発芽玄米炊飯器のおすすめ5選！選び方のコツと基本の炊き方も伝授します

まずは発芽玄米の基本の炊き方をチェック

白米より少し硬さがあり、食べにくいイメージのある玄米。しかし、発芽玄米を選んだり、玄米が炊ける炊飯器で炊いたりすることで、おいしく食べられます！
ここでは、玄米も炊ける炊飯器を使った炊き方をご紹介します。

【炊き方の手順】
1．発芽玄米をしっかり水で洗う
2．洗った発芽玄米をザルにあげ、水を切る
3．発芽玄米をボウルに移し、新しい水に浸水させる（30～60分程度）
4．浸水させた玄米をザルにあげ、炊飯器の内釜に移す
5．炊飯器のメモリ通りまで水を入れ、塩を加えてかき混ぜる
※塩は、2合の場合2g（小さじ1/2）
6．炊飯器の「玄米モード」で炊く

【ポイント】
・玄米は2～3回水を変えて洗い、ぬかのニオイを落としましょう。ただし、ゴシゴシさせず、優しく洗ってください。
・少量の塩を加えることで、玄米特有の苦みをやわらげ、食感が良くなる効果が期待できます。
・お好みで昆布を入れて炊いてもOK！味に深みが増します。

発芽玄米炊飯器の選び方をマスター

どのくらいの量が炊けるか確認

家族の人数や、食べる量によって炊飯器を選びましょう。また、玄米は冷凍できますが、解凍するときに栄養価が落ちてしまうので、そのときに食べきれる量だけ炊くのがおすすめです。
目安としては、1人暮らしなら3合炊き、3～5人くらいの家族なら5.5合炊きくらいの炊飯器が使いやすいでしょう。

加熱方法もチェックポイント

炊飯器は、商品によって採用している加熱方法に違いがあります。代表的なものは、「IH式」、「圧力IH式」、「マイコン式」の3種類です。それぞれの特徴を見てみましょう。

【IH式】
電磁波の仕組みを使って加熱する方式です。IH式は現在の主流でもあります。特徴としては、火力が強く短時間で炊け、ムラなく炊きあがります。
炊飯器本体の価格は1～5万円くらいが多く、炊飯以外にも多機能搭載されているものもあります。

【圧力IH式】
釜の中の圧力を高め、高火力で加熱する方式です。沸点が高いのも特徴的。
そのため、玄米内部までしっかり熱が行きわたり、モチモチとした食感や玄米本来のうまみや甘みを楽しめます。
炊飯器本体価格が10万円以上するものもありますが、それに見合った性能が魅力です。

【マイコン式】
底の熱源（ヒーター）から直接内釜に熱を伝える方式です。3合炊き程度の小さめな炊飯器が多く、価格も数千円からとお手頃。シンプルなつくりなので、お手入れもしやすいです。
ただし、加熱力はIH式などに比べて弱く、焼きムラができてしまうことも。

内窯の素材も重要ポイント

内釜の素材によっても、炊きあがりに差があります。「銅釜」、「鉄釜」、「土鍋」、「炭釜」など、種類はさまざま。
それぞれ特徴が違うので、好みに合わせてチョイスしてみましょう！

【銅鍋】
熱伝導率が高く、炊きあがりがムラになりにくい素材です。釜自体の見た目も鮮やかで、主に多層釜に用いられています。

【鉄釜】
IH式との相性が良く、発熱効率が高い素材です。玄米のうまみを逃すことなく炊けます。
ただし、鉄なので重さがあり、取り扱いには注意が必要です。

【土鍋】
遠赤外線効果と蓄熱効果が優れている素材です。土鍋で炊くかのような熱の伝わり方も特徴的。炊きはじめはゆっくりと熱が伝わり、そのあとは一気に加熱します。

【炭釜】
熱伝導率の高さと、遠赤外線効果がある素材です。遠赤外線が玄米のうまみを閉じ込め、効率の良い加熱が玄米にハリを持たせます。

使いやすい機能の有無

多機能な炊飯器がたくさん登場しています。予約や保温機能はもちろん、炊きあがりのやわらかさ、香ばしさまで設定できるものも！
また、浸水から炊飯までボタン一つでできる商品や、栄養価を高める玄米活性メニューなど、玄米を炊くのに優秀な機能が搭載されている炊飯器もあります。
それぞれの炊飯器によって特徴や機能が異なるので、お好みの機能ある炊飯器を選びましょう。

発芽玄米炊飯器のおすすめ商品5選

COCKOO（クック） ツインプレッシャーIH／くりや

「COCKOO ツインプレッシャーIH」の最大の特徴は、超高圧炊飯と、無圧炊飯の両方が可能なところ。ねっとりもっちりした食感を味わいたいなら超高圧、ふっくらしっとりした食感を味わいたいなら無圧と、好みによって使い分けられます。
他にも、蒸気を逃さない密閉構造、自動洗浄機能、ダイヤモンドと光沢ブラックのWコーティングが施された内釜など、構造や機能、素材にもこだわっている炊飯器です。
発芽していない玄米を炊く場合も、2ステップで発芽から炊飯まで自動で行ってくれます。

