もくじ
やりたいことがなかなか継続できないのはなぜ?
ヨーガスートラ 1-14
サ トゥ ディールガカーラ ナイランタルヤ サッカーラーセーヴィトードゥルダブーミヒ
繰り返しの練習は長い時間、途切れることなく、自然にできるようになるまで、誠実な気持ちで続けることです
「ヨーガスートラ」でも説かれているように、ヨガの練習は継続することが大事です。すでにヨガを何年も練習している人も、まだ始めたばかりの人も、ヨガを習慣化することが課題になっているのではないでしょうか。ヨガをすれば心地よくなれることは、体が覚えています。そして、長期的に継続することで体が柔軟になり、心身ともにしなやかになっていくその効果が出ることは頭では理解しています。しかし、いざ練習を始めようと思っても重い腰が上がらなかったり、スタジオに通うことが面倒になったりしてしまうのです。
年始や月の始めなど、物事を始めるきっかけとなるタイミングの時は、練習を継続することを決意しますが、三日坊主になってしまう、すぐに飽きてしまうということはしばしばあります。モチベーションを上げるために、かわいいヨガウェアを揃える、ヨガスタジオに入会して回数券を買うなどいろいろ工夫はしてみるものの、なかなか定着せずに結局続かないことに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
目標のハードルが高くなっていませんか?
「ヨーガスートラ」では、タパス(自己規律)という言葉が出てきますが、心身を整えるためには生活を律することも必要です。そうすることで、苦しみや悩みが消え去り、すっきりとした心で集中できるといわれています。しかし、その自己規律を守るということ自体が苦しみや悩みの原因になっていることに気づかなければなりません。真面目な人ほど、自分が定めたルールに縛られてしまい、そのルールから外れてしまったときに自己否定をしてしまうのです。
ヨガウェアを買ったから、スタジオチケットがまだ残っているからと、モチベーションを上げるために準備したことも、できなかったときに苦しい思いをしたことはありませんか?「やっぱり自分は継続することができないんだ」という気持ちが、自分を苦しめる結果になってしまいます。
自分を律することは大切なことですが、その目標のハードルが高すぎて自分を苦しめてしまっているのでは本末転倒です。「毎朝必ず太陽礼拝をしよう」「毎週絶対スタジオに通おう」といったような目標が、継続できない原因となっている可能性があります。
「三日坊主」を続けるという方法
ヨガを続ける、習慣化するということを目標に定めるにあたって、長期的な目線で物事を捉えてみるのが継続のコツです。ヨガに限らず、何かを継続したいという目標を立てている人は、そのハードルが高すぎていませんか?初めのうちは、「ヨガマットを敷く」「ヨガウェアを着る」といったような小さなきっかけを毎日続けることに意識を向けてみます。何よりも大事なことは「継続しよう」という気持ちです。ヨガをやろうと思う気持ちに気がつく、意識を向けることが重要です。
ヨガインストラクターやヨガに長く親しんでいる人、何年もヨガを続けている人でも、一日も休まないという人はほんのひと握りでしょう。ヨガと一言で言っても、アプローチの方法はたくさんあります。その日の体調や気分で、どのアプローチをチョイスするかを判断できるのがヨガの良いところではないでしょうか。
例えば3日間行動して一週間やらなかったとしても、再開すればそれは三日坊主ではなくなりますよね?途中で断念してしまっても、また始めてみる。その繰り返しで一ヶ月、二ヶ月と続けていけば、いつの間にかヨガが生活の一部となっているはずです。大切なのは「諦めずに繰り返し行なうこと」です。
「これだけやった!」という達成感を味わおう!習慣化アプリ3選
習慣化したい物事を決めるコツとして、たくさんのことを一度にやろうとしないことです。ヨガとランニング、食事制限など継続したいことを一度に始めようとすると、一つのことができなかったときに、他のこともなし崩し的にやらなくなってしまう可能性があります。なので、自分の中で本当に続けたいと思うことは、1〜2つに絞っておきましょう。
