もくじ
丁寧な暮らしのプロにおすすめのプチプラオーガニック化粧品ブランドを聞きました!
チーズや海藻など世界中のオーガニック商品の輸入会社代表をしている「オーガニック情報通」のmaimiさん。ご自身の生活も、環境に配慮し、心が豊かになる丁寧な暮らしを送られています。そんなmaimiさんに、おすすめのプチプラオーガニック化粧品ブランドをお伺いしました。オーガニック化粧品とは、自然にある成分を使用する化粧品で、人工的に作られた成分は使用していません。オーガニック化粧品を使用することで、人の肌が持つ治癒力をサポートしながら肌をケアすることが可能です。
丁寧な暮らしのプロ、maimiさんが選ぶプチプラオーガニック化粧品8選!
1、Nature's Gate(ネイチャーズゲート) 認証有
予算:1,500円~
Nature's Gate(ネイチャーズゲート)は、アメリカ・カリフォルニア州にて40年以上もの間自然派化粧品を作り続けている、オーガニック化粧品の先駆けとなったブランドです。長い歴史の中で環境保護と動物愛護に力を入れ、常に品質を高める努力を怠っていません。アメリカではオーガニックマーケットで多数の賞を受賞している実力派オーガニック化粧品ブランドです。
ネイチャーズゲートのラインナップは、ヘアケア・ボディケアが広く認知されていますが、それ以外にもオーラルケアやUVケア商品なども揃います。UVケア商品もオーガニックなので小さな子どもにも安心です。ヘアケアおよびボディケア商品の中には、「ポメグラネート」というザクロやアサイーなど、日本の化粧品では見ることのない珍しい香りがするものもあっておすすめ。オーガニックシリーズの配合成分は、USDAやCOFA認証製法オーガニック栽培やQAIオーガニック認証などのオーガニック認証を獲得しています。
2、La Claree(ラクラリー) 認証有
予算:2,000円~
南仏プロヴァンス発のオーガニック化粧品ブランド、La Claree(ラクラリー)。創業者は子どもの頃に遊んでいたオリーブ畑のオリーブに着目し、その葉を美容研究し化粧品を開発しました。ブランド名のラクラリーは、アルプスにある川の名前です。
ラクラリーの化粧品に使用しているオリーブの葉は、南フランスの農家が育てた完全有機栽培のものです。オリーブの葉には美肌成分を多く含むと言われ、肌に取り入れることで生き生きとした美しい肌へと生まれ変わります。 原材料はCosmetique Bioの基準をクリアしており、ECOCERT(エコサート)認証を取得しています。パッケージにもオリーブの葉が描かれていて、創業者のオリーブへの愛を感じます。
3、HANA organic(ハナオーガニック)
予算:3,000円~
HANA organic(HANAオーガニック)は、オーガニック原料を使用し、かつホリスティック(包括的)な働きを促すことをコンセプトにしている国産化粧品ブランドです。女性の肌を自然な状態に近づけるため、石油由来の成分を排除し、植物の力を借りたオーガニック化粧品を展開しています。
HANAオーガニックが手掛ける製品は、肌の常在菌を傷つけないような植物性の洗浄成分や天然の香りが特徴です。化粧品を使うことで自律神経の乱れを整えていくという働きもあります。このブランドのスキンケアシリーズは、植物由来成分の内の85%以上がオーガニック原料を使用。また、乾燥やニキビなど、自分の肌のタイプに応じた幅広い製品ラインナップも特徴で、自分の肌に合う商品を見つけやすいのがポイントです。
4、DR.BRONNER'S(ドクターブロナー) 認証有
予算:1,000円~
DR.BRONNER'S(ドクターブロナー)は、「マジックソープ」で一躍有名となった化粧品ブランドです。元々は家族経営の石鹸ブランドとして始まり、今は環境に配慮した自然派化粧品を開発しています。人を助けるためには自分たちが健全な企業であるべきだという理念の中、成長や改善、学びなどを忘れないことを心がけています。
ドクターブロナーの看板商品、「マジックソープ」は合成界面活性剤・合成保存料・合成着色料などの合成添加物は一切使用していません。日本ではドラッグストアで購入できる他、アメリカ系大型スーパーのコストコでは大容量のものが購入できます。原材料はオーガニックやフェアトレードのものを使用し、動物実験は行いません。マジックソープ以外にもシェービングソープ、化粧水、歯磨き粉なども展開しています。
5、melvita(メルヴィータ) 認証有
予算:2,500円~
