アートメイクのメリットと先に知っておきたい注意点とは?どんな人におすすめ?

withマスク時代の今、美容フリークの方々の間で話題なのがアートメイク。マスクをしていても落ちないのはもちろんのこと、メイクの時短など様々なメリットがあります。魅力の多いアートメイクですが、先に知っておきたい注意点も。今回はアートメイクのメリットと注意点についてご紹介します。

アートメイクとは

「アートメイク」は、専用の器械を使ってアイブローやアイライン、リップなどの皮膚の表面から0.02~0.03mmくらいのごく浅いポイントに薬剤を使用して着色していきます。皮膚からごく浅いポイントに色素を入れて1本ずつ針で描いていき汗や水でも落ちないメイクです。

「アートメイク=タトゥー」と思っている方も多いですが、この2つは異なります。

タトゥーは、皮膚から2mm程度の深いところに色素を入れていきます。一方、アートメイクは皮膚からごく浅いところに薬剤を使って色素を入れます。皮膚の新陳代謝により少しずつ薄くなっていきます。

アートメイクの持ちは年齢、肌質、新陳代謝のスピードなど個人差はありますが1~2年が平均的。

筆者の住むシンガポールでも現在、Withマスクの影響もあり大人気。また美容大国である韓国ではもはや一般的とも言えるほど。

アートメイクのメリット

最大のメリットは、メイクによる悩みが解消され時短になるということ。
特に眉毛の場合は左右で同じように描くことがなかなか難しと感じている人も多いのではないでしょうか。筆者は、アイブローのアートメイクをしていますが時短なのはもちろんトレーニングで汗をかいても落ちないのはやはり嬉しいです。

withマスクでもメイクのお直し必要なし!

運動で汗をかいて落ちないのはもちろんのこと、Withマスクでもメイクのお直しは必要ありません!特にリップのアートメイクはコロナ以降、美容フリークの方々の間ではどんどん需要が伸びているそう。

「マスクの下に口紅やグロスを塗ってもマスクにもうつるし、お直しが必要だから…」とメイクを諦めている方も多いですが、唇の血色が良いだけで見た目が若々しく見えます。マスクにメイクがうつる心配も必要なしなのもアートメイクのメリットと言えるでしょう。

すっぴんでも自信が持てる

メイクをしていないのに、メイクをしたような自信をくれるのがアートメイクです。例えば、アイラインのアートメイクをすると、まつ毛の毛量が少ない方でも自然と瞳を強調してくれます。

テレワークで、「わざわざメイクをするのが面倒だけどオンライン会議のために…」とちょっと面倒ながらもメイクをしている方でも、アートメイクをしていればメイクをしなくても自信を持てちゃうかもしれません。また、旅行や運動、海やプールなどのイベントなども楽しむことができますよ。

メイク時短ができる

アートメイクをすることで、毎日のメイク時間を大幅に短縮することができます。うまく描けなくて時間がかかっていたアイメイクも楽チンになりますよ!

先に知っておきたいアートメイクの注意点

メリットの多いでアートメイクですが、先に知っておきたい注意点も。一度アートメイクをするとデザインを変えることができない他、麻酔やインクが体質に合わないことも。また高額だけど永久ではないため、数年に一度メンテナンスも必要になります。

高額…だけど永久ではない

決して安くないアートメイク。しかしインクは、大体1年から2年かけて徐々に薄くなっていきます。

特にオイリー肌の人や汗をかきやすい人など代謝が良い人はアートメイクの持続期間が短いと言われています。アートメイクは永久ではないため数年ごとにメンテナンスが必要。

体質に合わないことも

アレルギー反応

アートメイクには人によってはアレルギー反応が出る可能性も。麻酔や色素の成分、使用する針の金属の反応してアレルギーが出現することがあります。

もちろんアートメイク施術前には一般的にカウンセリングがありますが、体質で気になる場合はパッチテストなどを実施してもらうようにするのがおすすめです。

色素が入りづらい体質

体質によって、アートメイクの色素が入りづらい場合があります。例えば、「出血しやすい人」。

アートメイクでは針を使い、皮膚に傷をつけながら色素を入れていきます。肌が薄い人や体質により出血しやすい人は、アートメイクを受けると施術部から出血してしまうことが。また、普段からピーリングを受けていたり、エステに通っている人も皮膚が薄くなっているため出血しやすくなっている可能性があります。

出血すると血液によって色素が流されてしまうため、色素が定着しづらくなります。

一度やったらしばらくは変えられない…

永久ではないこともアートメイクの注意点ですが、逆にすぐに色を消せないことも覚えておきましょう。

アートメイクはタトゥーのように皮膚に色素をいれているため、アートメイク除去の施術をしなければ消すことができません。

アートメイクのデザインが好みでなかったり、色素が変色してしまった時はデメリットにもなりかねません。

医療者だけがアートメイクができる

アートメイクは、医師、もしくは医師の指導を受けた看護師しか、施術することができません。
平成13年11月8日「針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為」は、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反するという通知が、厚生労働省より出されています。アートメイクはこれに該当。

クリニックを選ぶ際は、医療従事者が施術を行っているかどうかきちんと確認するようにしましょう。

DAZZY CLINIC(デイジークリニック) アートメイク
出典:DAZZY CLINIC(デイジークリニック) アートメイク

医師免許または看護免許を保有したスタッフが施術を行う「DAZZY CLINIC(デイジークリニック) アートメイク」は、安全基準を満たした色素成分を使用し、1人1人の顔に合わせたオーダーメイドのアートメイクが人気のクリニックです。

DAZZY CLINIC(デイジークリニック) アートメイク

アートメイクがおすすめな人

  • メイクに時間をかけたくない
  • アイブローが上手く描けない
  • メイクをしなくても人前に出れるようになりたい
  • いつでもメイクをキープしたい
  • 水落ちしないメイクがしたい

アートメイクはメリットがたくさん。もし、あなたが上記のようになりたいと思っているのであれば、おすすめです!ただし前述した通りアートメイクは医療行為であるため、注意が必要です。

もしアートメイクにトライするのであれば、経験豊富なクリニックを選ぶのがおすすめです。

シンガポール在住8年フリーランスライター・ヨガインストラクター (全米ヨガアライアンスRYT200保持)。
WEBメディアを中心にライフスタイル、トラベル、ヘルスケア、エコについての執筆を手掛けながら、トレンドを取り入れつつそれぞれのニーズに合ったヨガクラスを当地で開催。
東洋と西洋の文化が集まるシンガポールからヨガや健康、ロハスなライフスタイルなど海外のトレンドをお届けします。
https://house-of-emma.com/