もくじ
あなたの脇は凝り固まっていませんか?
最近体調が優れない。肩が凝ってしかたない。
なんとなく不調だなと感じるその感じ、もしかしたらあなたの「脇」が凝り固まっているからかもしれませんよ。
肩は身体の中で一番力や負担がかかる部分です。特に情報化社会でスマホやパソコンが手放せなくなってしまった今、ストレートネックや肩こりは人類の慢性病のようになってしまいました。
肩が凝り固まるとそこに通じている僧帽筋や広背筋なども固まってしまいます。肩周りが凝り固まると、身体に支障が出てくるのです。
脇が凝り固まっているとどうなる?
脇が凝り固まると血流が悪くなり、肩をはじめ全身の血流が悪くなります。
また、脇の下には免疫細胞を作ってくれたり老廃物を濾過してくれるリンパ節があるので、ここが凝り固まってしまうと免疫が弱まって病気にかかりやすくなるというデメリットも出てきます。また、沢山の神経が通っているという一面もあり、よく伸ばしておきたい場所でもあります。
つまり、健康に生きるためには脇はほぐしておくことが大切なんです!
ところが、普段の生活の動きでは体の上下運動(物を拾う時に身体を前に倒したり、上を見上げるときに胸を開き体を反らせたり)を行うことはあっても、左右の運動を行うことはあまりありません。脇や体側(身体の横側)はストレッチやヨガを通して意識的に動かしてあげる必要があるのです。
脇を伸ばすポーズの効果・メリットとは
一般的に脇を伸ばすことで得られるメリットは、「肩こり」「背中のコリ」がほぐれ、体がシャキッとすることにあると言われています。
脇を伸ばすと肋骨周りの呼吸筋がストレッチされることで、肋間筋と横隔膜が開き、肺が大きく開いていきます。その結果、深い呼吸をすることができ、新鮮な空気が肺いっぱいに送り込まれるのです。
結果、酸素が全身の隅々まで行き渡り、頭もスッキリする。という仕組みです。
脇を伸ばすヨガポースの効果をまとめると、
・二の腕がシェイプされる
・血流が良くなりリンパが流れやすくなる
・肩甲骨が剥がされて肩こりが楽になる
となります。凝り固まった筋肉をほぐすことと、大きく息を吸い新鮮な酸素を取り入れることは健康的な生活を送る上で必要不可欠ですね。
脇を伸ばすポーズ①ウッティタ・パールシュヴァコナーサナ
座位でも簡単にできちゃうのが脇を伸ばすポーズ。これなら朝起きた時に布団の上で簡単に脇を伸ばせます!
開脚は動画のように大きく広げなくてOK。脇を広げることがメインなので坐骨が床に根付き安定する足の幅を見つけてみてください。
【ポーズのやり方】
1)まず、両足を大きく開く。
2)右手をゆっくり頭に添わせ、そのまま左側に倒していく。
3)そのまま3〜5秒キープ。
4)体をゆっくり元に戻し、左手をゆっくり頭に添わせ、そのまま右側に倒していく。
5)そのまま3〜5秒キープ。
6)体をゆっくり元に戻す。
※注意点はウッティタ・パールシュヴァコナーサナと同じ。
まとめ
体調がすぐれなかったり、どこか疲れてしまったというときは脇を伸ばすヨガのポーズをやってみてくださいね。
肩こりかなぁと思っていたら、「脇が凝っていた」ということも多々あるそうです。普段の生活では意識して伸ばすことのない脇。ぐーっと伸ばすことで普段使われなかった筋肉が伸び、肺が開くと同時に、肩甲骨周りがほぐされて、血流が良くなることで重だるさが取れ、スッキリ日常生活を送ることができるはず。
とても簡単なポーズなのでふと時間が空いた時にでもやってみてくださいね。