防災セットってそもそもどんなものなの?
まずは、防災セットとはどのようなものなのか解説していきましょう。
防災セットは万が一に備えた命を守るアイテム
防災セットは、万が一大きな災害が起こり、ライフラインが途絶えてしまったときや、避難が必要になったときに活躍するグッズを詰め込んだ、命を守るアイテムです。独自で必要なものをリストアップし、手作りの防災セットを用意してもしもに備えるケースもありますが、あらかじめ必要なものをひとまとめにして販売されている防災セットもあります。
防災セットの主なアイテムをチェック
防災セットの中に常備しておきたい主要アイテムはこちらです。
- 非常食
- 水
- 情報収集用品(ラジオ、モバイルバッテリーなど)
- 生活用品(懐中電灯や保温用品、マスク、非常用トイレ、軍手、レインウェアなど)
- 救急・衛生用品(消毒液、絆創膏、医薬品、除菌シート、歯ブラシ、生理用品、ティッシュなど)
これらに貴重品や、家庭や個人によって必要なものを加えていきましょう。一般的に販売されている防災セットにはあらかじめ非常食や水、生活用品などが含まれています。
防災セットは主に2パターンある
防災セットには2つのパターンがあるので覚えておくと役に立つでしょう。
- 自宅で使用することを前提として準備する「自宅避難用」
- 持ち出すことを前提として準備する「持ち出し用」
自宅避難用の防災セットは、強度があるコンテナなどに準備するケースが多く、食料や水など重いものも十分な量を確保し、自宅にあるものも活用しながらグッズをそろえる、といったイメージで用意します。
持ち出し用の防災セットは持ち運びできるようにリュックなどのバッグ類に入れて準備し、避難先で暮らすためのものを必要最低限の量そろえるイメージです。
防災セットの選び方のコツはコレ
セットとなって販売されている防災セットを購入する際のコツをご紹介していきましょう。
最低3日分の食料がセットになったアイテムを選ぶ
防災セットでまず重要なのは食料です。ライフラインが絶たれた場合、避難所へ身を寄せてもすぐに食料や飲料の支援を受けられるとは限りません。万が一、という場合もあるので、最低3日分の食料を確保できるセットを選びましょう。
持ち出しやすい形にまとまっているものがベスト
災害が発生してから防災グッズを探し、ひとまとめにしてから非難するのは至難の業です。ひとたび災害が発生すれば、時間的な余裕はないでしょう。そのため、持ち出しやすいようリュックなどのバッグにまとまっているタイプの防災セットを選ぶのがおすすめです。また、日頃から手に取りやすい場所に保管しておくことも重要となります。
自身の環境にあった内容をチョイス
小さな子供がいる場合にはおむつやミルクを入れる余裕があるもの、高齢者がいる場合にはできるだけ軽量のものを選ぶなど、自身の家庭環境にあったものを選ぶのもポイントです。
防水防火加工が施してあるものならなお良し!
災害時には何が起こるか分かりません。そのため、防水加工や防火加工が施してあるリュックやバッグ入りの防災セットを選ぶと安心できます。
おすすめの防災セット!
