ヨガの発祥地インド。ヨガを追求していくと、本場インドでのヨガ体験を希望するようになることも。
ではアシュラムでの1日はどんなものか、費用や内容・アーユルヴェーダのツアーもあるのか、など色々と気になってきますよね。インストラクターになるための資格も取れるの?という疑問も多く聞かれます。
今回はそのような疑問について解説していきます。
もくじ
ヨガの本場・インドでヨガツアーに参加したい!
具体的な距離・生活習慣など遠く離れたインド。ヨガの発祥地・本場であり、世界中から多くのヨギー・ヨギーニが訪れます。
さまざまなアシュラム(修行する道場のようなもの)を訪れ、それぞれに用意されている興味深いプログラムへの参加が可能です。
インドの中でも特に「リシュケシュ」と呼ばれる街が本当の発祥地であるため、世界中・そして日本からヨガ体験を求めて多くの人が訪れます。ガンジス川のほとりに位置する美しい街。
長期間アシュラムに滞在したり、数多くある道場やアシュラムにて興味のあるプログラムだけに参加するドロップイン・数日以上滞在が可能など、長期間滞在にも短期旅行にも対応可能なプログラムが用意されています。
ヨガの聖地インド・リシュケシュ!
アシュラムでヨガ修行するには?
インドのヨガ道場アシュラムの1日は?修行みたいで辛くない?
ではそんなアシュラムに一定期間滞在した場合、1日の流れはどのようなものでしょう。スケジュールは各アシュラムによって異なりますが参考例をご紹介します。
- 5:30・起床
- 6:00~・瞑想
- 7:00~・呼吸法
- 7:15~・ヨガ
- 9:00~・朝食
- 10:30~・散歩
- 12:30~・昼食
- 15:00~・座学
- 16:00~・ヨガ
- 17:45~・プージャ(儀礼)
- 19:30~・夕食
- 20:30~・瞑想
という流れです。1日中ヨガを深めるためのプログラムがなされています。
一方参加したいプログラムだけ行うことができるドロップインでは1つが60分~90分ほどで設定されています。
ヨガをより良く深めたい・本場で旅行の合間にヨガも体験したい、など個人によって希望はさまざま。
深くヨガを追求したい場合は修行のようなスケジュールもありますが、それを求めて行く人が多く、特別な時間になるでしょう。ドロップインでは修行のような面がなく、本場での気持ち良いヨガ体験ができるでしょう。
アーユルヴェーダのツアーもあるの?
ヨガに浸るインド滞在をプランニングする会社や個人が行うヨガツアーでは、オプションとしてアーユルヴェーダのマッサージやシロダーラ(額に温めたオイルを垂らす施術)が用意されています。
ヨガ&アーユルヴェーダと名打っているツアーもさまざま。国内発からインドの滞在地においてのツアーが用意されています。
身体にやさしいアーユルヴェーダの食事・マッサージやドクターによる診断など適切な処置が行われます。
せっかくインドでヨガ体験を行うのであれば、これらのツアーに参加して身体にとって良いとされるアーユルヴェーダも体験してみたいですね。
初心者でも参加できる?英語は必要?
インドでのヨガ体験は前述のとおりドロップイン・アシュラム滞在という2つの道があるため、ヨガ初心者から上級者まで参加できます。
英語が必要か否かといえば必要です。しかしヨガという特殊な体験であるゆえ、経験があれば「今はこのようなことを言われている」と認識でき、それほど苦にはなりません。
インドでのヨガ体験に参加し、英語にまったく自信がないという日本人でも、わかりやすい英語でゆっくり時間をかけて説明してくれたため、有意義な時間を過ごせた、という人は結構いるものです。
また、教えを受けるため自分からそれほど発信する必要がないため、実際の英語力のなさはそれほど気にならないでしょう。
また、インストラクター免許取得のためのツアーでは日本人スタッフが常駐し、座学など言葉での理解が必要なものに対して日本語サポートが行われます。
費用はいくら?
気になる費用はいかほどのものか?ドロップインとアシュラム滞在ではもちろん費用が異なります。
アシュラム滞在の場合
アシュラムに数日滞在する場合、たとえばヨガの発祥地リシュケシュを例にすると宿泊費・3食・ティータイム・数回の瞑想やヨガを含み1日$10.0~$10.3というのが相場のようです。円にすると1,000円~1,500円ほど(2018年7月現在)。安いですね。
ドロップインの場合
ドロップインの場合は大体$3ほどというのが相場のようです。円にすると300円前後(2018年7月現在)。こちらもとても安いので、さまざまなドロップイン受け入れのあるアシュラムや道場へ通うと良いでしょう。
アシュラムに滞在しなくてもヨガ体験はできるの?
アシュラム滞在をしなくても、前述したドロップインシステムにより、自分の興味のあるクラスのみへの参加が可能。
せっかくインドに行ったならば、旅行の1つのプランとしてヨガを体験したいという人は多数います。自分のプランに応じて、興味のあるヨガクラスへ通えば「インドの思い出」として1ページが追加されますね!
その他、ヨガのインストラクター資格留学も
ヨガの本場インドでインストラクターの資格を取得したい!日本国内のみならず世界中にそのような人がいます。
そしてもちろんそのような人達の希望に応じるプログラムが用意されています。
全世界に通用する「全米ヨガアライアンス」のライセンス取得のためには、どれくらいの期間や料金が必要なのかを見ていきます。
全米ヨガアライアンスの中でもさまざまなライセンスがあります。
- 全米ヨガアライアンス認定200時間(RYT200)
- 全米ヨガアライアンス認定500時間(RYT500)
- 全米ヨガアライアンス認定マタニティヨガ(RPYT)
- 全米ヨガアライアンス認定キッズヨガ(RCYT)
世界中でもっとも人気あるのが1番はじめのRYT200(200時間)というものです。
必要な期間
では1番人気のRYT200ライセンスを取得するのに必要な期間はどれくらいでしょうか。
ツアーや個人的日程において必要な期間は異なりますが、とにかく200時間を必要とします。食事や就寝など生活に必要な時間もかかるので、大体30日~45日前後というのが一般的なようです。
料金
ではライセンス取得のために必要な料金はどれくらいでしょう。
先に述べたヨガの発祥地・リシュケシュでこのRYT200を取得するために必要な費用は、渡航費用を除いて大体$3,000~$4,000が相場のよう。
物価の安い南インドでの取得であれば少しだけお値打ちで、渡航費用を除いて$2,500~$4,000ほどのようです。
本場インドならではのヨガ体験をしてみよう!
ヨガライセンスの取得・初心者のヨガ体験・アシュラム滞在など個人によって希望はさまざま。そのような希望を受け入れてくれるシステムが本場インドには存在し、世界中から多くの人が訪れます。
異国の地で・そしてヨガの本場でヨガ体験すればそれはすごく得難い体験となるでしょう。拙い英語力であっても何かは得ずにいられません。
物価の安いインド、しかしヨガの本拠地であり、その空気感に触れながら行うヨガ体験。ヨガに興味のある人にとっては人生に1度でも体験したいですよね!
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