COCKOO(クック) ツインプレッシャーIH

Premium New（プレミアムニュー） 圧力名人／ヘルシーマルシェ

日本ローフード協会から、「発芽酵素玄米を炊飯するのに優れた炊飯器」と推奨されている、「Premium New 圧力名人」。通常、発芽酵素玄米を食べるには、炊いてから3日以上寝かせる必要があると言われています。しかし、この炊飯器は独自の手順を採用。やわらかくてふっくらと仕上がり、炊きあがりからおいしく発芽酵素玄米が食べられます。
内釜は炭と鉄が配合されたブラックダイヤモンドコーティングで、うまみをしっかり引き出してくれます。また、内釜内が全体的に対流する「円形対流現象」が発生するよう、形状が計算されているのも特徴的です。

Premium New 圧力名人

発芽玄米炊飯器ARM-500／ANABAS（アナバス）

難しい操作は不要！簡単に発芽玄米が炊けるのが魅力的な炊飯器です。ボタンひとつで玄米の発芽から、炊飯まで完結。発芽具合も選べる機能も搭載されています。さらに、「ぷちぷち炊き」「もちもち炊き」のコースが選べ、自分好みの食感に仕上がるのも嬉しいポイントです。
お米だけでなく、温泉卵やシューマイなどが作れる蒸し機能も搭載。付属品で蒸し器も付いてくるので、購入してすぐ調理可能です。
そして、他社製品と比べて低価格で手に入るのも見逃せません！

発芽玄米炊飯器ARM-500

酵素玄米炊飯器「Labo炊飯器」 MM03JP／酵素玄米Labo（ラボ）

「Labo炊飯器」の特徴は、玄米メニューが充実しているところにあります。「酵素玄米モード」「酵素玄米早炊きモード」「玄米がゆモード」「玄米熟成保温モード」「発芽・予約炊飯モード」と驚きの豊富さ！しかも、玄米を浸水させずに炊飯でき、手間が省けます。玄米や酵素玄米が炊きあがったあとは、自動で保温熟成モードへ移行。温度と水分量をコントロールしながら保温するので、熟成具合も最適に仕上がります。
また、温度と時間を設定するだけで、低温仕込みの発酵食品も作れます。例えば、塩麹やパンの発酵、ヨーグルトなど。ローストビーフや煮豆料理も可能です。

酵素玄米炊飯器「Labo炊飯器」 MM03JP

マイコン炊飯ジャー 極め炊きNL-BB05／ZOJIRUSHI（ゾウジルシ）

「マイコン炊飯ジャー 極め炊き」には、加熱ヒーターが底面だけでなく、側面や蓋にも組み込まれています。全面からの加熱により、芯までふっくら、ベタつきのすくないご飯に仕上がります。
さらに、一気に加熱するパワーで激しい対流を起こし、炊きムラも軽減。また、雑穀米や玄米だけでなく、金芽米にも対応した専用メニューがあるのも特徴的です。
他にも、熱の伝わりやすさにこだわった黒厚釜、ふきこぼれを防ぐ大型の水蒸気口、取り外し可能な内蓋など、構造やお手入れのしやすさにもこだわっている炊飯器です。

 マイコン炊飯ジャー 極め炊き NL-BB05

発芽玄米炊飯器のおすすめ商品比較表

商品画像
商品名	COCKOO ツインプレッシャーIH	Premium New 圧力名人	発芽玄米炊飯器ARM-500	酵素玄米炊飯器「Labo炊飯器」 MM03JP	マイコン炊飯ジャー 極め炊き NL-BB05
ブランド名	くりや	ヘルシーマルシェ	ANABAS	酵素玄米Labo	ZOJIRUSHI
特徴	・超高圧炊飯と無圧炊飯が1台で可能 ・炊飯器の構造や内釜の素材にもこだわり、玄米も白米もおいしく炊ける ・気軽に発芽玄米が食べられる機能が満載	・日本ローフード協会推奨の発芽酵素玄米に適した炊飯器 ・3日以上寝かせなくても炊きたての発芽酵素玄米を楽しめる ・素材と形状にこだわった内釜	・簡単操作で玄米の発芽から炊飯まで完結 ・「ぷちぷち炊き」「もちもち炊き」のコースがあり、自分好みの食感に ・リーズナブルな価格で手に入れやすい	・豊富な玄米メニューでさまざまな玄米の食べ方ができる ・温度と水分量をコントロールしながら、炊いた玄米を熟成させてくれる ・発酵食品や低温仕込み料理も可能	・底、側面、蓋にヒーターが組み込まれ、全面加熱する炊飯器 ・高火力で激しい対流を起こし、ムラを抑えてふっくら炊きあがる ・金芽米専用メニューも搭載
炊飯容量	6合（玄米4合）	6合（玄米4合）	5.5合（玄米4合）	6合（玄米4合）	3合（玄米2合）
加熱方式	圧力IH式	マイコン式	マイコン式	マイコン式	マイコン式
参考価格	97,677円（税込）	72,600円（税込）	19,800円（税込）	74,800円（税込）	8,980円（税込）
商品リンク	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細

まとめ

さまざまなこだわりや趣向が凝らされた炊飯器が、たくさん登場しました！どれも、おいしく気軽に発芽玄米を炊けそうなものばかりですね。
酵素玄米をおいしく食べて、健康にもつなげられれば、一石二鳥！ぜひ発芽玄米の炊き方や、炊飯器選びの参考にしてみてください。