もくじ
日常生活を元気に送れることは基本的なことながらとてもありがたいことですが、ルーティーンで何となくマンネリになったり、新鮮な気持ちなどはなくなってきます。
忙しい日常を送る人も穏やかでゆっくりした日常を送る人もいるでしょうが、時々は自分の慣れ親しんだ日常から離れ、いつもと違う非日常を過ごすのは新鮮で楽しいものです。
そんな非日常な体験のひとつ、「おひとりさまホテルステイ」は心のリフレッシュにとてもおすすめ。
今回はおひとりさまホテルステイをする際のホテルの選び方のポイントや持ち込むとよりホテルステイを楽しめるアイテムなどをご紹介します。
たまにはプチ贅沢なホテルステイで自分にご褒美
あーもう日常からちょっと離れたい!自分の好きなことだけして気分転換したい!そのように思うことがある人は少なくないのではないでしょうか。
仕事や人間関係など、生きていれば何かしらストレスを感じることがあります。そんな時、どのように気分転換していますか?
お買い物やグルメやスイーツ、映画や音楽鑑賞、スポーツ、マッサージやエステなどさまざまなリフレッシュ方法があります。
それはどれも楽しいですが、もう少し特別感や非日常、プチ贅沢感を得たい!自分のために!という時にはホテルステイがぴったり。
本当は2泊くらいできると素晴らしいのですが、1泊だけでもリフレッシュできます。
いつもと違う部屋とベッド、ものがほとんどないホテルで気が散るようなこともないですし、広すぎないスペースは何となく落ち着きます。
チェックインからチェックアウトの時間まではちゃんと綺麗にセットされたベッドやバスルーム、ティータイムセットが好きに使えて、疲れることは何ひとつする必要がないなんて、とてもわくわくしますね。
最近のビジホはコスパ良し!
一昔前は「ビジホ(ビジネスホテル)」というと、本当に簡易的な箱というイメージのところが多くあり、女性の気分があがるような要素はまるでありませんでした。
安く泊まれる=それなりの施設という認識が当たり前でしたが、近年はビジホといってもビジネスと普通の良いホテルの間のような快適な施設が少なくありません。
東京都心と地方都市、シーズンとシーズンオフでは宿泊料金は結構異なりますが、観光都市のど真ん中という立地でも、東京以外はびっくりするほど安く泊まれたりすることも。
特に2020年からコロナが世界的に広がり、入国制限で海外からの観光客が大きく減ったことや、国内でも旅行者が減ったこと、GoToなどで観光都市のホテルはかなり低価格で宿泊できる時期がありました。
今現在(2021年夏)でも、日程次第で快適かつ低価格で宿泊できるビジホが少なくありません。
多くのビジホではフロントの近くに綿棒やコットン・シャワーキャップ・ヘアブラシ・入浴剤・緑茶や紅茶やコーヒー・ナイトウェアなどが並べられ、必要なものを取っていくスタイルが取られています。
コロナ禍で朝食の制限はありますが、素泊まりでパンなど用意しておけば手軽。最低限必要なものは用意されているし、好きに楽しめます。
快適なホテルステイをするためのホテルの選び方のポイント
選び方・サイト
せっかく優雅なおひとりさまホテルステイを楽しもうと思っても、「あれ…ちょっと思ってたのと違う…」というホテルに当たってしまうと、すごく残念な気持ちになります。
そんなことは絶対に避けたいですね。
宿泊施設のサイトをチェック
一休やBooking.com(ブッキングドットコム)などの宿泊施設・旅行サイトで宿泊したい街を入力し、価格帯とおおよその立地、レビューをチェックしましょう。
ネットがない時代はガイドブックで情報を得るしかありませんでしたが、今はネット上でレビューが見られますし、写真も見られます。
