もくじ
今話題のフェイシャルヨガの効果
突然ですが、この方をご存知でしょうか?
間々田佳子さんです。テレビで見たことがある方も多いはずです。
彼女が「顔ヨガ(フェイシャルヨガ)」を中居正広さんがMCを務める「金スマ」で紹介して以来、顔ヨガはすっかり有名になり、本も続々と出版されています。
間々田先生は、「初耳学」や「法律のできる相談所」など、数々のテレビ番組で「顔ヨガ」の効果を伝える、いわば顔ヨガの伝道師です。
そんな間々田先生のビフォーアフターがこちら
どちらがアフターか分かりますか?
ズバリ、右です!肌つやが良くて、目がぱっちりとしていて、口角が引きあがって、とにかくキラキラしていますよね?
右の写真は、左の写真の4年後に撮られたものですので、左の写真の方が若い時のものなのです。
顔ヨガをやったことがない方、「顔ヨガって、本当に効果があるの?」などの疑問をお持ちだった方も、少しは興味が持っていただけましたか?
次の章で、顔ヨガについて詳しく説明します。
顔ヨガとは何か
顔ヨガとは、お顔の表情筋を鍛え、ストレッチする「お顔のヨガ」です。
誰でも、ご自身の顔にコンプレックスを抱えていらっしゃると思います。
目が細いとか、丸顔とか、唇が薄いとか。若い頃、自分の顔にたるみやしわができるなんて想像もしていなかったのに、気づけば、ほうれい線とか、おでこの皺とか、下瞼のクマなんてものに悩まされて。
顔ヨガは、そんな方たちに是非、やっていただきたいメソッドです!
「え?もういいわよ。年だからやっても無駄よ」
そんなことはありません!
顔ヨガは、年齢を問いません!お顔の筋肉は、何歳からでも鍛えることができます!体力の有無は関係ありません。
実際、私が通っていた教室には、七十歳を超える方もいらっしゃいました。病気のお身内の方を励ましたくて顔ヨガを習い、実際に顔ヨガを教えたところ、とても元気になっていただけたとのことでした。
顔ヨガは、顔痩せというような目に見える「顔」の効果だけでなく、変顔をしていくので、なんだか気分まで明るくなって、自分がハッピーになり、周りもハッピーにできるのです。
まずは、なりたい自分をイメージしてみてください。
表情筋について
普段、みなさんはどのくらい表情筋を使っているでしょうか?日本人は、外国人に比べ「表情が乏しい」イメージがあると思います。「和を以て貴し」という、感情を内に秘めるのが美徳とされてきた日本人の気質もその理由ですし、日本語が、あまり表情筋を使わなくても発音できる言語であることも関係しています。
職業によっても、どのくらい使っているかは異なります。例えば、接客業の人の中にはそれなりに表情筋を使っている人もいるでしょう。オフィスワークの人の中には、普段まったく表情筋を使っていない人もいるかもしれません。
この表情筋、頭蓋骨の上にぺたぺたついているだけの筋肉です。なので「下がりやすい」という特徴があります。年齢とともに重力に引っ張られて、下がってしまうのです。
そして、表情筋の表面にのっている皮膚は「たるみやすい」という特徴があります。困ったものですね……
しかしながら、表情筋は、体全体からしてみればさほど表面積の多くないお顔に、「60種類」ほどあります。しかも、1つ1つが小さいのです。
ということは、少し動かすだけで「変化しやすい」ということです。
少しとはどのくらいかというと、「1日2、3分」を「2週間」継続するだけです。
ちなみに、私は顔ヨガの4日間の講座を受けただけで、鼻筋が通りフェイスラインが全体的に引き締まりました。
「顔ヨガの効果は早く表れる」ことを経験しています。
顔ヨガを行う際の3つの注意点
1.ポーズは思いっきり行ってください。
いわゆる、「変顔」をしていくわけですが、恥ずかしがって中途半端にやると、効果半減です。思いっきりやってください。
そのポーズでアプローチしている筋肉が、プルプルしているのを感じられるくらいがいいでしょう。
2.呼吸を止めないで下さい。
特別な指定がない限り、ポーズは基本「鼻呼吸」で行います。
ヨガをするときのような深い呼吸を取り入れることによって、全身がリラックスし、血行、リンパの流れ、新陳代謝を促します。
3.慣れるまでは鏡をチェック
顔ヨガは、やりすぎて逆効果になることはありませんが、それには正しいやり方で行う必要があります。慣れるまでは、鏡で正しいポーズか確認しながら行ってください。
過去・現在・未来の顔チェック
顔ヨガを行う前に、過去、現在、未来の顔をチェックしておきましょう。
椅子に座って顔の前に鏡を持ってきて、現在のお顔をチェックしてください。いつもの自分ですね。
では今度は、顔を下に向けて、鏡の面を上にして、下を向いた時のお顔をチェックしてください。
かわいいですか?
