肩こりと枕の関係とは?
毎日何気なく使っている枕、みなさんは意識したことがありますか?実は枕が自分の身体に合っていないと、肩こりを感じやすくなります。肩こりと枕の関係を知り、正しく枕を選びましょう。
枕の高さが合わないと血行不良が生じ、肩こりを招く
枕にはいろいろな種類があり、商品によって高さも様々です。高いのもあれば低いものもあり、枕の高さについて深く考えたことがない人も多いでしょう。
枕の高さが合っていないと、肩や首の筋肉が圧迫され血行不良を起こします。合わない枕によって身体が緊張状態になりこわばった状態が続くことから、朝起きたときに肩こりや首こりを感じるようになるという仕組みです。
また、高さのある枕を使っていると顔が下向きになるので、首が圧迫されてしまいます。首の圧迫はいびきの原因にもなると同時に、首のシワを定着させてしまう恐れもあるのです。
一般的に睡眠時間は6時間~8時間程度と言われているなか、長時間首や肩を圧迫し続けるのはよくないことがわかりますね。
硬すぎたり柔らかすぎる枕が姿勢を悪化させる
枕の高さと同時に、硬さと柔らかさにも注目してみましょう。硬い枕を使っていると、横になったときに首と肩の後ろに隙間ができてしまいます。隙間ができることで一晩中首と肩に負担がかかり続けることになり、朝起きたら肩や首が痛いといった不調に悩まされるのです。
硬い枕で隙間ができてしまうのなら柔らかければいいの?と思ってしまいますが、柔らかすぎる枕も返って肩こりを招くので気をつけましょう。ふわふわの枕を使っていると、頭を置いて横になったとき沈んだようになります。その結果枕がつぶれて底についた状態になるため、後頭部に圧迫感を感じたり眠っているときの姿勢も悪くなってしまいます。自然な体勢でリラックスして眠れず、翌朝肩がガチガチ・・・と悪循環に陥るばかりです。
寝返りのしにくさも肩こりの原因に
枕によっては、全体的にサイズ感が小さめのものもあります。面積が小さい枕については、枕の上で寝返りするのが制限されてしまうのでこれが肩こりの原因にもなってしまいます。
私たちは、眠っている間無意識のうちに寝返りを打っています。自由に寝返りをしながら身体の調整をし、肩こりを予防できるのです。寝返りを打つと枕から頭が落ちてしまう、夜目が覚めてしまうような状態は肩こりを悪化させてしまう可能性が高いです。
肩こりを改善するための枕の選び方
枕って高さや硬さ、サイズまでも大事だったんだということがわかったら、さっそく肩こりを改善するための枕の選び方をチェックしてみましょう。ぐっすり眠り、肩こりも解消できるよう、以下のポイントを見ながら枕を選んでみてください。
首と後頭部に隙間ができない枕を選ぼう
自分にぴったりな枕を見つけるためには、実際に枕に横になってみて調べるのが一番です。横になったとき、まず確認したいのが首と後頭部に隙間ができていないかという点です。
きちんと隙間を埋めることができると、肩や首に負担をかけずに済むのでよりリラックスして眠ることができます。朝起きて肩がこっている、そんな状態からも抜け出せるでしょう。
一人ひとり、ぴったり合う枕は異なります。家族に確認してもらいながら、理想の枕を探すのもおすすめです。一つ目のチェックポイントとして、首と後頭部に隙間ができていないか確認してみましょう。
枕の正しい高さや角度をチェック
横になったときの隙間の有無を確認できたら、次は枕の高さや角度に注目しましょう。理想的な体勢で眠ることで、肩こりが解消できるだけでなく身体の疲れをすっきりほぐすことができます。数種類の高さの異なる枕に横になってみて、自分に合う高さか確認していくのがおすすめです。以下の基準をクリアしていたら、自分の身体に合っている枕と思って良いでしょう。
【仰向けの場合】
- 肩から頭にかけての角度が10~15度になっている
- 顔は若干うつむく程度に(5度くらい下を向いた状態)
【横向きの場合】
- 横になったとき、頸椎が床と水平になるように
仰向けと横向きとでチェックするポイントが変わるので、ぜひ両方の寝姿勢を試しながら枕選びをしてみてください。
枕の上で顔を左右に動かすことができるかどうか
枕選びをするとき、枕の上で顔を左右に自由に動かせるかどうかも確認してみてください。眠っているとき、私たちは顔を左右に向けたり寝返りを打つなどして動いています。その動きを制限してしまわないよう、顔がスムーズに左右に動かせる素材の枕を選びましょう。
身体がこわばり血行不良になってしまうのも防げるので、肩こり解消にも導くことができますよ。
これで肩こりもすっきり!試してもらいたいおすすめ枕ランキング8選
いつも使っている枕が肩こりの原因になっているかも・・・ぐっすり眠って翌朝すっきり目覚めたい、そんな人のために肩こりを解消でき快適に眠れる枕を10個ご紹介します。どんな点が肩こりに良いのかチェックしながら、ぜひ商品の詳細も見てみてください。
1位 THE MAKURA
寝るだけで身体のゆがみを改善すると紹介されている「THE MAKURA」は、医療機関やスポーツ選手のための枕に使用されている耐久性に優れたゴムパイプを使用している枕です。丈夫さだけでなく、身体にプラスに働きかけてくれます。過去10年で5万人以上を施術してきた一流整体師が考案した枕として、寝ているだけで身体の状態を整えることが可能です。