- 車を使わないホテルステイの場合は駅からのアクセスがいいか
- 清潔そうか
- すぐ近くにコンビニや食品を扱うお店などがあるか
- 窓があるか、あってもすぐ隣のビルの壁などではないか
- なるべく新しくオープンした場所、またはリニューアルで綺麗でしたなどのレビューがあるところ
- Wifiが弱い、というレビューがないところ
- 壁が薄すぎて隣の部屋の音が丸聞こえなどのレビューがないところ
- 喫煙か禁煙か
- 喫煙者であれば窓が開けられるところ
- 狭すぎないところ
などをチェックしましょう。写真は宣材なので実際と同等か実際より良く写っているため、インスタグラムなどでも見てみましょう。
チェックイン前に買い込んでおけば済むのですが、ホテルステイはいつ何時何をしてもいいという開放感が楽しいため、いつでも買い出しに出かけられるという状況が望ましいです。
そのため、コンビニや食べたいもの飲みたいものをすぐ調達できる場所だといいですね。
古くても清潔であればまだいいですが、「小汚い」「雰囲気がなんか暗くて怖い」「窓がなくて気持ち良くない」「窓の外がすぐ壁で閉鎖感がある」というのは、気分が台無しになるのでチェックしましょう。
ビジホはだいたい狭いのですが、その中でも特に狭いところとビジホなのに広いな…と感じるところがあります。
その名の通りビジネスで夜寝るだけであれば狭くてもいいですが、ホテルステイを楽しむのであればちょっと広めだとかなり気分が良いですし、圧迫感がありません。
だいたい基準としてシングル・ダブルでも11㎡だと相当狭く、13㎡になるとたった2㎡なのに結構余裕があります。
16㎡や18㎡だとかなりゆったり。
ベッド先のスペースがちょっとあるだけ、ベッドとテーブルの幅がちょっと違うだけで随分と印象が異なるものです。
また、1つ広いランクの部屋の値段がそれほど変わらないのであれば、そちらを選ぶのもおすすめです。
自宅からちょっと離れた街を選ぶのがおすすめ
ホテルステイする際、ホームタウンよりはちょっと離れた賑やかな街のホテルがおすすめです。
ホームタウンだと、何となく日常感の中での話になってしまいます。
また離れたとしても静かな街だとお店や行き交う人も少なくて「静かだな…」という感じなので、それが好きな人以外はある程度賑やかだと気分が上がります。
自宅から多少離れたところのそれなりに賑やかな街だと、旅行気分や非日常感がたっぷり。
どこどこの誰、という立場から離れて自分自身=個人という感覚にトリップできます。
booking.com(ブッキングドットコム)
国内外の最高級ホテルから低価格のドミトリーまで、さまざまな宿泊施設が選べるサイトです。
現地決済できる施設、間際まで無料キャンセル対応の施設も多数あります。
目的地記入欄はホテル名でも街でも記入でき、使いやすいです。
「地図で見る 」というボタンを押すと、指定したホテルの周辺地図が出て、近くの宿泊施設が料金表示されるのも選びやすくて良いポイント。
一休.com(いっきゅうドットコム)
一休.comは日本最大級の宿泊施設・旅行サイト。
「心に贅沢を」というモットーでオープンされたサイトらしく、booking.comより宿泊施設の数は少ないですが、ちょっと良いホテルや高級ホテルなどが多い印象です。
サイト限定のプランやタイムセールも多数あり、高級ホテルが通常よりかなりお得に泊まれたり、宿泊するとポイントが貰えるので1ポイント¥1で次の予約にすぐ利用できるのが嬉しいところです。
2つくらいのサイトで目当てのホテルの宿泊代をチェックしてみると、結構違うこともあるのでお得に泊まりたい人はチェックしてみましょう。
おこもりが楽しい♡持ち込みするのがおすすめなものとは?