必要なアイテムがひとまとめになっている防災セットの中でもおすすめを8つピックアップしました。早速ご紹介していきます。
Defend Future 防災士監修 防災セット 1人用 Relief2/Defend Future
防災士認定の断水や停電を想定した防災セットなので安心!容量22Lの撥水加工が施してあるおしゃれなリュックにあえて自分でセットの中身を詰めるスタイルで、確認しながら準備ができるようになっています。モバイルバッテリー機能搭載のダイナモラジオライトが目玉。食料3日分とタンク、エアーマット、ブランケットなど基本のアイテムがそろっているとともに、洗濯パックやシャンプー手袋など衛生用品が充実しています。36種類39点の防災グッズ入りです。
- 防災士認定の防災セット
- 36種類39点の防災グッズ入り
- 自分で中身を詰めながら内容確認できる
容量:22L
価格:13,800円(税込)配送料無料
防災セット ラピタシリーズ/at RESCUE
防災用品のトップメーカーと防災士が開発した防災セットで、1人用のセットの場合、31種類35点の防災グッズが入っています。いざというときに持ち出しやすいリュックタイプで重量は約5.3kg。多機能ダイナモラジオライトや調光ライト、まくら機能つきのエアーマットや手でほぐして使える圧縮タオルなど、機能性の高い防災グッズが魅力です。5年間保存ができるアルファ米3食分や長期保存可能な保存水2L分も含まれます。2人用、3人用のセットもあります。
- 31種類35点の防災グッズ入り
- リュックタイプ
- 1人、2人用、3人用のセットがある
重量:約5.3kg
価格:1人用19,800円(税込)、2人用29,800円(税込)、3人用39,800円(税込)、どれも配送料無料
ココチモ オリジナル防災セット/ユーキャン
震災を経験した1000人の声から生まれたキャスターつきのカートに入った防災セットです。カートはリュックとしても使用可能。基本的な防災グッズ31点が入っていて、食料とトイレ3日分が確保でき、蒸気の力で温める食品加熱キットなども含まれているのがこのセットの特色です。スマートフォンの充電器としても使用できるラジオつき防災テレビも入っています。
- 震災経験者の声を反映したセット内容
- 防災グッズ31点入り
- 食料とトイレが3日分確保可能
価格:35,640円(税込)配送料無料
HIH ハザードリュック 36点セット リュックタイプの防災セット/HIH
福島県の被災企業が考案した防災セットで、必要なグッズのみが厳選され、コンパクトにまとまっています。36点セットで重量は約4.5kgです。スマートフォンの充電ができるダイナモラジオライトやご飯5杯分のエネルギーを摂取できる非常食の「えいようかん」、衝撃を和らげる防災頭巾などが入っています。
- 被災企業が考案したセット内容
- 防災グッズ36点入り
- 重量約4.5kg
重量:約4.5kg
価格:12,980円(税込)配送料無料
HIH ハザードリュック 36点セット リュックタイプの防災セット
防災セット 2人用食品付き57点 BSS257/アイリスオーヤマ
防災士監修の2人用の防災グッズ57点が入った防災セットです。1日2食×3日分の食料が含まれているのが特長。総重量は約7.2kgで、持ち運びしやすいリュックタイプ。容量は自分で用意したグッズも入れられる大容量の40Lです。衛生用品などはアイリスオーヤマ製というのもポイント。
- 防災士監修の防災セット
- 2人用の防災グッズ57点入り
- 3日分の食料を確保できる
重量:約7.2kg
価格:18,381円(税込)配送料無料
地震対策30点避難セット plus+/防災防犯ダイレクト
地震時に特化した防災セットで、30点の防災グッズが含まれています。2人分で、重量は約8.3kgです。スタイリッシュで多機能な非常持ち出し袋は防炎・防水・防汚素材で、17Lの容量。単品でも販売されています。ソーラー多機能ラジオライトや、3L分の水、ソフトパン、食品加熱袋などが入り、基本の防災グッズが網羅できる内容です。
- 地震に特化した防災セット
- 2人用の防災グッズ30点入り
- 防炎・防水・防汚素材の非常持ち出し袋
重量:約8.3kg
価格:30,800円(税込)配送料無料
おすすめの防災セット比較表
商品画像 | ||||||
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メーカー | Defend Future | at RESCUE | ユーキャン | HIH | アイリスオーヤマ | 防災防犯ダイレクト |
商品名 | Defend Future 防災士監修 防災セット 1人用 Relief2 | 防災セット ラピタシリーズ | ココチモ オリジナル防災セット | HIH ハザードリュック 36点セット リュックタイプの防災セット | 防災セット 2人用食品付き57点 BSS257 | 地震対策30点避難セット plus+ |
重量 | 容量22L | 約5.3kg | - | 約4.5kg | 約 7.2kg | 約8.3kg |
特徴 | 36種類39点の防災グッズ入り | 31種類35点の防災グッズ入り | 防災グッズ31点入り | 防災グッズ36点入り | 2人用の防災グッズ57点入り | 2人用の防災グッズ30点入り |
参考価格 | 13,800円(税込) | 19,800円(税込) | 35,640円(税込) | 12,980円(税込) | 18,381円(税込) | 30,800円(税込) |
商品リンク | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
まとめ
いざというときに避難の助けとなる防災セット。家庭にひとつは常備しておきたいアイテムです。自分でひとつひとつ防災グッズを準備するのもよいですが、ひとまとめになった防災セットを選べば手間なし。自身の生活スタイルに合った商品を検討してみてください。