もくじ
その不調…お尻のコリが原因かも?!
お尻のコリに要注意
お尻のコリがあらゆる病気につながる?
お尻のコリの原因
では、なぜお尻は凝ってしまうのでしょうか?
様々な原因が考えられますが、代表的なものは「長時間座りっぱなしの姿勢」でいるデスクワークはかなり影響を与えると言ってよいかもしれません。また、テレワークをしている人は特に要注意。ただでさえ、長時間同じ姿勢で座っていることが多い上に、これまで通勤で多少は足腰を使っていた機会がほぼゼロに近い状態になっているという方も少なくないはずです。
つまりは、「デスクワーク×運動不足=お尻のコリ」というわけですね。もちろん例外もあるかもしれませんが、心当たりのある方もいるはず。
お尻のコリを解消するメリット
腰痛解消
お尻には腰と繋がっている筋肉があります。
その為、お尻のストレッチを行うと、腰痛などの症状も軽減される効果が期待できるのです。
肩こり解消
お尻の筋肉がコリ固まっていると、背中の筋肉まで固くなってしまうことがあります。するとどうなるか…姿勢がとても悪くなってしまうのです。
特に女性の方は男性よりも筋肉が少なく背筋が弱いことが多いため、肩こりなどの症状が現れる傾向があります。
お尻のコリをしっかりと解消することで、姿勢を矯正する効果が期待でき、肩こりなどの症状にも効果的と考えられます。
冷えの解消
お尻や股関節周りにはかなり重要なリンパが通っていると言われています。
お尻のコリをほぐすことで、滞りがちなリンパの流れが促進されます。リンパの流れを改善すると老廃物が滞りにくくなるので血流が改善へとつながっていきます。
特に、脚が浮腫みやすい方や、足の指先が冷えている方は、血流が滞っている可能性大。お尻のコリがある場合は、冷えや浮腫んでいる部位を重点的にケアするだけでなく、ターゲットとは別の部位からアプローチすることで簡単に解消することができたりするんです。つまり、脚や足先につながるお尻周りのコリがないかも、チェックすることが冷え解消の近道の可能性もあるということですね。
お尻のコリを「針穴のポーズ」でチェックしてみよう
とは言え、前述した通りお尻のコリは気づきにくいのが難点。触ってみても、なかなか分からないという方も多いはず。そこで、「お尻が凝っているのかどうか分からない」という方はヨガの「針穴のポーズ」でチェックしてみるのをおすすめします。
- 両膝立ちの仰向けの状態になります。両手は体の横に添えておきましょう。
- 右足を浮かせ、右の外踝を左の太ももの上に置きます。右脚で「4の数字」を作って下さい。
- そのままの足で、左足を宙に浮かせます。右手は4の数字の輪っかをとおして左手は左脚の外側から、太もも後ろ、もしくは左脚のスネをキャッチします。
- 3の時に、お尻にコリが生じている人は、右のお尻に突っ張りを感じたり、痛みが出る場合があります。
- 1〜4を反対の左側でもチェックしてみましょう。
普段の姿勢や利き足の都合上、どうしても左右差は現れる可能性が高いので、必ず左右両方をチェックすることをおすすめします。
日常生活でお尻のコリの予防・改善する方法は…?
毎日歩く習慣をみにつけよう
前述したとおり、同じ姿勢で長時間いることはお尻コリの原因につながってしまいます。特に、テレワークで「自宅から1歩も出ない」なんてことも珍しくない今だからこそ、意識的に「歩く習慣」を身につけることが大切ではないでしょうか。
例えば、ランチ休憩の合間にたった5分だけでも散歩にでかけるだけでもお尻のコリを緩和してくれたり、予防にもつながります。
その他にも、オフィスに出勤する際には、帰り道は一駅歩いてみたりと「歩く習慣」を日常的に意識していくのをおすすめします。
テニスボールでストレッチ
テニスボールを使ったコリ解消方法は、簡単で効果も感じやすいのでかなりおすすめ。テニスボールがちょうど良い大きさ・硬さといわれています。
- ヨガマットの上に仰向けに寝て、両ひざを立てます。
- テニスボールを「臀中(でんちゅう)」というツボの下に置く。臀中の位置は、左右のお尻の中心です。目安は、骨盤の下の骨と太ももの付け根のでっぱりを結んだ線を底辺とし、正三角形を描いた時の頂点。
- ボールを置いた反対側のお尻を浮かせて、ボールに体重をかけて臀中を刺激します。
- 左右の臀中を、それぞれ30秒ほど刺激します。
その他にも、ストレッチポールやローラーなどお尻ほぐしアイテムはいくつかあるのでご自身に合ったものをみつけてみてください。