楽しいおひとりさまホテルステイができそうなホテルが予約できたら、持ち込むものをちょっと考えておきましょう。
だいたいホテルに宿泊するとなると、チェックイン前かチェックインして割と早めにお水やお茶などのペットボトルなど調達する人は少なくありません。
ホテル近くや外で調達するものと自宅から持っていくものがありますね。
- 食べるもの・飲みもの・お酒
- シートマスク
- 好きな入浴剤やボディケア・ヘアケアのもの
- おいしいティーバッグのお茶類
- 割り箸やプラスチックのフォークやナイフなど
- 歯磨き粉
- 除菌もできるウェットティッシュ
- 靴下やヒートテックなど防寒のもの
- 試供品シャンプートリートメント
- 試供品サイズのスキンケアコスメ
- (気になる人は)100均のプラスチックグラスやカップ
- さっと外出もできる楽な服や靴
- 趣味のもの・いつも使っている愛用のもの
コスメやヘアアイロン、着替えなど人それぞれ最低限必要なものは省き、おこもりのホテルステイを楽しむためにおすすめなものをあげてみました。
1泊でも2泊でも、素泊まりなら食べものと飲みものは必要。
せっかくならどこどこの〇〇、など食べたかったものをいくつかテイクアウトしておくと楽しいです。
コロナ禍以降テイクアウトを始めたお店は少なくありません。
人数制限もあり、人気店だと入れないですがテイクアウトなら対応してくれるというケースも多く、ホテルの自分の部屋であれこれ食べるのも楽しいです。
割り箸やフォークなどはどこでも付けてくれますが、2本ずつくらい持っておくと何かの時に便利ですし、たいして邪魔にはなりません。
お水は500mlのペットボトルサービスというところが多いですが、温かいものを飲みたい時など何かと便利なので大きいサイズのものを買っておくといいでしょう。
お酒好きな人は忘れずに調達しておきましょう。
シートマスクやボディケア・ヘアケア製品、入浴剤、その他ネイルなどは女性のおひとりさまホテルステイならではの楽しみなので、美容好きな人はあるといいですね。
ホテルの空調は調節できますが、近年のビジホのナイトウェアで多くあるガウンのような、長いシャツのような形状のウェアだと冷えを感じることがあります。
ホテルでは冬でも毛布と掛け布団、というスタイルではないですし、夏場もクーラーと冷たい飲みもので身体が冷えているもの。
ふくらはぎくらいまであるモコモコ靴下や長袖でお腹の下までしっかり隠れるヒートテックのような肌着があると、身体がのびのびします。
試供品スキンケアやシャンプートリートメント、歯磨き粉などもあるといいですね。
通常自宅で使うサイズのシャンプー類やスキンケアのものはサイズが大きいので試供品サイズのものが便利。
ホテルの歯ブラシセットはちゃんと使えますが、あの小さな歯磨きペーストが苦手な人は一定数いると思われます。気になる人は用意しておきましょう。
最後のさっと外出できる楽な服ですが、これはおこもりしてて何か買いに行こ~となった時用です。
近くのコンビニになどフラッと行きたい時、楽な服を着てきていればいいですが、ちょっとちゃんとした服だと面倒だったりしますね。
夏場なら上からかぶるだけで着られるワンピースと綺麗めで楽なサンダル、冬ならタイツやストッキングを履かなくて済むパンツや、ブーツを履かないためのペタ靴があると便利です。
趣味のものは人によりますが、やりたいと思っていたことの道具は忘れずに持って行きましょう。
あると快適さがアップするものとは?
