もくじ
夏場にはフレッシュですっきりするレモネードがオススメ。私達日本人にとって「レモネード」というと、レモン果汁を搾って炭酸水で割り、ちょっとシロップを足して飲む、という認識が多いのではないでしょうか。
夏場にとりたてて飲む、というイメージもありません。しかし世界には本当にやみつきになるようなフレッシュで甘酸っぱくておいしいレモネードがあるのです。今回はそんなおいしいレモネードをご紹介します。
世界各国で異なるレモネード
筆者が「レモネード」に注目したのは中央ヨーロッパに滞在していた時。さまざまなテイストのレモネードがほとんどのレストランやカフェに用意され、飲んでみると生のフレッシュやハーブがたっぷり使われており、本当にフレッシュでおいしく、それ以降は夏場の必須ドリンクとなりました。
しかし世界のさまざまな地でレモネードの概念は異なるようです。
たとえばニュージーランドやイギリス・オーストラリアでは透明でちょっと甘い炭酸飲料・すなわち「スプライト」のようなものをレモネードというそうです。また、アメリカやカナダでは日本と同じようなレモネードで、レモン果汁をシロップや蜂蜜で割るというもの。
ではヨーロッパではどうかというと、国によって異なり、オランダなどでは甘いシロップを炭酸水で割ったものをレモネードというようです。
フレッシュハーブやフルーツたっぷりのレモネードは暑い夏にぴったり
しかし中央ヨーロッパには本当においしいレモネードが存在しているのです。レモンの生搾りをベースにさまざまなフレッシュフルーツやハーブがこれでもかと搾られており、どのテイストもそれぞれ魅力的。
レモネードと一言でいっても、気分によって選べるバラエティの豊かさが魅力です。次の項からは、そんなおいしいさまざまなレモネードをご紹介します。
フルーツのレモネード
まずはみんな大好きなフルーツのレモネードをご紹介します。基本的に1杯ずつ作るのではなく、たとえばフルーツならフルーツでまとめて搾ったもの・炭酸水・砂糖と水で作るシロップをそれぞれのレストランやカフェでグラスに適量を入れて作ります。
まずはベーシックなレモン・ライムを数個ずつ搾ったもの・砂糖+水で作ったシロップ・炭酸水の割合をマスターしましょう。
この基本的なレモネードがあれば、あとは好きなフルーツの果汁を足すだけ。家で簡単に楽しむことができます。
・レモン・オレンジ・ライムなどの柑橘系
1番よく見られるのはレモン・オレンジ・ライムを適度な大きさにカットして麺棒などで潰しながら果汁を出し、それを甘くない炭酸水とシロップ(砂糖+水)で割るというもの。
ベーシックなレモネードですが、それぞれの柑橘類のフレッシュな果汁がミックスした美味しさは最高!
・いちご
ベーシックなレモンや柑橘類だけのレモネードではなく、とてもオススメなのがいちごのレモネード。フレッシュいちごを300gほどミキサーで潰し、レモン1個分のレモン果汁・ライム2個分のライム果汁、そして砂糖+水で作るシロップ・炭酸水で割ります。
いちごのみで作ったジュースはもちろんおいしいですが、そこにレモンやライムなどの柑橘類が入ることでちょっとだけすっぱい刺激がアップ!
新鮮ないちごたっぷりとジューシーな柑橘類で作られる「いちごのレモネード」は最高ですよ。
・マンゴー
次にご紹介するのはみんな大好きな南国のフルーツ・「マンゴー」のレモネード。マンゴーのねっとりした食感はミキサーで攪拌しても感じられます。濃い甘さが抜群のマンゴーとレモンやライムなどのスキッとした酸っぱさのハーモニーはたまりません。
このマンゴーレモネードにはミントのハーブをそのまま何枚か入れても、より清涼感が増して暑い夏にはオススメです。
またこのマンゴーレモネードには水分を足してふやかしたチアシードを入れるのもオススメ。プチプチした食感と酸味と甘味の抜群のバランスが感じられておいしいですよ!