やらなければいけないことがたくさん浮かんでしまい焦ってしまうという人は、逆の発想を利用することをオススメします。やることではなく「やらないこと」を決めます。例えば「階段を使う」ではなく、「エスカレーターに乗らない」といったように、「やらないこと」を決めておくほうが続けやすい場合もあります。
なかなか続かないことも、「これだけやった!」という達成感を日々味わうことができると、継続して習慣化することができます。子供の頃の夏休み、ラジオ体操に通うと都度カードにスタンプを押してもらって嬉しかった思い出がある人もいるでしょう。この方法は大人になっても効果を発揮します。手帳やカレンダーに印をつけていくアナログの方法もありますが、今回はパソコンやスマートフォンでは習慣化を記録するアプリをご紹介します。
1. Habitify(ハビティファイ)
習慣化アプリの中でも、操作がシンプルで、デザインも洗練されていると評判の高い「Habitify(ハビティファイ)」。習慣にしたい項目を作成・登録、達成した項目はタップすると達成済みとなる仕組みです。達成した項目はデータ化されて、継続している経過を確認することができます。無料版とプレミアム版があり、無料版は登録できる項目は3つまでとなっています。
習慣化したい項目は、カテゴリー分けをしたり、実行したい時間帯を設定したりもできます。リマインダー機能もついているので、うっかり忘れることも防ぎます。あらゆるデバイスで利用可能なので、外出先でも自宅でもチェックすることができます。
- 操作がシンプルで使いやすい
- あらゆるデバイスで利用することができる
アプリ名 | Habitify(ハビティファイ) |
価格 | 無料 <主な課金サービス> ・生涯購読:8,000円 ・1か月購読:550円 ・1年間の購読:3,800円 他 |
【Google Play】Habitify: 習慣トラッカー
2. 自分ルール
習慣化アプリ「自分ルール」の特徴は、登録した習慣化したい行動を達成するとポイントが加算されるところです。ポイントを貯めて目標を達成すると、事前に設定しておいたご褒美がもらえる仕組みになっています。操作も簡単で、ゲーム感覚で行動を達成できて、楽しく習慣化を身につけることができます。
カレンダー機能で行動履歴を確認して振り返りをしたり、通知機能で指定した時間で実行をする行動を知らせたりする機能も付いています。習慣化したい行動にあわせて加算するポイントを自身で変更することもできるので、無理なく継続することができます。
- 習慣化したい行動を達成するとポイントが貯まる
- ポイントを貯めるとご褒美がもらえる
アプリ名 | 自分ルール |
価格 | 無料 |
【App Store】自分ルール:目標達成,目標管理,習慣化アプリ
【Google Play】自分ルール: 目標管理,目標達成と習慣化
3. DotHabit(ドットハビット)
https://www.shutoo.jp/dothabit
「DotHabit(ドットハビット)」というアプリ名の通り、達成した目標がドットで表示されるようになっています。達成できなかった目標は空欄になるので、一目で全体の進捗状況を確認することができます。何が続いていて、何が続いていないかがわかるので、三日坊主になってしまっても再度始めようという気持ちになります。達成した項目にチェックを入れるときに、実践した内容やコメントを入力することもできます。
- 進捗状況がドットデザインで把握することができる
- 実践した細かい内容を入力することができる
アプリ名 | DotHabit(ドットハビット) |
価格 | 無料 <主な課金サービス> ・DotHabit Premium:200円 |
【App Store】DotHabit - 習慣・目標・日課の管理アプリ
【Google Play】DotHabit - 習慣・目標・日課の管理
習慣化アプリを上手に使って、やりたいことを習慣化しよう!
いつも心の中で「やりたいことはあるけれど、なかなか続かない」という悩みを抱えている人は多いと思います。そのことが原因で、なかなか新しいことをスタートできないでいるのはもったいないことです。続かないことだけをフォーカスせずに、どうしたら続けることができるのかを意識してみましょう。今回ご紹介した習慣化アプリを楽しく使って、今年こそやりたいことを継続して習慣化を目指しましょう!