もくじ
自分らしさに近づけるヨガ的食事
あなたは食べたものでできている
ヨガをしている人に限らず、自分の口にするものにも自然と敏感な人が多いです。ヨガをする人にとっては、食事は身体そして心を整えて、浄め、巡りを良くするものと考えている人が多いから。英語では、よく「You are what you eat.」と言うように、「あなたは、あなたの食べているもので出来ている」というのは、本当で「食べる」という行為は、自分を作る基本中の基本。
食事の方法は人それぞれ
最近の世の中には、マクロビオティックやローフード、ヴィーガン、ロカボ、グルテンフリーなど様々な「食べ方」についての提案や、問題を上げることが増えていますが、こうしたムーブメントはその度に食事のあり方を見つめ直すとなっています。
よくヨガをしている人は、「ベジタリアンやヴィーガン」と思っている人もいますが、必ずしもヨガを真剣に実践しているからと言って、ベジタリアンやヴィーガンというわけではなりません。食べ方というのは、必ずしも考え方に比例しないから。つまり、ヨガを実践していても体質的に、貧血になりやすくベジタリアンやヴィーガンではないという人もいるということ。
食がプラーナを作るという考え方
食べ物は私達の身体と心を作ります。食べ物から得た栄養素は骨、筋肉、血液を作り、私達を生かせてくれています。
ヨガの「パンチャコーシャ(人間五蔵説)」とい言う人間観は、食がいかに私たちがの生に密接した働きがあるかということを教えてくれます。
パンチャコーシャ(人間五蔵説) | 特徴 |
アンナマヤコーシャ(食物鞘) | 肉体 |
プラーナマヤコーシャ(生気鞘) | 生命エネルギー |
マノマヤコーシャ(生命鞘) | 心と5つの感覚器官 |
ヴィグニャーナマヤコーシャ(理知鞘) | 知性と5つの感覚器官 |
.アーナンダマヤコーシャ(歓喜鞘) | 歓喜 |
コーシャとは入れ物という意味で、この人間観は、人間の身体と言うのは肉体以外に5つの層で出来ているという教え。本来のヨガの目的はこの5つの流通をとくして、それらの内側に有る自分の本来の姿に繋がっていくこと。
そのために、ヨガの実践の代表格とも言えるアーサナ(ポーズ)をして、身体や呼吸、心を研ぎ澄ませ、プラーナを巡らせ、瞑想をし、自分の内面と繋がっていきます。つまり、何もしないままでは、身体の中に良いプラーナを生まれないということ。
パンチャコーシャの1つ目の鞘がアンナマヤコーシャ、日本語では「食物鞘」というように、食べ物は、プラーナを巡らせるための入り口。だから、自分を作り上げる根底の食には拘りたいもの。
おやつは悪いものではない
食べ方の方法で思い浮かぶのが「おやつ」との付き合い方。おやつというと「太る」とイメージする人も少なくありません。それでも何をおやつとして食べるか、良いプラーナを巡らせるために働きかけてくるのではないでしょうか。
心ではなく身体の声を聞く
よく疲れた時、ストレスが溜まった時などは、「甘いものが食べたい!」と衝動的に思う方も少なくありません。
実際、仕事の合間にチョコレートを口にすると「イライラが落ち着いた」という経験をしたことがある人もいるかもしれません。それは、甘いものを食べると脳のなかでセロトニン(別名「幸せホルモン)」)が増えていると考えられているから。ただ、この幸せは一瞬。甘いものを「もっと食べたい」という欲求から過食してしまったり、自律神経のバランスが乱れ、疲れやすくなったり、落ち込みやすくなったりするということも。
おやつに限らず普段の食事から、「何を食べようか」と考えた時には、心や感情を第一に聞くのではなく、頭を使って身体が欲しているものを優先するようにしましょう。そうすれば、悪いおやつには引っかからずに済みます。
選び方を考える
これだけインターネットが普及し、また様々な研究が進む中で、色々な情報や意見があります。それでも選ぶのは自分。食べ方も、その人の運動量や体質によっても向き不向きがることを忘れないように。
例えば、筋肉量を上げるためにプロテインを飲む方も多いですが、プロテインも体質によっては太りやすいなど逆効果にも。色々な情報や意見を参考にしながらも、自分にとってベストな食べ方を選ぶようにしましょう。
足りない栄養素を補う
おやつは、3食の食事では取り切れない栄養素を補うというのが大前提。小さい子どもは胃袋が小さく1回の食事では1日に必要な栄養素が取り切れないため、子ども用のおやつや「カルシュウム補給に」「鉄分補給に」となっているものが多いですよね。大人にとっても、この考え方は同じで、食べれる量は子どもに比べて多いですが、これだけ外食などが多い現代ではどうしても1回の食事で栄養が偏りがちに。
おすすめは、アプリを利用したり、「Habit Journal(習慣ジャーナル)」をつけて、自分の食事を管理するようにしましょう。偏りがちな食事に何をおやつとして選べばよいかよく分かりますよ。
コンビニやスーパーでも手軽に手に入るヨガ的おやつ
ミックスナッツ
価格・2,980円(税込)
天然のスーパーフードとも言われる「ナッツ類」。ヘルスコンシャスな海外セレブリティーを中心におやつとして取り入れていることが日本でも数年前から話題となりましたよね。ナッツには、ダイエット中の人にもおすすめのおやつ。
ナッツがおすすめのポイント
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ゆで卵
栄養価が高い「卵」は、食生活において欠かせない食材のひとつ。ゆで卵は、食べごたえもあるため、満足感があり食べすぎ防止に最適です。
ゆで卵がおすすめのポイント
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豆腐