melvita(メルヴィータ)は、フランスでNo.1の認知度を誇るオーガニックコスメブランド。1983年にフランス南東部のアルデーシュ地方で誕生しました。ここは生物の多様性保護No.1に選ばれたことがあり、オーガニック栽培をリードする地域として知られています。ブランド名の由来は、「Mel」がフランス語で「花の蜜」、「vita」は「生命」を意味していて、この二つが組み合わさってブランド名となりました。
メルヴィータはアルガンオイルが有名ですが、他にもスキンケア・ボディ&ヘアケア・オーラルケア・メンズ用コスメなどのラインナップがあり、そのほぼ全てがECOCERT認証を取得しています。メルヴィータでは、植物オイルや花を蒸留した水、ハチミツを使った製品を多く開発しています。
6、product(ザ・プロダクト)
予算:2,000円~
https://theproduct.jp/
product(ザ・プロダクト)は、オーガニックヘアケアとスキンケアのブランドです。このブランドの商品はオーガニックだけではなく更にナチュラルだという理由で多くの人が支持。素材はシンプルに、ただし使い心地はハイレベルにということを心がけて商品を開発しています。
ザ・プロダクトの製品の中で人気のものが、100%自然由来のヘアワックスです。柑橘系の香りが爽やかで、これひとつで髪だけではなく、肌や唇、指先やボディのケアも可能。素材は赤ちゃんの肌にも使える自然由来のものを使用しています。ヘアワックスの他にもフェイシャルローションやクレンジングなどもラインナップしており、USDAオーガニック認証獲得のダマスクローズ蒸留水やグリセリンを使用。商品の中には2000円以下の物も多く、オーガニック化粧品を初めて使うという方にもぴったりです。
7、THAYERS(セイヤーズ)
予算:1,000円~
THAYERS(セイヤーズ)とは、1847年にアメリカで設立した製薬会社です。この会社では、160年も前に自然素材だけを使用したレシピでローズ・セイヤー氏が化粧水を開発し今でも多くの人に愛されています。
セイヤーズの化粧品の名前になっている「ウィッチヘーゼル」は、西洋ハーブとしても知られるマンサク科の木のことで、成分名はハマメリエキス。ウィッチヘーゼルシリーズの中では容量が大きく価格も抑えられている化粧水が大人気です。この化粧水は数種類の展開があり、ハマメリエキスを独自の蒸留方法で抽出した、伝統的な製法を守る化粧水や、香りがするもの、ノンアルコールタイプのものもあります。いくつか種類がある化粧水の中からお気に入りの1本を探すのも楽しいですよ。
8、Natury BIO(ナチュリービオ)
予算:2,500円~
Natury BIO(ナチュリービオ)は、フランス生まれのオーガニック化粧品ブランドです。展開する化粧品は、100%近くが自然由来成分。また、オーガニック認証の成分が一目でわかるように表示されているため安心です。
ナチュリービオの化粧品の中で話題をさらったのが、コットンにとってふき取るだけでメイク落としと洗顔、保湿までができてしまうという「ミセラーウォーター」です。こちらももちろん自然由来成分とオーガニック認証取得成分を配合。うるおいを与えながらメイクが落とせ洗顔もできる、時間がない方へおすすめの化粧品です。
maimiさんが選ぶベスト3ブランドは?
今回ご紹介した8選の中でも、特にmaimiさんのお気に入りブランドについて伺いました。
- DR.BRONNER'S
自分の好みのカラーや香りを選ぶ楽しさがある点と、オーガニック初心者でも購入しやすい価格がポイントだそうです。 - Nature's Gate
世界的な大手メーカーでオーガニック認証を取得しているブランドで安心。かつ価格が抑えられている点が愛用している理由だそう。 - melvita
日本に直営店も多く商品についての説明が聞けることを3位に選んだポイントとして挙げていただきました。
まとめ
8つ、プチプラオーガニック化粧品を紹介しましたがいかがでしょうか?美肌を求める人たちが注目しているオーガニック化粧品。今回ご紹介したのはどれもプチプラであるため、オーガニック化粧品のスタートとしては取り入れやすいかもしれません。自分に合ったオーガニック化粧品を見つけて、肌が喜ぶスキンケアをしてくださいね。
監修
古屋 真衣
オーガニック海藻 Irish Organic Seaweed 代表
GnR オーガニックチーズ 代表
ロシア横断はじめ世界を旅するトラベラーな一面も。2児の母。
https://www.facebook.com/organicseaweed/