ハロウィン料理メニュー・レシピ6選!ジャック・オ・ランタンの作り方も紹介!

すっかり日本にも浸透した秋のイベント・ハロウィン。自宅でのハロウィンパーティーを楽しむアイディアとして、「ジャック・オ・ランタン」の作り方、おすすめメニューレシピをご紹介します。

毎年のハロウィンも日本ですっかり定着してきました。

仮装して街に出かける人もいれば、自宅でパーティーをする人もいるでしょう。

ハロウィンといえば、かぼちゃをくり抜いて作る「ジャック・オ・ランタン」。

今回はハロウィンを自宅で楽しむためのアイディアやジャック・オ・ランタンの作り方、おすすめメニューレシピをご紹介します。

雰囲気たっぷりに演出!自宅でハロウィンパーティー

街のさまざまなところで楽しむ仮装パーティーも賑やかでとても良いですが、自宅のインテリアにハロウィンのデコレーションを取り入れたり、ジャック・オ・ランタンを作ったり、ハロウィンならではのメニューでパーティーをするのも良いものです。

秋の夜長をしっとりと楽しめ、デコレーションのカラーもオレンジと黒で統一されているのでかわいく、ランタンのロウソクの火も飽きずにずっと見ていられます。

もともとは古代ケルト人発祥の文化で、秋の終わりの日(10/31)に死霊が訪ねてくるため、魔よけの意味で焚き火をしていたようです。

そこから野菜のカブの中をくり抜いてロウソクを灯すようになり、後にかぼちゃへと変化していきました。

オバケや蜘蛛の巣、コウモリなどちょっとブラックで不吉な感じがモチーフとなっているのも独特でおもしろいですね。

ハロウィン近くになると、ヨーロッパの教会の前にはさまざまなサイズのジャック・オ・ランタンがたくさん置かれたり、無数のガラス瓶のランタンにもロウソクが灯されていたりすることがあり、とても綺麗です。

電気で光るタイプのランタンはとても便利ですが、ハロウィンの夜はジャック・オ・ランタンとともに、ガラス瓶で簡単に作れるランタンを並べてお酒を飲んだりするのも雰囲気たっぷりでおすすめです。

ハロウィンといえば!な「ジャック・オ・ランタン」を作ってみよう

ハロウィンの主役といえば大きなオレンジのかぼちゃをくり抜いて作る「ジャック・オ・ランタン」。

色々と表情をかえたり、サイズ違いにして並べたりと楽しめます。

とても大きなかぼちゃなので皮も硬そうに感じますが、実際はそんなには硬くありません。

ナイフの刃先さえ入れることができれば、くり抜くのに骨が折れるというような大変さはありません。

ただ、サイズの小さいかぼちゃだとあまり細かいくり抜きが大変になるので、ある程度の大きさがあるものをおすすめします。

用意するもの

  • オレンジの皮のかぼちゃ(ぺぽかぼちゃ)
  • ナイフ
  • 新聞紙
  • ペン・鉛筆
  • スプーン
  • キッチンペーパー
  • ティーカップキャンドル

ヨーロッパではハロウィン近くになると、どこにでもオレンジのかぼちゃが置いてあるので手に入れやすいのですが、日本ではそうはいきません。

ネット通販で手に入れるのが簡単で楽ですね。

園芸のお店やお花屋さんなどで手に入るところもありますが、すぐに簡単に手に入るかは分からないので、ジャック・オ・ランタンを作ると決めたら早めに手に入れておきましょう。

作り方手順

  1. かぼちゃの表面に汚れがあれば、水で流してきれいにし、水気は拭いておく
  2. かぼちゃの顔のデザインを決めておき、鉛筆で薄く下書きする。顔のデザインが気に入ったものになったらペンでなぞる
  3. かぼちゃの下部に拳が通るくらいのサイズで丸くくり抜く。くり抜いた下の部分は洗って水気を拭き、置いておく。
  4. 新聞紙を敷き、くり抜いた下側からスプーンで、かぼちゃの内側の種や筋をきれいに取る。
  5. 種や筋が取れたら軽く水洗いし、水気をキッチンペーパーで拭き取る
  6. かぼちゃの顔の目・口・頭の部分などパーツごとにナイフを入れてくり抜いていく。皮を貫通するまでナイフを垂直に入れ、そこからずらしていくとやりやすい
  7. くり抜き終わったら風通しの良いところで乾燥させる
  8. くり抜いた下の部分の上にキャンドルを置いて火をつけ、そこに顔部分を被せて完成

