もくじ
臨床心理士
資格
臨床心理士、公認心理師、マインドフルネススペシャリスト
ホットヨガってなに?
ホットヨガとは、高室温・高湿度の空間で行なうヨガのことです。ヨガのなかでも、身体を動かし、呼吸法とポーズ・姿勢を意識し、メンタル面を調和させる伝統的な「ハタヨガ」から派生したヨガの1つとされています。
ホットヨガは高温・高湿(高温多湿)の空間で身体を動かして大量の汗をかき、1時間で約1リットル以上の水分補給を要するデトックス効果の高いヨガです。老廃物の排出により、身体の不調や疲れの軽減が期待できるホットヨガですが、デトックス効果は精神的な疲労やストレスもスッキリとさせてくれますよ。
ホットヨガのメンタル効果5選
メンタル面の調和により、心身のバランスをとるハタヨガから派生したホットヨガ。数多くのメンタル効果が期待されています。
1.ストレスが緩和する
ホットヨガは、ハタヨガをベースに呼吸やポーズを意識する方法です。副交感神経が優位な状態となり、ストレス緩和につながるといわれています。
ストレス状態が続いていると、呼吸が浅くなり脈も乱れますよね。
このような現象が、交感神経が優位な状態です。交感神経が優位すぎる状態が続くと、血管の収縮によって血流が悪化し、冷えや身体に痛み(頭痛や腰痛、肩こりなど)が起こりやすくなり、メンタル不調をきたす可能性が高まります。
本来、交感神経と副交感神経がバランスをとることで、心身が安定した状態を維持できる私たち。
ホットヨガは、高温多湿で深い呼吸を行ない、じっくり身体を動かすことで副交感神経が優位にさせてくれます。常温ヨガ以上にストレスを緩和する役割を担っているのです。
2.自分自身と向き合える
ホットヨガに限らず、ヨガは自分自身と向き合う運動。
ホットヨガの空間には基本的にヨガに必要な道具しか持ち込めません。余計なものがない空間で45~1時間程度、呼吸に集中する時間は自己と向き合う時間となるでしょう。
注意点で解説しますが、この自己と向き合う時間は精神状態によっては悪化を招くリスクもあります。効果やメリットだけでなく、注意点もきちんと理解して取り組みましょう。
3.集中力があがる
ホットヨガは集中力向上にも役立つと言われています。それはポーズをとる際にバランスをとり、ヨガ以外のなにもできない空間でじっくり身体や心と向き合うからです。
1回ホットヨガを体験するだけでも、終わった後にスッキリした感覚を得られますが、何度も通うことによって脳内の神経回路が活性化されていきます。集中力の向上は、作業効率や創造力にもいい影響を与え、私たちの日常生活を豊かにしてくれるでしょう。
4.睡眠の質が高まる
ホットヨガに取り組むと、副交感神経が優位になります。
副交感神経とは私たちをリラックスモードに導いてくれる神経のことです。ヨガでは、深い呼吸とゆっくりとしたポーズを繰り返し行うため、副交感神経が優位な状態になります。また、ホットヨガの空間は常温ヨガよりも発汗効果や血行促進が期待できるところも嬉しいですよね。
ホットヨガ直後だと、身体が熱いので質の良い睡眠は期待できません。徐々に身体が冷めていくことでぐっすり眠るための適温に近づけるために、ホットヨガは朝か日中、もしくは寝る2~3時間くらい前には終わらせられるといいでしょう。
5.リフレッシュ効果がある
ホットヨガは高温多湿で、普段は使わない筋肉をじっくり動かしながら深い呼吸を行います。ヨガでも十分リフレッシュ効果は期待できますが、ホットヨガは汗をかくことによるデトックス効果も期待できるので、終わった後に解放された感覚が得られやすいのです。
ダイエットや美容目的の人にもホットヨガは、美肌効果や引き締め効果の点からメリットがあるといわれています。自分の体型や肌トラブルに悩むことは、メンタルにも悪影響を及ぼすため、ホットヨガなら一石二鳥ですよ!
