音楽の選び方で生徒さんの満足度もUP！ヨガレッスンでかけたいおすすめのヨガBGM

音楽と癒しの関係

リラックスしたいときや、気分を盛り上げたいときなど、シーンによって使い分けることのできる音楽。みなさんも音楽を聴くことで集中したり、気持ちが変化していったりした経験はありませんか？私たちは心地よい音楽を聞くと、リラックス状態になるといわれています。リラックスすると、脳からα波が発生し、副交感神経が優位に働き交感神経を、休ませるため、神経バランスの回復を促すことができるそうです。

また、α波が現われているときは、快感物質であるβ（ベータ）-エンドルフィンというホルモンの分泌も促すそうです。このβ（ベータ）-エンドルフィンは、ストレスを軽減したり解消したりする効果や、脳を活性化させて集中力や記憶力をアップさせる効果があるんだとか。その他にも、免疫力の向上や病気の予防といった嬉しい効果も。

数多くある音楽のジャンルの中でも、ヒーリングミュージックはα波が発生しやすく、音楽療法などで取り入れられていることが多いです。ヨガのBGMにもヒーリングミュージックは使用されることが多く、ヨガのレッスン中に聞いたことがある方も多いかもしれませんね。ただし、人によってリラックスできる音楽は異なり、「心地よい」と感じる音楽も様々なので、色んな音楽を試してみて、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。

ヨガのレッスンにBGMを取り入れるメリット

集中力がアップする

静かな環境をつくるのが難しい場合や、人数が多くてリラックスしにくい場合などに、音楽をかけると、自然と周りに気が散らなくなり集中できるようになります。初めから静かな空間でヨガができれば良いですが、常に環境を整えるのは難しいものです。そんなときは音楽をかけて意識を自分自身に向けてもらえるように働きかけるのもおすすめです。

雰囲気づくりをしやすい

クラスの始めと終わりに音楽を流し、レッスン前後の時間をリラックスして過ごしてもらうのもおすすめです。レッスン内容の雰囲気に合わせた音楽を流すことで、ヨガの世界観に浸ることができますよ！ヨガのシークエンス（レッスンの流れ）に合わせてレッスン中に音楽を変えるのも効果的なので、ぜひ試してみてくださいね。

リラックスできる

瞑想やリラックス系のヨガをする際に、ヒーリング系の音楽を流すことでリラクゼーション効果を高める効果が期待できます。自然の音やマントラ系ミュージックもおすすめです。

気分が高揚する

運動量が多いヨガのクラスでは、エクササイズ系のテンポの速い音楽もおすすめです。アップテンポの音楽は活力を与えてくれます。音楽を聴きながらヨガを練習するうちに、心も体もリフレッシュしてレッスンが終わる頃にはスッキリしていますよ。

BGMをかけるときの注意点

BGMのボリュームには細心の注意が必要です。ボリュームが大き過ぎると音楽に気を取られて意識を自分自身に集中させることが難しくなったり、インストラクターの指導が聞き取れなかったりという事態に。特にシャバーサナのときは、心身をリラックスに導く目的があるので、音量やかける音楽に気を使いましょう。音楽をかける際には、耳障りにならない程度のボリュームで流すことが大切です。