かぼちゃは生物で水分を含むため、数日すると腐ってしまうので、なるべく風通しの良いところで乾燥させましょう。

乾燥させることで、ランタンのもちが良くなります。

ハロウィンのデコレーションも用意!

お部屋や玄関先などのデコレーションをすると、雰囲気が高まって楽しいです。

ぺぽかぼちゃをサイズ違いで用意し、ジャック・オ・ランタンやキャンドルと一緒に飾っておくだけでもかわいいです。 

街のインテリアショップはもちろん、100均などでも手軽にデコレーションアイテムが用意されています。

厚めのガラス瓶(ジャムの空き瓶など) にワイヤーを巻き付け、吊るせるようにしたものをいくつか用意し、ティーカップキャンドルを入れて灯しておくだけで、無造作ですがかわいいです。

好きな感じでデコレーションし、ハロウィンの夜を楽しんでください。

ハロウィン気分がより高まる♡おすすめパーティーメニュー

ハロウィンのメニューというと、現在ではかぼちゃを使ったものが国内外の主流ではないでしょうか。

それとともに秋の収穫を祝い、秋ならではの旬のものをたくさん食べるということがあるようです。

1…丸ごとかぼちゃのペンネグラタン

かぼちゃを丸ごと1個使ったオーブン焼きです。

上部を切り落とし、内側の種や筋をスプーンで取り除き、そこに詰め物(ファルシ)をしてから焼きます。

丸ごと1個どーんと使うのでインパクトたっぷりで、子供にも大人にもおすすめのメニューです。

用意するもの

  • かぼちゃ
  • ペンネ
  • 生クリーム
  • 玉子
  • ベーコンのブロック(大きめにカット)
  • ニンニク(みじん切り)
  • しめじ(大きめのみじん切り)
  • パルメザンチーズ
  • ブランデー
  • 塩こしょう
  • ピザ用チーズ

作り方

  1. かぼちゃを皮ごと洗い、水気はそのままにラップで全体を包み、頭の部分を下にしてレンジに入れ、10分~15分ほど加熱する
  2. ペンネを表示の茹で時間より2分短く茹でる
  3. ボウルに玉子2個・パルメザンチーズ50gを入れて混ぜておく
  4. フライパンにオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、色が変わるまで熱する
  5. 大きめにカットしたベーコン、粗めにみじん切りしたしめじを入れて炒め、ブランデーをひと回しかけ、火をフライパン内部に入れてアルコールをとばす
  6. 生クリームを加えたら、ペンネを加えてフライパンを揺すりながらよく絡める。味を見て塩こしょう
  7. 絡まったら3のボウルに移し、よく混ぜて絡めておく
  8. 1のかぼちゃの頭部分を切り、種や筋をきれいに取り除き、そこに7のペンネを詰める
  9. ピザ用チーズをのせ、200度で25分程度オーブンで加熱して完成

かぼちゃのサイズやレンジのワット数で熱の通りが異なるので、できあがりがまだ硬ければオーブンの時間を追加してください。

2…かぼちゃグリルと生ハム・リコッタチーズ

前菜におすすめのメニューです。

チーズはリコッタと書きましたが、カマンベールでもブルーでも好みのものでよく合います。

甘いかぼちゃと生ハムの塩気とオリーブオイル、チーズの風味の組み合わせがとてもおいしいですよ!