誰だこのおかめは。ブルドックは。と思った方……
これが、未来の、10年後のあなたの顔です。
……ガーン。これは、今すぐ顔ヨガを行わなければ。
大丈夫です。危機感を持ち、やる気になっていただきたいので、こちらをチェックしました。
最後に、お顔を上に向けて、鏡の面を下にして、上を向いた時のお顔をチェックしてください。
10年前のあなたがいました。
顔ヨガで目指すのは、こちらの顔です。
以上の儀式は、毎回行う必要はありませんが、ご自身のお顔はよくチェックしておいてください。
顔ヨガの効果を実感することは、モチベーションを高める(持続する)ために必要です。ですので、定期的にご自身の顔写真を撮っておくことをお勧めします。
その際には、できるだけ同じ背景、同じ髪型、同じ時間帯になるようにしましょう。
よくある疑問 トップ3
顔ヨガに関するよくある質問3つについて、お答えしていきます。
Q1:顔ヨガをすると、皺になってしまいませんか?
A1: 皺は長年の蓄積ですが、顔ヨガは一時的なものなので、皺になりません。表情筋には、ヒステリシス(縮めたら伸びる、伸びたら縮む能力)という作用がありますし、鍛えると弾力がつきますので、皺が戻るようになります。
そして、縮めるポーズをやったら、伸ばすポーズも行うなど、いろいろなポーズを行うことで皺になるのを防ぎます。ほうれい線にも効果があると言われています。
Q2:顔ヨガはいつやったらいいの?
A2: オススメは、「朝」と「夜(特にお風呂に入った後)」です。
朝行うといいのは、寝ている間のお顔のクセをリセットできるからです。また、夜は一日の表情筋をリセットできます。
一応、オススメを書きましたが、いつでも大丈夫です。
習慣化することの方が大切です。顔ヨガは、「ながら」でできます。ご飯を作りながら、テレビを見ながら、お風呂に入りながら。
また、トイレに入ったらこれをやる、洗濯物をたたんでいる時にこれをやる、などと決めておくと、反射的にお顔が動いてくれるようになるので、いいと思います。
私は、朝起きてすぐに、陰ヨガをしながら顔ヨガをやっています。傍から見ると、滑稽だと思いますが……
Q3:ポーズの回数・キープ時間はどれくらい?
A3: 1回だけだと負荷がかからないこともあるので、1つのポーズで最低2、3回は行って下さい。キープ時間は10秒くらいです。目安は、「プルプルしてきたことが分かる」くらいの長さです。
実践!顏ヨガのポーズ集(やり方)
・顔全体の血行を良くし、むくみを改善
・目の下のむくみを解消
いかがでしたでしょうか?
さっそく、顔ヨガをやってみたくなったのではないでしょうか。顔ヨガのやり方はとても簡単ですし、短時間で行えます。別の記事で、ポーズのやり方について具体的にご紹介していきますので、ご興味のある方はそちらもご覧になってみて下さい。