もくじ
一日に必要な糖質量ってどれぐらい?
そもそも糖質とは、疲労感の回復や集中力を高めるのに必要なエネルギー源のこと。炭水化物は、糖質と食物繊維からできているので、炭水化物から食物繊維を除いたものが糖質というわけなのです。
そんな糖質は単糖類、少糖類、多糖類に分けられます。これ以上分解されないというのが単糖類で、その単糖類がふたつ以上結びついたのが、少糖類。多糖類は、でんぷんやグリコーゲンなどの消化性多糖類と、食物繊維の仲間である難消化性多糖類に分けられます。
1日に必要な糖質量は?
糖質制限がダイエットに良いと聞きますが、あまりにも糖質を制限しすぎるのも体に良くありません。一日に最低でも100gの糖質は摂取した方が良いとされており、摂取しなさすぎると、神経や脳に十分な栄養が行き届かなくなり、判断力が鈍ったり、集中力が衰えたりしてしまうんです。
糖質制限ダイエットのメリット
糖質を制限することで、体が脂肪をエネルギー源として利用する
糖質制限をすることで、体のエネルギー源となる栄養素が少なくなってしまいます、そうすると、体は中性脂肪をエネルギー源として分解し、利用するようになるのです。エネルギー不足にならないように、蓄積されている脂肪を分解してくれるのはうれしいですよね。
糖質制限をすることでリバウンドしにくい体になる
糖質制限をすると、脂肪が燃えやすい体質に変わってきます。そのため、リバウンドしにくくなるのです。糖質を制限するだけなので、たんぱく質である肉や魚は気にせず食べてOK。無理なく続けられるのも魅力のひとつでしょう。
糖質制限ダイエットの注意点
過度な糖質制限はNG!体調不良を引き起こすこともある
今まで不足することなく体内にあった栄養素が急に制限されることで、体調不良を引き起こしてしまう可能性もあります。最初から過度な糖質制限をしてしまうと、自律神経が乱れたり、頭痛やめまい、吐き気などの症状を起こしてしまう人もいるので、適度にゆっくりと糖質を控えていくようにすることが大切です。
糖質をカットするのではなく、糖質が低いものを選んで食べる
最初にも少し触れましたが、糖質は体にとって必要な栄養素。糖質制限ダイエットのことを、糖質カットダイエットとはき違える人も中にはいますがそれは間違いです。パンやパスタ、お菓子などの糖質が多いものを避け、比較的糖質が低い魚や豆類、野菜などを選ぶようにすると◎
糖質制限できるおすすめダイエットメニュー~1週間分~
糖質制限と合わせてやりたい運動メニュー
糖質制限をしているときは筋トレはマスト
糖質制限だけでも、ダイエットには効果的ですが、合わせて運動メニューも組み込むとより効果を実感しやすくなります。
中でも、筋トレは糖質制限中にはマストな運動とされており、脂肪と共に筋肉が落ちるのを防いでくれるのです。筋トレは、筋肉量の減少を防止するだけでなく、基礎代謝を上げて、太りにくい体を作ってくれる役割もあるんですよ。
筋トレとともに有酸素運動も取り入れると◎
糖質制限中にウォーキングなどの有酸素運動だけを行うのは、筋肉量の低下につながり、代謝も悪くなってしまうといわれています。効率良く脂肪燃焼をしたいなら、筋トレ→有酸素運動というセットで運動すると◎また、朝の方がホルモン分泌の関係で、脂肪燃焼効果が高まるので、時間があれば朝に行うと良いでしょう。
先ほどご紹介した一週間の筋トレメニュに加えて、毎日2~30分程度のウォーキングを取り入れるようにしましょう。
まとめ
ダイエットが続かないという人でも比較的、継続しやすく効果が表れやすい糖質制限ダイエット。食べるのを我慢しないといけないということではないので、ストレスもなく理想の体型に近づけるでしょう。今の食事を改善できる良い機会だと思って、ぜひ糖質制限ダイエットにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。