- 独自の3段構造によって頸椎にかかる負担を軽減できる(硬めにつくられている2つの山が頭と肩を支え、身体のバランスを整える)
- 3年間もの間、100回近くの試作・改良の末完成した枕
- 寝返りが快適にできる幅約60㎝の枕
2位 スリープマージピロー
安心の日本製、職人による手作りの「スリープマージピロー」は、横になった瞬間身体が楽になり、リラックスして休むことができます。気分を落ち着かせてくれるラベンダー色も魅力的です。吸汗速乾性に優れた素材を使用しているので、一年を通して快適に使用できるのもポイントです。
- 新素材マザータッチレジェンドフォームによって、頭から肩にかけて吸い付くように包み込んでくれる
- 独特なマルチウェーブカットで、仰向け横向き、寝返りをしても自然な寝姿勢をキープすることが可能
- 下部についている調整パッドで枕の高さを調節できる
- 横幅60㎝なので、寝返りも自由に打てる
- お試しキャンペーン実施中(39日間返品保証)
3位 Dr.Wing(ドクターウイング)
肩こり専用の枕として紹介されている「Dr.Wing」は、低反発ウレタンと備長炭パイプを組み合わせた日本製の枕です。寝返りがしやすいようにも設計されているため、質の良い睡眠を取ることができるでしょう。老若男女問わずみんなが快適に使用できる枕として、幅広い世代の人におすすめです。
- 頭、肩、首までをしっかり支える独自の形状
- 長すぎないけれどゆったりサイズで、ぐっすり眠れる
- 硬すぎず柔らかすぎない2種類の素材(低反発ウレタンと備長炭パイプ)を使用しているため、首と後頭部を支えることができる
4位 マイ枕
累計20万個以上の売り上げを誇る「マイ枕」は、オーダーメイド枕です。世界に一つだけの、自分だけの枕を作ることができます。全国の店舗で実施している無料測定を利用すれば、自分にぴったりな枕について知ることもできますよ。
- 枕の箇所によって使用している素材が異なり、首や頭をしっかり支えることができる
- 無料メンテナンスサービスによって、いつも状態の良い枕を使用できる
- 仰向け寝と横向き寝のそれぞれにおいて、専門スタッフが高さを測定してくれる
- 圧力のかかり方も測定し、最適な高さを提案してくれる
- レギュラーサイズとワイドサイズの2種類がある
5位 スローコアピローPRO-EX
自律神経の不調は身体に様々な影響を及ぼします。その自律神経の働きに注目して開発されたのが「スローコアピローPRO-EX」です。大学の教授陣によりしっかり検証された枕で、病院などの現場でも採用されています。
- 日々進化を続けてきて第5世代となり、脊椎牽引のため特殊形状を採用
- 身体のゆがみやストレートネック、筋肉の緊張をリセットするためのスローコアエクササイズも紹介中
- 枕とセットでエクササイズのDVDを購入すると、日々の運動不足解消にも良い
6位 モットン
首、肩対策におすすめの「モットン」は、自然な寝返りをサポートするための枕です。愛用者は10万人を超え、満足度も90%以上となっています。たくさん寝返りができるよう、反発力に優れているのも特徴です。
- 首筋の隙間を埋め、頸椎を支える設計になっているため、快適に眠ることができる
- 高さ調節ができるので、一人ひとりの身体に合わせたオリジナルの枕が完成する
- 通気性に優れた素材を採用しているため蒸れにくく、夏場も快適に使用できる
- ダニやほこりの心配もいらない、いつも気持ちよく眠ることができる
- 安心のアフターサービス付き
7位 スマホヘビーユーザーに送るネックフィット枕
スマホを一日数時間見ている、そんな人におすすめするのが「スマホヘビーユーザーに送るネックフィット枕」です。肩こりの原因になるストレートネックにる可能性が高くなっているなか、しっかりと頭を包み込み肩をサポートします。
- 頭部分にはパイプを、首部分には突起ウレタンを異なる素材を採用した2種構造が特徴
- 安定して眠ることができる自然な体勢をサポート
- 2枚のウレタンシートとパイプを出し入れすることで高さを細かく調整できる
- 吸水速乾性に優れた素材でオールシーズン快適に使用できる
8位 フィッティピロー
高さ調節が細かくできる「フィッティピロー」は、一人ひとりの身体に合わせてジャストサイズで使用できる枕です。首こりや肩こりに悩まされているときにおすすめの枕で、最適な寝姿勢で休むことができます。
- 理想のフィット感を得られるよう、人間工学に基づいた立体形状デザインを採用
- パイプの出し入れがしやすい巾着で、調節が自由にできる
- 綿100%のツイル生地で、柔らかく気持ちが良い
自分にぴったり合う枕を見つけて、肩こりとさよならしよう!
枕にはメーカーや特徴などが様々なので、自分にぴったりのものを見つけるのは難しいようにも思えます。肩こりでお悩みの場合は、肩こりや首こりにおすすめの枕をチェックし、商品ごとの特徴をチェックしてみましょう。自分に合う枕を見つけて、肩こりを解消していきましょう。