ハーブのレモネード
・ミント
ミントのレモネードはハーブを使ったレモネードの中ではもっともよく見られるものです。
通常のレモンだけのレモネード・柑橘類やマンゴーのレモネードにも数枚のミントの葉っぱを入れるとおいしいのですが、ミントレモネードはレモン果汁に大量のミントの葉っぱが入っています。
クラッシュアイスと大量のミント葉っぱがミキサーで一緒に攪拌され、レモン果汁とシロップ・炭酸水と合わさったミントレモネードは暑い夏に通常のフルーツレモネードよりもっとさっぱりスッキリ・ひんやりな清涼感とクールな酸味が魅力的です。
自宅のお庭などにアップルミントやスペアミントなどが植わっている人にはオススメ。ミントはお庭に植えて放っておいても自然にグングンと伸びる強い植物です。
大量に育ったそれらのミントの葉をつんでよく洗い、前述したようにミキサーでも、またはすりこぎなどで潰して使うと、大量消費もできますよ。
・生姜・ミント・きゅうり
レモネードにはさまざまな可能性があります。前述のミントに合わせて、細切りにした生姜とピーラーで薄切りにしたキュウリを入れたレモネードも存在し、これはこれで夏場にフルーツレモネードほど甘いものを欲しない時にはオススメ。
日本ではレストランなどでお水が出てくる時にレモンを浮かべていることがよくありますね。スッキリしておいしいものです。
ところがアメリカなどでは、このレモンの代わりにキュウリのスライスを入れてあることも。夏場に身体の体温を下げたり、むくみの減少や美肌を保つ効果が期待できるとされています(実は味もおいしく、筆者はレモン水より好きなくらいです)。
このキュウリ水をベースに考えられたのかは分かりませんが、先程のミントレモネードに薄切り・または細切りにしたキュウリと、こちらも細切りの生姜をプラスしたレモネードは夏場に火照った身体をスパイシーな刺激とともにクールダウンしてくれます。さらにレモン果汁の酸味でスッキリ!
・バジルやローズマリー・エルダリーフラワー
バジルの葉やフレッシュローズマリーをさまざまなレモネードに入れて飲むのもオススメです。やはりスパイスとして粉末状になっているものより、摘んだばかりのものを使うのが良いでしょう。
バジルの場合は、前述のミントレモネードのミントの葉をバジルに代えてすりこぎなどで潰したものをたっぷりのレモン・ライム果汁、シロップ、炭酸水で割りましょう。
ローズマリーの場合は10センチほどにカットしたフレッシュローズマリーを柑橘類やマンゴー・ミントなどのレモネードに浮かべると、独特な香りがさらに刺激となっておいしいだけでなくリフレッシュ&癒されます。
また、エルダリーフラワーは白く小さな花びらが集まった花ですが、マスカットのような香りと甘さがなんともいえないおいしさ。
このエルダリーフラワーでレモネードを作る場合は、鍋にスライスレモンと摘んだエルダリーフラワーを茎ごと入れ一晩置き、次の日にエルダリーフラワーとレモンを取り出して砂糖を加えて煮詰めたエルダリーフラワーシロップを通常のレモネードに加えます。
甘くてやさしいお花の香りのレモネードも大人気。とてもおいしいですよ!
おいしく飲んでリフレッシュしよう!
適度な甘味と酸味・そしてフレッシュなフルーツやハーブをたっぷり加えることで無限の可能性が楽しめるレモネード。
新鮮なフルーツやハーブは生き生きとしており、その生命力をそのまま身体に取り入れることのできるレモネードは特に夏場、私達に活力をもたらしてくれます。
フルーツ果汁の分量・シロップ・炭酸水のバランスが難しいと思うかもしれませんが、シロップはコーヒーなどに使うガムシロでも代用できます。それは後で味をみながら足すとして、フルーツやハーブの分量を多く、炭酸水で割るところから試してみてください!
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