5. 息を吸いながら、両手を上げます
  6. お尻を椅子に腰かけるようにして後ろに下げ、膝を曲げます
  7. 太ももが床と平行になるようにします
  8. 静止して深呼吸します

8 立木のポーズ(ヴリクシャ・アーサナ)

ポーズの効果

これは10選の中で唯一の立ちポーズです。最初はバランスを取るのに苦労するでしょうから、曲げる足の位置を低めにして始め、だんだん股関節に近づけていきましょう。

  • 冷えやむくみの解消
  • 集中力向上
  • 肩コリ緩和

ポーズの方法

  1. 足のつま先と、膝のお皿が正面を向くように立ちます
  2. 足を少し開きます
  3. 足の指を開き、親指、小指、かかとの両端の4点でしっかりと床を踏みます
  4. 左足を曲げ、で足裏を股関節に近づけます
  5. つま先を地面に向けます
  6. 左膝を開きます
  7. 背筋を伸ばします
  8. 胸の前で合掌し、深呼吸します
  9. 息を吸いながら腕を上げます
  10. 胸郭を開いて静止し、深呼吸します
  11. 反対側も行います

9 三角のポーズ(トリコナーサナ)

ポーズの効果

三角のポーズは動きが大きく効果も高いポーズです。最初は身体が硬いかもしれませんから無理をせずに行いましょう。

  • 活力充実
  • 骨盤の位置矯正
  • 胃腸の調子改善
  • 便秘解消

ポーズの方法

  1. 足を広く開き、右足のつま先を90度外側に向けます
  2. 左足のつま先は若干内側に向けます
  3. 右手で右足のくるぶし付近を持ち、左手を上に伸ばします
  4. 股関節を前に押し出し、胸を天井に向けます
  5. 右手で体重を支えないで、体幹で上半身を支えます
  6. 静止して深呼吸します
  7. 反対側も行います

10 シャバーサナ(屍のポーズ)

ポーズの効果

シャバーサナは本来は瞑想を目的にしたヨガとしてはある意味もっとも「ヨガらしい」ポーズです。ヨガレッスンの最後に行うことが多いですが、寝てしまわないように気を付けましょう。

  • 全身のリラックス
  • 精神的な疲労の緩和
  • 抑うつ感の解消

ポーズの方法

  1. 仰向けに寝ます
  2. 手のひらを上に向け、身体から少し離して置きます
  3. 両足も少し開き、全身の力を抜き、全身を脱力します
  4. 深呼吸をして、呼吸に意識を集中します
  5. 5分から10分その状態を保ちます

まとめ

いかがですか。

どれもヨガスタジオでは必ず行うポーズであり、同時に自宅でヨガをする場合にも取り入れたいポーズです。まずは写真とポーズの取り方を見ながらひと通りやってみて、あとはスタジオでその方法を修正しましょう。

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旅、蕎麦と酒(全ジャンル)、落語、そして猫をこよなく愛する大阪在住ライターです。
最近は肩こりがさらにひどくなり、デスクでPCに向かいながら上半身ヨガで何とかしのいでいる日々。
しかしそのおかげで左半身のだるさが取れました!