もくじ
デジタルではなく、あえてアナログな手帳を使う良さ
図や絵もサッとかける
紙の手帳の特徴として、内容を図や絵にして残しやすいことが挙げられます。予定やメモの内容によっては、図や絵を添えた方がわかりやすいこともありますよね。デジタルだとどうしても文字のみになりやすいのですが、紙の手帳ならサッと書くことができますよ。
特に絵が好きな人には嬉しいポイントでしょう。ちょっとしたイラストなども書き込みやすいため、思い立ったときの可愛い落書きとしても、紙の手帳の方が使いやすいのではないでしょうか。
パッと開いたときに見やすい
デジタルだと画面の小ささゆえに文字が見にくかったり、一度押してページを開かないと詳しい内容が見えなかったりすることも多いです。しかし紙の手帳なら、1ページを開いただけでパッと視界に情報を入れることができます。
予定などの細かい内容については別ページに書いてあったとしても、付箋などで目印をつけておけば、1動作でそのページを開くことができます。何度も押したりスクロールしたりする必要がないため、わかりやすく、手間も省けるでしょう。
細かい部分まで書き込んだり修正したりできる
予定などを書き込んだあと、ちょっと修正したり付け足したりしたい場合はありませんか?そのような場合、デジタルだと行を変えたり別枠に書いたりすることになりますよね。
しかし紙の手帳なら、元々の内容の側に吹き出しとしてつけたり、わかりやすい位置に書き足したりすることができます。これは手書きならではの特徴です。
またデジタルだと、情報を付け足すごとに枠が伸び、全体像が見にくくなることがあります。タッチやスクロールの回数が増えることをストレスに感じる人も多いはず。紙の手帳なら、どんなに書き込んでも全体が見えるサイズは変わらないため、瞬時に修正点・追加点まで把握することができます。
手帳のタイプはこんなにもある!
ひとくちに手帳と言っても、いろいろなタイプがあるのをご存じでしょうか。特に近年は多様化し、様々な特徴やサイズのものが販売されています。
メジャーなのは月間マンスリータイプや週間バーチカルタイプ。月間マンスリータイプは、カレンダーのように見開きで1ヶ月分の予定がわかるようになっています。週間バーチカルタイプは、見開きで1週間分の書き込みになっており、横軸が1週間ごとの区切り、縦軸は1日の時間ごとの区切りになっています。
他にこだわりのタイプとして、週間レフトタイプや週間ホリゾンタイプ、週間ブロックタイプなどがあります。週間レフトタイプは、見開きの左ページが1週間分の枠、右ページがフリースペースになっており、サッとしたメモや週間ごとのTODO管理をしたい人におすすめです。週間ホリゾンタイプやブロックタイプは、形は違えどどちらも見開きで1週間分の枠になっており、1日ごとに余裕をもって予定を書き込みたい人に向いているといえます。
このようにたくさんの種類があるからこそ、悩んでしまいがちな手帳。使用目的や、今回ご紹介する「ちょっと意外な活用法」を参考にし、どのように書き込みたいか考えたうえで選んでみてくださいね。
手帳のちょっと意外な活用法をご紹介
それではここからは様々な活用法についてご紹介します。興味があるもの、生活に取り入れると便利そうなものなど、みなさんの新たな発見のきっかけになれば幸いです。ぜひ自分に合うものをみつけてみてくださいね。
写真やシールも貼って、日記帳として
この活用法は実践している人も多いでしょうか。書き込んでいた予定の出来事が終わったあと、その時の写真を貼ったりちょっとしたコメントをつけたりすれば、立派な日記となりますよね。手帳なら、いつ、何があった日のことかもすぐに把握できるため、思い出しやすいのもポイントです。さらにかわいいシールやマスキングテープなどで彩れば、もっと手帳を開くのが楽しくなりそうですね。
日記帳として用意し、毎日書き続けるのは難しいと感じる人も多いでしょう。手帳になら、思い出として残したい日や印象に残った日のみ書けばいいという気持ちでいられるため、気楽に続けやすいですよ。
目標管理や1年後の自分へのメッセージとして
1年単位で用意することの多い手帳。年ごとや月ごとの目標を書き込んでおくのにも役立ちます。