用意するもの

  • かぼちゃ
  • 生ハム
  • リコッタ・カマンベール・ブルーなど好きなチーズ
  • オリーブオイル
  • ローズマリー
  • 黒こしょう

作り方

  1. かぼちゃを1cm弱くらいの薄さで長さを出してカットする
  2. フライパンに少量のオリーブオイル・ローズマリー1枝を入れて火にかける
  3. かぼちゃを弱火でゆっくり焼く。両面とも
  4. プレートに火の通ったかぼちゃ、生ハム、チーズをきれいに盛りつけ、黒こしょうとオリーブオイルを全体にかけて完成

3…バターナッツのファルシ

バターナッツというのは西洋かぼちゃのことで、形は日本のかぼちゃより長細く、ひょうたんのような形をしています。

ヨーロッパではハロウィンの頃になるとこのバターナッツを使ったメニューがレストランなどでさまざまに用意されます。

リゾットやスープ、そしてご紹介するファルシなどがバターナッツの定番メニューです。

ねっとりとして水分もあり、甘みがあっておいしいですよ。

用意するもの

  • バターナッツ
  • 鶏もも肉
  • ベーコンのブロック
  • 鶏レバー(下処理しておく)
  • マッシュルーム
  • 甘栗(剥いておく)
  • 玉ねぎ(大きめのみじん切り)
  • オリーブオイル
  • 塩こしょう
  • パルメザンチーズ
  • ローズマリー
  • バルサミコ酢

作り方

  1. バターナッツは縦半分に切り、下の膨らんでいる部分の種や繊維はスプーンで取り除く。洗ってラップを全体に巻き、レンジで2分半~3分加熱する
  2. 玉ねぎ・マッシュルーム・甘栗・鶏もも肉・ベーコンのブロック・鶏レバーは同じくらいの大きさにカットする。1~1.5cm角程度
  3. フライパンにオリーブオイル・ローズマリー1枝を入れて熱し、鶏もも肉・ベーコンを入れて炒め、鶏レバー・玉ねぎ・マッシュルーム・甘栗も入れて炒める。塩こしょうし、バルサミコ酢をひと回しして少し炒める
  4. オーブンを200度で余熱しておく
  5. バターナッツのくり抜いた窪みに3を入れてパルメザンチーズを振り、天板に置いてオリーブオイルを全体にかける
  6. 200度で15分~20分ほど熱を入れて完成

4…手長エビと万願寺とうがらしの黒いパスタ

かぼちゃ料理とともにハロウィンならではのインパクトを楽しめるのがイカスミを練りこんである黒いパスタ麺。

イカスミの風味をほんのり感じられて楽しいです。

黒い色が鮮やかで美しいので、その色を引き立てるパスタをご紹介します。

用意するもの

  • 黒いパスタ麺
  • 手長エビ
  • 万願寺とうがらし
  • ミニトマト
  • オリーブオイル
  • ニンニク(みじん切り)

作り方

  1. 手長エビは殻と頭部分を取り、背わたを取っておく
  2. 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、ニンニクの色が変わるまで弱火にかける
  3. 香りがオイルにうつったら取り除いたエビの殻と頭の部分を入れて炒め、水を入れて沸騰させ、その後濾してダシをとっておく
  4. パスタを茹でる。パスタの量の10%の塩を入れ、表示のゆで時間より2分ほど早くタイマーをセットする
  5. 万願寺とうがらしは種を取り、1.5cm幅に切る。ミニトマトは半分に切る
  6. フライパンにオリーブオイルを入れ、万願寺とうがらし・手長エビを入れてちょっと塩をして炒める。
  7. パスタのタイマーが鳴ったらパスタを6のフライパンに入れ、3のダシをお玉1~2程度も入れる
  8. フライパンを揺すりながらパスタにダシを吸わせるようによく混ぜる。最後にミニトマトを足し、ある程度熱が通ったら味を見て塩で調整して完成

