ヨガにハマりさらなる深みを追求したい、そんな人にとって興味深いのがヨガの合宿・「ヨガ・リトリート」です。
国内外の自然豊かな場所で思う存分ヨガに浸り自分を癒すことを目的とするヨガ・リトリートはどのようなものでしょうか。
ヨガ合宿リトリートに参加する場合に必要な料金や持ち物・そしてどのようなヨガ・リトリートがあるのかを解説します。
ヨガの合宿とはどんなもの?
ヨガの合宿・ヨガリトリートとはどんなものでしょうか。
日常の忙しさを手放し、自然豊か・風光明媚な場所でヨガを行いながら自分をリセットする。そんな目的でヨガ・リトリートは行われます。
国内では東京・神奈川・千葉・長野・高野山・生駒山・四万十川辺り・北海道・宮古島など本当に様々な場所(いずれも自然豊かなところ)で開催されており、滞在期間はそれぞれ異なります。
1泊2日の場合や3泊4日などと、それは参加するリトリートによって異なります。また、ヨガレッスンやプログラムも各リトリートによって異なります。
たとえばパワーヨガやヴィンヤサフロー・ホットヨガやヌードヨガ・マタニティヨガまで多くの種類があり、ヨガ哲学や呼吸法にしっかりと触れられるリトリートもあれば、オーガニックの食事を楽しむことのできるリトリートもあります。
海外ではハワイ・タイ・バリ・オーストラリア・イタリア・ギリシャ・フィリピンなど様々な場所で開催されており、中にはものすごくラグジュアリーなヨガリトリートも存在します。
スイートルームに宿泊し、各土地のグルメを堪能しながらプライベートヨットに揺られ、ヨガを行いリフレッシュ&リラックスというリトリートも。
とはいっても探し方がわからない場合もありますね。もし通っているヨガ教室があればインストラクターに聞いてみたり、ネットで「ヨガ リトリート 〇〇」と参加したい地域を入れると情報が得られます。
各リトリートでのヨガプログラム・ヨガ以外の時間に提供されているものが異なるので、自分がどのリトリートの内容を受けたいか、どれくらいの日程で行われているのか、料金、そしてどんなインストラクターがいるのか、などを事前に情報収集し、せっかくのリトリートに万全に準備するようにしましょう。
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ヨガ合宿の1日の流れ
ヨガリトリートは各開催地によって滞在期間やプログラムが異なるので、決まった1日というのはありません。
まずは日本人にも人気のバリ島・ウブドにて行われるヨガリトリートの1日をご紹介します。
- 6:30~7:45・マインドフルネス&ヨガ
- 8:00・ヘルシーブレックファスト
- 9:00・イメージングによる人生カウンセリング
- 12:00・ランチ
- ランチ以降はウブドの街や世界遺産を観光
- 17:00・ヨガ 各自マスターしたいポージングの指導を受ける(太陽礼拝のやり方や開脚など)
- 19:00・ヘルシーディナー
自分自身のヨガの悩みや人生の道しるべなどに徹底的に向き合うことができ、さらに世界遺産を観光できたり、ディナーは海辺で楽しめるようです!
また、ヒンズー寺院にてヨガを受けられたり、森林散策・クッキングクラスやバリニーズマッサージが受けられたり、とにかく気持ち良く楽しめるようプログラムされています。
また、高野山でのヨガリトリートの内容についても解説します。こちらは1泊2日のプランです。含まれるものをまとめました。
- 高野山名物精進料理(2食)
- ヨガレッスン
- 写経
- 僧侶による瞑想の指導や高野山の案内
- 奥之院ナイトツアー
こちらも自然豊かな高野山を楽しみながら、ヨガレッスンや瞑想指導・講義を受け、身体に優しい精進料理を楽しむことができます。
ヨガの合宿に必要な持ち物と料金
それではヨガ・リトリートに参加する際に必要な料金や持ち物を見ていきます。もちろん前述のとおり期間が異なり、中には特別ラグジュアリーなものもあるため結局のところそれぞれで大きく異なるのですが、おおよその持ち物・値段を解説します。
国内の合宿
必要な持ち物
持ち物に関しては国内外ともに基本的なものは揃っているヨガ・リトリート。しかし宿坊などで行われる場合、ヨガマットを持参する必要があります。
ヨガを行うため動きやすい服装はマスト。また、開催場所によっては寒いところもあるので上着や、自然の中を歩くこともあるため歩きなれた靴も必要です。講義などもあるため、筆記用具も用意しましょう。
料金
料金に関しても様々な場所で異なりますが、1泊2日であれば、おおよそ2万円~3万円前後というのが一般的なようです。インターネット予約や早い段階での予約で数千円安くなる場合もあるので気になるリトリートをチェックしておきましょう。
宮古島や北海道・オホーツクなど遠い場所で行われるリトリートは2泊3日で行われることがあり、大体5万円~7万円前後のようです。
しかしながら、本当に多くの場所で開催されており、内容によって異なるため、各自の情報収集が重要となります。
海外の合宿
必要な持ち物
海外のどのリトリートに参加するかで必要な持ち物は変わりますが、動きやすい服装・歩き慣れた靴はマスト。パスポートはもちろん、場所によっては虫除け・常備薬やスキンケア・筆記用具も持参しましょう。
料金
海外のヨガリトリートもやはり世界各地で行われ、前述したラグジュアリーなリトリートでは1泊10万円というものも。最低2泊以上参加で1泊いくら、というふうに設定されているリトリートも多数あります。
しかし、海外に慣れていない人は「ヨガリトリート・ツアー」に参加する方が手軽でしょう。この場合、滞在先やエアー代金・食事やプログラムがすべてセットになっているため、細かな手続きをそれぞれで行う必要がありません。
このようなツアーはすべて込みで4泊~6泊ほどが主で、タイやバリであれば10万円前後~というのが一般的なようです。しかしやはり早割で予約すると少しお値打ちになることも。
日本から行きやすい海外のヨガリトリートはハワイ・バリ・タイなどのビーチリゾートです。
ツアーではない場合のリトリートの場合、現地までの往復交通費・海外旅行保険は含まれない、といったものも多くあります。この場合も金額は場所によって異なりますが、人気のハワイのリトリートの場合は4泊5日~で20万円~30万円ほどのようです。
断食・瞑想も行うことができる合宿
ヨガのリトリートでは自分自身を見つめ直すことが1つの大きな目的となります。そのため、国内外ともに瞑想もしっかりと行われます。
また、断食道場やサナトリウム(療養所)などで断食を行うことのできる合宿もあります。ヨガでは本来断食の項目はありませんが、内臓を休ませ機能を取り戻す断食道場でヨガを行い、心身のリフレッシュ&リラックスを促すのですね。
これらの断食道場やサナトリウムもやはり自然豊かな場所にあり、散策したり温泉に浸かりながら優雅に過ごすことも、また1泊1万円前後でお値打ちに過ごすことも可能です。
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修行のようにヨガへ取り組むのではなく、個人の目的に沿って気持ちの良い場所で心身をリフレッシュさせ癒し、より活力を得られるヨガ・リトリート。
金銭面や時間的なことで、体験できるヨガ・リトリートは異なりますが、自然の中で思う存分ヨガに触れ、ヘルシーな食事を取ることで、また仲間に出会うこともできるのはとても良い経験となります。
各地で行われるヨガ・リトリートの詳細をチェックし、行ってみたいと思う内容のものがあれば、ぜひ短期間からでも体験してみることをおすすめします。より深いヨガライフへの扉が開かれるでしょう!
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