もくじ
新鮮な気分にさせてくれる暮らしの微調整
「暮らしの微調整」とは、日々の生活の中で意識的に実践する「ほんの少しの変化」のこと。大幅に変化を起こすことは、なかなか後回しにしがち。それは勇気がいることでもあるため当たり前と言えば当たり前です。けれど、「ほんの少しの変化」であれば、ちょっとした意識だけで簡単にできてしまうもの。
マンネリ化を打破しよう!11の暮らしの微調整
1. 日の出前に目覚める
在宅ワークになってからと言うものオンオフの切り替えができずに、就寝前までパソコンに向かっているという方も増えてきたということをよく耳にします。
仕事があることはもちろん喜ばしいことですし、一生懸命働くことももちろん大切。けれど、毎日毎日朝(もしくは昼)から夜遅くまで仕事尽くしなのは考えもの。オンオフの切り替えでメリハリがあってこそ、仕事が頑張れるのではないでしょうか。
そんな生活が続いている方は、まずは朝起きる時間から変えてみるのがおすすめ。ヨガの実践から生まれたサンキーヤ哲学では日の出前の90分間は「神々が宿る神聖な時間」とも言われています。
まずは、5分でも10分でも日の出前に目覚めることからはじめてみてはいかがでしょう。朝の早起きが習慣化すれば、夜も自然と早くにベットに入れるようになってきます。
2. 朝食前の軽い運動
「日の出前に起きて何をすればいいの?」と思う方もいるかもしれません。誰でも簡単にはじめることができることと言えば、軽いヨガの練習や呼吸法、瞑想、またウォーキングなどもおすすです。
朝起きた習慣からスマホをいじるという方も多いかもしれませんが、ブルーライトの不自然な光をまだ浴びていない新鮮な状態で、自分の内側に向かう時間にしてみるのがおすすめです。
3. 朝ごはん日記
「朝ごはんは食べない」「いつもパンとコーヒーだけ」「あるものをテキトーに」という方は、朝ごはん日記を作ってみてはいかがでしょう。
朝の胃腸は断食明けの状態なので、そこまでたくさん食べる必要はありませんが、1日のはじまりとしてとても重要な時間。「朝を制する者は1日を制する」と言っても過言ではないほど。
何かと忙しい朝の時間ではありますが、日の出前に目覚めることが定着してくれば少しずつ時間にもゆとりが出てきて、朝ごはんも時間をかけて丁寧に作る・食べることができるようになります。
朝ごはん時間を楽しむためのモチベーションとして、ぜひ朝ごはん日記を作って見て下さい。例えば、インスタグラムを利用して朝ごはん日記アカウントを作ってみるのも楽しいかもしれませんし、自分の記録として続けるでも◎。
4. 身の回りを整える
在宅ワークを頑張るためにせっかく購入した仕事用デスクの上は「書類だらけ」、「忙しい」を理由に洗い物がためた流しに、コスメやアクセが出しっぱなしのドレッサー、取り込んだ洗濯物はたたまず干しっぱなし…雑然とした身のまわりを整えるだけでも、気持ちがスッキリします。
仕事をはじめる前、またお休みの日でも朝の内に、身の回りを整えるようにしましょう。
5. 空気を入れ替える
かなり散らかっている方は、まずは要らないものを処分したり、もう使えなくなっているものを新しいものに入れ替えるなどしてできることから始めてみてはいかがでしょうか。
その時に重要なのが「空気を入れ替える」こと。お部屋に空気がこもったままだと、どんよりとした気分だったり、選択に迷ってしまうことがあります。
お部屋を整えるためには、「新鮮な気持ち」であることが大切。
窓を開放することは誰でもできますし、たった5分でもOK!新鮮な空気を思いっきり味わって気持ちをリフレッシュしましょう!
6. 家事のやり方を見直す
7. 1時間に1度立ち上がる
8. 生活の中でできる”動き”を意識する
9. 豊かな気持ちになれるモノを購入する
「物欲はいけないもの」なんて昨今は思われがちですが、意識的にモノを購入すすれば心にも変化をもたらします。
例えば、自分のためにお花や植物を買ってみるなどはとても手軽。植物には癒やしのパワーもあるため、豊かな気持ちにしてくれる買い物だと思います。最近は、お花や植物のサブスクリプションサービスなども人気なんだとか。
また、たまにはちょっといいお店でお食事をしてみるもの◎。毎日毎日となれば、それはまた飽きてしまいますが、時々「豊かな気持ち」になれるお金の使い方をしてみることで、メリハリがついたりします。
今はインターネットでおうちにいながら手軽に買い物ができる時代なので、試してみると思っている以上にハードルが低いと感じるかもしれませんよ。
10. 新しい勉強をはじめる
同じことの繰り返しの日々はルーティン化されているので特に努力せずとも毎日が過ごせるようになるので、それはそれでとても良いのですが…返って、脳は停滞を感じているかもしれません!
そのサインとして、「退屈だ」「刺激が欲しい」と言った感情を感じてるのだから。
脳に新しい刺激を与えるのに簡単な方法が、新しい勉強をはじめるということ。
最近は、オンラインのレッスンや教室もどんどん増えてきました。スマホに学習アプリや脳トレアプリを入れてみるだけでも◎。
「お金をかけるのはちょっと…」という方であれば、「毎朝インターネットで英語の新聞記事を1つ読むようにする」「今まで読んでこなかったジャンルの読書をする」などがおすすめです。
11. ナイトルーティンも大切に
1日の疲れを翌日に持ち越さないよう、夜は自分を大切にする時間としましょう。
消化の良いバランスのとれたごはんや、マッサージ、温かい湯船につかるなど、自分を労る時間として。
また寝る直前までスマホをさらわないなど、小さな心がけが良質な睡眠につながることもお忘れなく。
そして、「今日1日を感謝で締めくくる」というのも大切。もちろん良いことだけではなく、辛いことや悲しいこともあるかもしれません。それでも今日1日が過ごせたことに感謝を持って。1日の終わりに、「よかったこと」「感動したこと」「うまくできたこと」など、なるべくポジティブなことを日記に書き留めるのもおすすめです。幸せな気持ちで眠りにつくことができるかもしれません。
小さなことからはじめよう
ライフスタイルは人それぞれ異なるため、全てをいきなりできないかもしれませんが、まずは自分ができることを一つでも良いのではじめてみて下さい。
「暮らしの微調整」は受け身ではなく自発的に動くことで変化をもたらしてくれることを忘れないで下さい。
ひとつひとつは小さなことで、当たり前のことかもしれません。けれど、当たり前のことだからこそ、おろそかになっていること、「またでいいか」と後回しなっていることが多いものです。
みなさんが、キラキラと輝く毎日を送れることを心から願っています。