もくじ
運動不足が気になりますか?
運動不足の何が悪い?
健康的過ごしたいと言うことは多くの人が考えていること。そのためには習慣的な運動はとても大切です。運動不足は肥満や病気のリスクを高める他にも、内面の状態にも直接関わってきます。
1. 消費カロリーが激減
運動はカロリー消費に効果的で余計な体脂肪の燃焼させます。脂肪をため込むことは代謝が低下し、身体の血の巡りが悪くなる原因となります。特に年齢を重ねるごとに基礎代謝は徐々に低下するため、若い頃と同じようにはいきません。例えば、30代、40代の人が20代の人と同じような食事をしていると、食べたものを消化しきれず胃腸に負担をかけてしまいます。
2. 生活習慣病に繋がる
運動不足は生活習慣病にも繋がります。なぜなら身体を動かさないことによって血の巡りを悪くしてしまい、身体の中には老廃物がたまっていきます。すると疲れやストレスを感じやすくなり生活習慣病のリスクも徐々に高まっていきます。生活習慣病の中でも、動脈硬化、高血圧、心臓病など血液に関する病気が多くなると言われています。
3. 内面へ影響
そして運動不足は身体だけでなく内面にも影響も出てきます。 自律神経のバランスを崩してしまい、ホルモンバランスを大きく乱します。すると気持ちが非常に不安定になってしまいます。
運動不足が気になる人には「ながら運動」がおすすめ
「ながら運動」とはその名前の通り、何かをし「ながら」する運動のことです。
掃除をしながら、テレビを見ながら、料理をしながら、仕事をしながら…何かをしながら同時にちょっとした運動をすることを指します。
家事や育児また仕事に追われ、中々まとまった運動の時間をとることが難しい方でも運動することができるのが、ながら運動の最大のメリット。
現代人の多くが忙しく運動が続かないという悩みをかかえています。また、外出制限に伴ったステイホームの動きも私たちの運動不足を加速させる原因となりました。
筆者は毎朝1時間ヨガをするようにはしていますが、それでも外出制限になる以前に比べたら歩く歩数や1日の消費カロリーが減り運動不足を感じるように。特に何もしていないのに疲れやすかったり、夜寝付きが悪くなり、普通に生活しながら運動要素を加えるようにした所、身体が軽くなりました。
家事がエクササイズになる?!おすすめ「ながら運動」
家事
モップ掛け・掃除機
座りっぱなしの仕事や、普段からあまり歩く機会が少ない方が多いのが現代。そんな生活習慣から、太ももやヒップ周りが気になるという方も。
この動作は太ももの引き締めとヒップアップ効果が期待できます。
掃除機やモップをかけながら片足を後ろにまっすぐ上げる。聞いただけだととてもシンプルなとうに感じますが、実際やってみるとキツイと感じる方もいるかもしれません。
雑巾がけ
床掃除は掃除機で済ませるという方も多いっかもしれませんが、実は雑巾がけは、消費カロリーが期待できる家事の一つです。
雑巾がけのポイントは、腕を意識して床をしっかり押します。すると二の腕のたるみに効果が期待できます。手足で体重を支えるのでコアにも効果的。
窓拭き
全身運動に繋がる「窓拭き」。高いところから低いところを拭く動作はスクワットになり、太もも周りに効きます。また、腕と上半身を意識してしっかり使うことで二の腕周りや贅肉にもアプローチできます。
キッチン
キッチン周りの作業で筆者がよく実践するのは、食器洗いでのかかとの上げ下げ。
リズムよくかかとを上げ下げすることで、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎに絵プローチできます。すると脚の引き締めだけでなく、身体の血の巡りにも効果的。脚の浮腫対策におすすめです。
洗濯干し
洗濯干しの際も、全身を使って運動するようにしましょう。ポイントは、洗濯かごから洗濯物を取るとき1枚ずつしゃがんで取るということ。窓拭き同様にスクワット効果が期待できます。
テレビを見ながら
テレビを見ながらの運動は、ストレッチがおすすめです。上記で紹介しているのはシンプルなストレッチですが、座りっぱなしが多い仕事の人や、血流が悪く脚がむくみやすいという方におすすめのストレッチ。
シンプルなストレッチですが毎日続けることで肩こり改善や脚がスッキリしてきますよ。
パソコン作業をしながら
運動不足で身体が凝り固まると背中や肩周りが丸まってしまいます。姿勢の悪さは肩こりや首コリに繋がってしまったり、お腹周りがぽっこりしてくることも。
オフィスワークの場合は、姿勢を正して座ることが重要です。それに加えて、お腹周りを凹ます筋トレを仕事中にするのもおすすめながら運動です。
外出
お買い物や通勤、外回りの時など歩き方を変えるだけでも立派なエクササイズになります。
ポイントは、いつもよりもおヘソを背中に近づけるようにお腹を締めて姿勢良く大股で歩くということ。コア、骨盤周り、足腰の強化に繋がります。
効果を高めるためにはヒールなど負担がかかるものではなく、機能つきシューズがおすすめです。
「ながら運動」でヘルシーに過ごそう!
運動のために時間を確保することに越したことはありませんが、ステイホームが多い時期は、意識してもどうしても普段の生活よりも身体を動かす機会が減ります。そもそも忙しい現代人の多くは運動時間を確保すること自体に難しさを感じている人も多くいますよね。
日々行う家事や暮らしの動作をちょっと意識するだけで立派なエクササイズになります。「ながら運動」を暮らしにスマートに取り入れて、ぜひヘルシーライフを送って下さいね。