もくじ
マットと動きやすい服装さえあれば自宅でも気軽に始められるヨガですが、もっとも気をつけるべきポイントに「食事のタイミング」というものがあります。
ヨガを行う際の食事のタイミングはいつが良いのか、ヨガ前の食事内容について気をつけるべきポイントやおすすめの食事はどんなものか?
今回はヨガ前の食事に関して知っておきたい様々なことを解説していきます。
ヨガを行う時の食事のタイミングはいつが良い?
ヨガは基本的に空腹時に行うのが望ましいとされています。ヨガは激しい動きではないものの、全身をくまなく動かしポーズによっては内臓を圧迫するものも。
そんな時に満腹状態であると胃や内臓に負担がかかってしまうため、食事はヨガの2時間前までに済ませておくのが良いのです。足を上に上げたり頭を下げたりするポーズもあるため、満腹状態だと気分が悪くなることもあります。また、空腹時の方が意識が冴え、散漫にならず集中できますね。
ではヨガ後はすぐにでも食事していいの?というとそんなことはなく、吸収率が高まるためやはり1時間~2時間は置いてから食事をするのが良いとされています。
ヨガを行う日は食事のタイミングに気をつけなければなりません。常温ヨガはもちろんのこと、特にホットヨガの場合は常温よりも身体に負担がかかりやすい環境で行うため、注意が必要です。
ヨガ前の食事ではどんなものを摂取すると良いの?
ヨガ前の食事はタイミングだけが大事なのではなく、その食事内容にも気をつけましょう。
ヨガ前におすすめの食事や飲み物、避けるべき食事内容を項目ごとに解説します。
ヨガ前におすすめの食事とは
ヨガ前におすすめの食事は「胃腸に負担がかからず消化されやすいもの」です。いくら2時間あけていても中々消化されずお腹に残っている感覚があるとあまり意味がありません。
おすすめの食事内容は野菜たっぷりのスープやお味噌汁・お粥・新鮮なフルーツ・豆腐・良質なオイルなどです。エネルギーも必要となるため、適量の炭水化物もとっておきましょう。この場合はパンよりもお米が推奨されます。しかし全粒粉を使ったハードパンにフムス(ひよこ豆のペースト)などはとても良いでしょう。
豆腐は代謝をアップさせます。また、良質なオイルはアンチエイジング効果が高くなります。
調理法は様々ありますが、たとえば茹で野菜を摂りたい時は固めに茹で、食感を残すこと、麦製品よりは米を摂るようにしましょう。
また、何も食事を採らずヨガを行うのはエネルギーが湧かずふらふらしてしまう可能性があるので、ヨガ前に良いとされる食事はとっておきましょう。
腹八分目ではなく腹6~7分目を心がけ、よく噛んでしっかりと味わいつつ身体に優しいものを摂りましょう。
- 新鮮な野菜やフルーツ・またはそれらを絞ったジュースやスムージー
- 適度な炭水化物(お粥や全粒粉のハードパン+フムスなどの豆製品)
- 具沢山のスープや味噌汁
- 良質なオイル(オリーブオイルやココナッツオイル・パンプキンシードオイルなど)
- 豆腐
ヨガ前におすすめの飲み物とは
ヨガ前におすすめな飲み物にはどんなものがあるのでしょう。
- 生姜入りの紅茶(身体を温める・黒砂糖も良い)
- 温かい緑茶1杯(脂肪を分解・燃焼させる効果がある)
- 常温の水(ヨガ前だけでなくヨガ中や後にもおすすめ)
- 新鮮な野菜やフルーツを絞ったジュースやスムージー
身体を冷やす飲み物ではなく温める飲み物を取るようにしましょう。身体が柔軟にほぐれやすくなります。
緑茶の場合はメンタル面へ・そして適量であれば良い効果が生まれますが、飲みすぎはカフェインによって胃が刺激されるので適量をゆっくり飲みましょう。
ヨガ前に避けるべき食事とは
ヨガ前に避けるべき食事をまとめてみました。
パスタやピザ・ラーメンなどの小麦製品
パスタやピザ・ラーメンなどはとても美味しく魅力的な食事ですが、ヨガ前としては避けるべきでしょう。なかなか消化されず、胃への負担が大きいからです。炭水化物を取るならお米からにしましょう。
肉や揚げ物
肉や揚げ物も美味しいですが、ガッツリとしており消化もなかなかされません。満腹感が残ってしまう可能性が高いのでヨガ前には控えた方が良いでしょう。
スパイスや香味野菜が多用されている料理
スパイスや香味野菜は食欲を増加させ、胃を刺激します。ヨガ前にはもう少し身体に優しいものが良いでしょう。
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食事のタイミングが中々難しい?ヨガ前と後どちらに取るべき?
ヨガを行う日の食事はヨガ前とヨガ後どちらが良いのでしょう。1日予定が特になく、自由に食事時間を動かせる日なら良いですが、仕事をしながら・家庭がある、などの場合はなかなかタイミングが難しいかもしれません。
ヨガ前でもヨガ後でも2時間ほど時間を開ければ食事のタイミングとしてはどちらでも良いでしょう。
ヨガ前におすすめな食事はご紹介しましたが、もしヨガ後に食事をとる場合は吸収が良くなるため脂肪分・糖分の多い食事は避けましょう。ダイエットしている人はなおさらです。
また、身体を冷やす食事や飲み物、アルコールもしっかり2時間あけてから摂りましょう。
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ポーズとともに瞑想を行って食べ過ぎを防ごう!
ヨガにはポーズの他に腹式呼吸・瞑想も含まれます。腹式呼吸や瞑想には大きな肉体面・精神面への効果があることは実証されています。
瞑想はやったことのある人には分かると思いますが、精神がスッキリし、勘が冴えたり直感が働いたり疲労を回復させるという効果があります。加えて意識を高め、自分にとって必要なもの・不必要なものを判断できるという直感力も高まります。
あらゆる情報が溢れている現代ですが、一流のエリートの中には瞑想を取り入れる人も多く、個人の資質を高めているのです。
食べたいと思っているもの・必要だと思っている物が実は情報に溺れているゆえの欲望で、本来の自分が求めているものとは異なると瞑想によって気づきを得る人は少なくないようです。
ヨガ前の食事のタイミングと内容に気をつけ、ヨガの効果を高めよう!
ヨガを行う際には充分食事のタイミングと内容に気をつけるべきであることが分かりましたね。肉体の働きは最大限活用してこそ、ヨガにも良い効果がもたらされます。
せっかくヨガを行うのであれば、万全な状態で臨み、心身への良い効果を得たいものです。
ポーズや呼吸に意識が向きがちなヨガですが、ぜひ瞑想も取り入れ、よりリフレッシュ&リラックスを得て生活の質の向上を目指しましょう!
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