黒いパスタに赤いミニトマトとエビ、深い緑の万願寺とうがらしの色合いのコントラストが美しく、エビのダシがベースになった旨みの深い味わいでおいしいです。

5…焼きモンドールチーズのフォンデュ

モンドールチーズとは、フランスやスイスで毎年9月から5月の間に販売されるウォッシュタイプのチーズです。

木枠に包まれており、香りも味わいも深みがたっぷり。表面部分を剥がして、とろとろの濃厚なチーズを掬っていただきます。

このモンドールチーズは主に秋冬メインで楽しむもの。濃厚な味も秋冬にぴったりです。

秋が来たら今年のモンドールを買い求めるという人が現地では多いのでしょう。

旬のものをいただくハロウィンにもぴったりです。

このモンドールチーズはそのまま食べても最高ですが、表面を剥がしてオーブンで熱を入れ、フォンデュにして食べるのもとてもおすすめ。

具材は好みのものを選んでフォンデュしましょう。

用意するもの

  • モンドールチーズ
  • 辛口の白ワイン
  • ニンニク(みじん切り)
  • 好みでパン粉や黒こしょう・トリュフオイルなど
  • バゲット・ドライいちじく・茹でたじゃがいも・エビ・アスパラガス・ヤングコーン・ブロッコリーなど好きなもの

作り方

  1. モンドールチーズの表面を剥がし、白ワイン大1~2・ニンニクのみじん切り1/2片程度入れて混ぜる。好みでパン粉やトリュフオイル、こしょうなどを入れても良い
  2. モンドールチーズの木枠部分を焦げないようにアルミホイルで覆い、180度のオーブンで20分~30分程度熱を入れる。チーズがグツグツなるまで
  3. 好きな具材をモンドールチーズにつけていただく

6…丸ごとりんごのオーブン焼き×ハニーナッツ

ハロウィンの時期にはおいしいりんごが出てくるので、こちらもハロウィンのメニューとしておすすめのデザートです。

甘酸っぱい焼きりんごとバターの風味がよく合い、はちみつ漬けのナッツが加わることでコクと食感の楽しさがプラスされます。 

用意するもの

  • 丸ごとのりんご
  • はちみつ
  • ミックスナッツ(砕く)
  • 砂糖
  • バター
  • シナモンパウダー
  • クッキングシート

作り方

  1. りんごの芯の辺りにフルーツナイフやステーキ用ナイフなどを上からグサッと刺し、ぐるりと回して芯の部分を取り除く
  2. くり抜いたりんごの穴の部分に砂糖とバターを交互に詰めていく。おおよそ1個分で砂糖大1・バター10g程度を目安に
  3. オーブンを200度で余熱しておく
  4. オーブンの天板にクッキングシートを敷き、その上に2のりんごを並べ、200度で20分ほど熱を入れる
  5. りんごを焼いている間に砕いたナッツを軽くフライパンでローストし、はちみつ漬けにしておく
  6. りんごが焼きあがったらプレートにのせ、はちみつ漬けにしたナッツとシナモンパウダーをかけ、熱いうちにいただく

豊かに実ったりんごを丸ごと食べる嬉しさも感じるメニュー。

好みでバニラアイスなど添えると、熱々の酸味あるりんごと、冷たくて甘いアイスクリームのバランスを楽しめるのでおすすめです。

年に一度のハロウィンを楽しみたい♡

ハロウィンというとまず仮装とかぼちゃというイメージがあり、個人個人さまざまなアイテムを使ってメイクや衣装に趣向を凝らして楽しいですね。

今後もハロウィンのイベントは多くの人が毎年何かしらの形で生活に取り入れていくのでしょう。

外に出て大騒ぎする年もあれば、家庭でほのぼのとパーティーして楽しむ年もあって…とクリスマスのようにワクワクする楽しみがあるのは良いものですね。

家を飾りつけ、ランタンを作り、かぼちゃや旬の食材を使ってパーティー料理を作ればハロウィン気分が堪能できます。

ぜひこの記事を参考に自宅でのハロウィンパーティーを楽しんでください。

ゆっくりとした深い呼吸を意識しながら身体を動かすヨガ、自然由来のコスメやスキンケア、身体に優しく美味しい食事を生活に取り入れて、本来の人間の力を引き出すことを日々実践しています。
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