目標は頭の中で考えるだけよりも、文字や声などにして出した方が叶いやすいといわれています。手帳に書き込んでおけば、いつでも目にすることができ、目標を忘れたり見失ったりすることがありません。また常に見ることができるという点で、モチベーションの維持にもつながりますね。
また1年後、自分がどうなっていたいか、どんな気持ちでいたいのかなどを考えてメッセージを書いておくのもいいでしょう。「今の自分」は二度と戻ってきません。ある時点の自分から、いつかの自分に向けてメッセージを残しておくのは、予想以上に楽しく、ワクワクしますよ。
日々の気付き、アイデアのメモとして
ふと、「あ、いいな」と気付きを得たり、突如アイデアが浮かんできたりすることはありませんか。これらはメモしておかないと、案外すぐに忘れてしまうもの。このようなときにも手帳は活躍します。サッと取り出してメモすれば、いつでも見返すことができるほか、ただのメモ紙よりもなくしにくいのです。
ふとした気付きやアイデアは自分の糧にもなります。手帳にメモすれば、その先いつか、別の形で自分の力になることがあるかもしれません。手帳なら、その気付きやアイデアをいつ思いついたのかも合わせて残しておけるため、自分の成長にも一役買いそうですね。
日々の献立メモとして
家庭の食を支える人にとっては、日々の献立は悩みのひとつとなりうるでしょう。毎日繰り返される食事、内容までひとつひとつ覚えておくことは困難です。「先週なに作ったっけ?」「バランスとしてどうかな?」、このように思うことも多々あるのではないでしょうか。
手帳には作った献立をメモすることも、先の献立を予定として書き込むこともできます。買い出しの参考にもなりますね。また紙の手帳なら、献立予定を変更した際などに矢印で書き込んだり、絵として描いてみたりすることもできます。新メニューなら作った感想を書いたり、ちょっとしたコツや調味料の加減をメモしておいたりすることもできますよ。
食事は毎日のこと。「日々の管理」をそもそもの目的として存在する手帳とは、活用法としてかなり相性がいいのです。
コーディネイトのメモとして
こちらも献立と似た観点でおすすめ。特におしゃれにこだわりがある人、仕事上コーディネートが大切になる人などは活用しがいがあるでしょう。
実践的な例としては、例えばデートの服装をメモしておくと、次回のデートで服が被ることを防げます。人から褒めてもらえたコーディネートをメモしておくものいいでしょう。また手持ちの服を種類別に書き出しておけば、買い物に行った際、手持ちの服とどのようなコーディネートができるかも考えやすいですよ。
服もこれまで紹介したものと同様に、絵に描くとさらにわかりやすく残せそうですね。パッと見でイメージしやすくしたい、絵が得意という人は、ぜひ紙の手帳に絵で残す方法もやってみてください。
家計簿やプレゼントの覚え書きとして
家計簿も日々の管理のひとつですね。最近では家計簿のアプリも増え、細かく残しておくのはアプリの方が便利かもしれません。
しかし月ごとや年単位での計算は、手帳に書いておくとわかりやすくなる場合があります。特に家族など、複数人で同居している場合は手書きの方がわかりやすい場合も多いでしょう。
また、忘れがちだけど覚えておきたいのがプレゼントの内容。もらう側としても、贈る側としても、内容自体や贈った時期、値段など、覚えておかないとあとから困る場合がありますよね。
紙の手帳に書き込めば、パッと見で把握することができるほか、プレゼントについての細かいことも書いておきやすいですよ。
関連することとして、年賀状や手紙をもらった人の覚え書きとしても役立ちます。人からの気持ちを無駄にしないためにも、もらったものはきちんとメモして覚えておきたいものです。
手帳をもっと使いこなして、世界にひとつの手帳にしよう
いかがでしたか?すでに活用しているもの、新たな発見をしたものなど、様々あったのではないでしょうか。
どんどん進化している手帳、予定の書き込みだけではもったいない。せっかくお気に入りのものを選んで持つのならば、もっと活かしたいと思いませんか?
来年はぜひ新たな活用法も実践してみてください。紙の手帳ならではのよさを存分に味わいましょう。