はじめる前に知っておきたい注意点
ホットヨガはメンタルや美容・健康効果が期待できる運動ですが、注意点もあります。ここでは、ホットヨガを避けた方がいい人と始める前の注意点を解説します。
・心疾患や腎臓疾患、高血圧など持病がある人
・妊娠中の人(子宮に負荷があるため)
・サウナや温室が苦手な人
・医師から運動を禁止されている人
・精神疾患があり、医師の許可を得ていない人
ここからは特に知ってほしい点と、体験や入会前の注意点を詳しく解説していきます。
妊娠中の人や心疾患の人は控る
ホットヨガは、妊娠中は避けた方がいいといわれています。妊娠中は身体を温めた方がいいとはいわれますが、温め過ぎてしまうと身体に負荷がかかってしまいます。
子宮を圧迫する恐れもあり、ホルモンバランスの乱れや血流が悪くなる危険性もあるため、なるべくなら控えた方がいいでしょう。
もし、身体を動かしたい妊婦さんは医師に相談したり、常温のマタニティヨガへの参加がおすすめです。
心疾患等を抱えている人も同様の理由から身体に負荷をかけるリスクがあります。特に心疾患や腎臓疾患、高血圧など持病がある人は、高温により症状を悪化させる可能性も…。健康的なイメージのホットヨガですが、人によっては命の危険性もあるため、常温ヨガの方がおすすめです。
そのほか、サウナなどの温室が苦手な人や熱中症になりやすい人も注意する必要があります。
精神疾患のある人は医師に相談する
精神疾患を抱えている人は、特に閉所・暗所が苦手な方やめまい、頭痛などにお悩みの方は避けた方がいいでしょう。そうではない場合も、自分と向き合う作業にもなるので、まずは医師に相談してみてくださいね。
ホットヨガはメンタル効果が期待できますが、精神疾患を抱えている人にとってはつらいものとなることがあります。参加したい気持ちを大事にしつつ、常温ヨガなどできることからはじめてもいいかもしれません。
水分補給は常温の水を飲む
冷たい水を飲みたい気持ちはよくわかります。しかし、心臓に負荷がかかることや、ホットヨガで上昇した体温を一気にさげてしまうことから、水分補給は常温の水がおすすめです。
また、常温の水は発汗作用が期待されているので、デトックスしたい人こそ常温の水がいいといわれています。
どうしても冷水が飲みたい人は、インストラクターから声がかかる前に小まめに少しずつ飲んで胃や心臓に負担をかけないようにしてください。インストラクターは、レッスンの進め方やタイミングのいいところで声をかけてくれますが、自分の好きなタイミングの方がいい人もいます。
理想は常温の水ですが、冷水を飲む場合はタイミングや量に気をつけてくださいね。
直前・直後の入浴は控える
ホットヨガは心臓に負担がかかりやすいため、入浴以上に体力を消耗します。
ホットヨガの直前は入浴を避け、ホットヨガ終了後もシャワー浴で汗を流す程度にしましょう。その日のうちに湯船に浸かりたい人は、終了後1~2時間以上あけてから入浴してください。
日常生活も健康を意識する
ホットヨガには、メンタルヘルス効果を含むさまざまなメリットがあります。しかし、ホットヨガだけで健康になれるわけではありません。
普段の生活から健康を少しずつ意識していきましょう。食事の内容やタイミング、運動習慣、考え方などメンタルケアなど、私たちの生活は数多くのことの影響から作られています。ホットヨガをきっかけに、健康的な生活へシフトするのもいいかもしれませんね。
YOGA HACKでは、ホットヨガや常温ヨガ、ピラティスなどの情報以外にもさまざまな健康情報を掲載しています。自分らしい心とからだを作るためにも、ぜひYOGA HACKの記事を参考にしてみてくださいね。
効果が実感できる期間
ホットヨガは即効性が期待できるものではなく、継続的に実践することで本来の効果を得られます。期間でいうと、3ヶ月〜1 年くらいが目安。頻度はメンタル維持やリフレッシュ、健康のために通うなら週1日で十分です。
しかし、ダイエット目的など体質・体型改善を目指す場合は、週2〜4日程度に増やしていけるといいでしょう。
長期間じっくり取り組んで効果を感じるためにも、まずは気持ち的に続けられる頻度からはじめることがおすすめです。
ホットヨガがおすすめな人
最後にホットヨガがおすすめの人をまとめてみました。
- 冷え性が気になる人
- 肌をきれいにしたい人
- ダイエットしたい人
- 身体がかたい人
- むくみを解消したい人
ホットヨガは常温ヨガの効果に加え、高温多湿という特別な場所によるさまざまなメリットを得られます。メンタル不調になりやすい人は、冷え性や身体の不調を抱えている人も多いです。
身体と心はつながっています。ホットヨガで身体をすっきりさせながら、メンタルも大切にしてあげてくださいね。
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ホットヨガはさまざまな効果が期待され、そのなかでもメンタル効果は私たちの生活を豊かにしてくれます。今、メンタル不調を抱えていない人も予防や日々の疲れのリフレッシュのために、ホットヨガを活用してみてくださいね。
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