続いて、あると快適さがアップするものをあげていきます。
- 延長コード
- Amazon Fire TV Stick
- Bluetoothスピーカー
ホテルの部屋にはいくつもコンセントを差し込むプラグがありますが、それなりに距離が離れています。
スマホのチャージャーはベッド傍が快適ですし、他のものも近くで充電したいという時に延長コードはとても便利です。
AmazonのFire TV Stick(ファイヤーTVスティック)はWifiとFirestickの差し込み口であるHDMI端子がテレビにあれば、ホテルのテレビ画面でネット上のさまざまな動画が観られる便利グッズ。
画像:yahoo
ホテルステイの時は欠かさず持っていくという人もいるようです。
AmazonプライムやYoutubeなど、テレビよりスマホ動画を観る人は近年少なくありません。
スマホより大きな画面でネット動画を楽しめるのは快適ですね。
Amazon Fire TV Stick(税込・¥4,980)の商品ページはこちら
Bluetoothスピーカーはホテルステイだけでなく、自宅でも便利に使えます。スマホの中の音楽を聴く時など、小さくて軽量なのに音質も良く音量もしっかり上げられるので一台あるとどこにでも持って行けて便利です。
こちらは、少し前ですがバナナマンの設楽統さんが気に入って時々人にプレゼントしていたという商品。
画像:yahoo
¥2,000以下(時々もっと安く購入できるタイミングがあるため、興味のある人はチェックして!)で小さくてどこでも運べて、いい音で聴けるのでかなりおすすめです。
EWA ポータブルミニワイヤレス Bluetoothスピーカー(税込・¥1,999)の商品ページはこちら
1泊の場合はレイトチェックアウトもおすすめ
ホテルのチェックインはだいたい14時か15時でチェックアウトが翌日の10時・11時というところが多く、滞在はMAXで20時間ほどです。
これが2泊となると44時間くらい滞在できるのですが、その間で起きている時間が長いため、よりホテルにいることが実感できてお得感もあります。
ホテルステイの真価は2泊以上するとより感じられます。
しかし、1泊でもレイトチェックアウトのサービスを利用すれば、1時間おおよそ¥1,000ほど(ホテルによる)で滞在を延ばせるので、もうちょっとゆっくりしたいなという時はおすすめ。
もちろんフロントでの確認で不可能な時もありますが、滞在を延ばしたい人はレイトチェックアウトの金額と可否をあらかじめ聞いておくといいでしょう。
筆者はホテル好きなので、レイトチェックアウトはさらなる自由時間が増えた感じがして大好きです。
本当に稀に、レイトチェックアウトはご用意できませんとお返事をいただく事がありますが、大概はよっぽど受け入れてもらえます。
おひとりさまホテルステイにおすすめのホテル
一流ホテルほど気負わずさらに低価格で、コンパクトかつシンプルなホテルステイができながら、だいぶ満足できるホテルを3つご紹介します。
自分だけで時々息抜きに使える場所としても、女友達と観光して、自分だけ一泊延泊するという使い方も楽しくておすすめ。
ダイワロイネットホテル横浜公園
画像:yahoo
横浜中華街から300mの立地にあるダイワロイネットホテル横浜公園は、中華街だけでなく横浜の各観光名所に行きやすい立地。
部屋も一人部屋で18㎡と広く、明るい雰囲気で滞在を楽しめます。しかも低価格。
中華街から近いですし、中華以外にもおいしいお店が点在する立地なのでホテルステイの前に気になるものをテイクアウトしたり、海や横浜の綺麗な夜景、大きな船を見に行ったりとおこもり以外も充実します。
ユニゾイン京都河原町四条
画像:yahoo
観光するにもおいしいものを調達するにも最高の立地で、かつ部屋が広く明るく新しく、窓からも京都の街が見えて、そのうえ低価格でホテルステイが充分楽しめます。
八坂神社でお参りしておいしいものをテイクアウトして、鴨川を見ながら歩いて、翌日はデパートで何か買って帰ることなど自由自在にでき、コンビニも近いです。
プラザホテルプルミエ
画像:yahoo
福岡・博多の繁華街、大名(だいみょう) にあるホテル。
博多は福岡空港と近いので、窓から飛行機が何度も見えるのが博多ならではの光景で印象的です。
こちらも立地が最高で明るく、低価格で宿泊できるのがおすすめポイント。
さっと部屋を出ておいしいものを食べに行ったり飲みに行ったり調達したりが簡単で、シングルの部屋はそれほど広くないですが部屋のランクを上げればとても広く、しかも上げてもそんなに高くありません。
羽根をのばして自分だけの贅沢時間を楽しもう
日常の中のちょっとした非日常感は特別感があり、気持ち的に楽しくわくわくするものです。
忙しい人にとっては特に、自分のための時間があることは嬉しく、活力にもなります。
ホテルステイは好きなことができて、好きなように時間が使えて、片付けや洗濯や洗い物などもしなくて良くて自由。
お気に入りのホテルをいくつか知っておけばリラックス&リフレッシュ&わくわくが同時に体験できます。
おひとりさまホテルステイに興味のある人や、日常に疲れたなと感じた人はぜひ試してみてください!