豆腐もまた、ゆで卵同様に良質なタンパク質をとることができます。醤油や、わさび、塩などで味つけを変えれば飽きることもありません。また、塩麹で半日から1日漬け込むとチーズのようになり、食べごたえ充分に。筋トレの成果を上げたい方にもおすすめ。
豆腐がおすすめのポイント
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プロテイン
価格・9,402円(税込)
明治 SAVAS ザバス MILK PROTEIN 脂肪0
バナナ風味 200ml×24本×4ケース
筋トレ中の人が多くがおやつや食事にとっているのがプロテイン。また、お腹が空いた時は、筋肉をエネルギーとして使うためジムのトレーナーの方などはプロテインをおやつ代わりにする方も多いんですよ。ただし、それは運動量や年齢にもよって結果は変わってくるということを覚えておいて下さいね。
プロテインがおすすめのポイント
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甘酒
価格・2,306円(税込)
マルコメ プラス糀 米糀からつくった糀甘酒LL
【国産米100%使用】 125ml×18本
栄養価が高く、血行と代謝を促進させる効果のある甘酒。 血行が良くなると体内の老廃物も排出しやすくなり美肌やアンチエイジング効果も期待できます。どこでも簡単な手に入るのもおすすめのポイント。
甘酒がおすすめのポイント
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ドライフルーツ
【スペイン直輸入 NaturSnacks】
無添加砂糖不使用ドライフルーツ カクテル
ドライフルーツはフレッシュフルーツのようにフルーツの皮を剥くことがなく皮ごと食べられます。また水分を飛ばしてできているため、少量でも栄養満点なのも嬉しいポイントですよね。オーガニックのドライフルーツは、栄養価も高くまた安心して食べられるので得におすすめです。
ドライフルーツがおすすめのポイント
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フルーツ
ビタミンが豊富なフルーツもおやつに最適。忙しいため、コンビニでおにぎりやパンだけでお昼ごはんは済ませてしまうという方も少なくありませんが、そうするとビタミン不足になってしまいます。またおすすめの選び方は、旬のフルーツを選ぶこと。旬のフルーツというのは、その時期に身体が必要な栄養素がたくさん詰まっています。また、寒い時期や寒い地方でとれる食材には身体を温める作用が、暑い時期や暑い地方でとれる食材には身体を冷やす作用があるのは、フルーツにも言えること。
フルーツがおすすめのポイント
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ヨーグルト
タンパク質、脂肪、カルシウム豊富なヨーグルト。コンビニやスーパーで手軽に手に入るのもおすすのポイント。ナッツやドライフルーツ、フレッシュフルーツなどと組み合わせて食べることや、またヨーグルトを活用したお菓子レシピも豊富。
ヨーグルトがおすすめのポイント
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ドライ納豆
価格・3,350円(税込)
発酵食品の中でも、日本人に根強い人気の納豆。納豆の原料である大豆は「畑の肉」とも呼ばれるほど高タンパク質な食材。つまり、納豆は筋肉と作り上げ、基礎代謝を上げてくれるなど効果的。その他にも、脂質や食物繊維、ビタミンやミネラルも豊富に含まれていて、栄養価の高いバランスの良い食材。コンビニ等でも手頃な価格で手に入りますが、「匂いが気になるからオフィスではちょっと…」という方もいるかもしれません。そんな方におすすめなのが「ドライ納豆」。納豆特有のネバネバも気にせずに、外出先でも食べれます。
ドライ納豆がおすすめのポイント
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グルテンフリークッキー
価格・1,390円(税込)
グルテンフリーにすることで胃や腸の調子が整え、便秘・下痢の解消が期待できます。腸内環境が悪いと感じている人などはグルテンフリーダイエットに挑戦してみるのは価値があるかもしれません。小麦粉を使った食品には一般的に砂糖や油分などが多く含まれるため、グルテンフリーにすると自然と糖質や脂質を抑えることもできるんですよ。
グルテンフリークッキーがおすすめのポイント
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カカオ70%チョコレート
価格・2,118円(税込)
チョコレートには、カフェイン、テオブロミン、チロシン、トリプトファンなど気分を高める化学物質のミックス効果と、おいしい味のおかげで気分が良くなることが科学的に証明されています。ただし、チョコレートはカカオの含有量が高いダークチョコ(カカオ含有量70%以上)を選ぶのがおすすめです。
カカオ70%チョコレートがおすすめのポイント
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上手におやつを取り入れて心も身体もハッピーに
減量中の方にとっては、おやつは大敵とネガティブに捉えがちな方も多いかもしれません。それでも、自分の普段の食生活と向き合ってみることで、決しておやつは悪いものではないということに気づくかもしれません。是非、上手におやつを取り入れて心も身体も健康になれば良いなと思っています。