もくじ
ヨガインストラクターになりたい!誰でもなれる?
ヨガのインストラクターって、なんだか綺麗で、心身ともに安定しているように見えて、魅力的な人が多いように感じますよね。ヨガ人口が増えるにつれて、ヨガインストラクターを目指す方が多くなっています。
ヨガインストラクターになるには資格を習得してからヨガスタジオで働く、またはフリーでインストラクターになる場合と、未経験のままヨガスタジオで就職し、研修を受けてからインストラクターとして活動する2パターンが一般的だそうです。
もちろんヨガが大好きな気持ちとインストラクターとして活動したい思いがあればチャンスはありますよ。インストラクターはどのように生活し、どのようにインストラクターになるのか、気になる方法や道のりをご紹介します!
ヨガインストラクターの生活って?
まずヨガインストラクターの活動とは大きく分けて指導・自分のヨガのレッスン・勉強の3つがメイン。
スタジオで働く場合は、朝から夜間までとスタジオに合わせてヨガの指導を行います。土日も勤務する場合もあるので不規則になることもあるようです。
それから自分のヨガレッスンも怠らないようにすることも大事。日々色々な生徒さんに教える立場として、身体の柔軟性を保つ事や様々なポーズができるよう、欠かせないものです。ヨガインストラクターとして活動しながら、自分より上のインストラクターに学ぶ人も多いです。
最後の勉強。やはりインストラクターとしてヨガへの知識が深く、豊富であればやはり生徒さんとのコミュニケーションも取りやすく、また信頼にもつながります。常に努力を怠らないことはどの分野でも同じですね。
働き方は?給料は?
ヨガインストラクターといっても色々な働き方があります。その種類、メリットとデメリット、お給料の違いなどをみてみましょう。
正社員
ヨガスタジオに就職して働くメリットはやはり安定したお給料がもらえること。福利厚生や保険など手厚くカバーしてもらえることも安心して働ける理由でしょう。お給料は地域やスタジオによって変わりますが、例えば都内の大手ヨガスタジオでの初任給は17万円程。そこから経験を積んで月収30万円程になることもあるようです。デメリットは好きなレッスンができないこともあったり、レッスン以外にも受付業務をこなさないといけないこともあります。レッスン内容も、時間もスタジオに合わせなければならないことでしょう。
アルバイト
勤務時間や日数を選べるアルバイト・パートで働く。こちらは子育て中の方や副業との両立をしている方には働きやすい方法です。メリットは時間の融通が利く、好きな時にインストラクターを目指せること。デメリットはお給料が時間給なので、不安定さを感じることもあることです。
業務委託・フリー
様々なスタジオで自分のレッスンを持つ事が出来るフリーランス。1レッスンいくらなどで決められていることが多く、例えば都内で1レッスン(60〜75分程)で3000円から5000円程。ですがインストラクターの実績や経験によっても値段が変わるようです。メリットは自分の好きなレッスンを行える、やればやるほど収入アップ、自分の時間が持てることなど。デメリットは毎回の移動が大変なこと、休みの場合は収入がないことなどでしょう。
独立
ヨガインストラクターとしていつかは独立を目指して、という人も少なくありません。自分で教室を開くことは簡単に出来ますが、宣伝や集客、運営にも携わらなければなりません。ヨガに関しての知識はもちろん経験なども求められます。体調管理なども含め、すべて自分の責任で行っていかなければなりません。メリットは、人気の教室にできるチャンスがあることや、完全に自分のやりたいスタイルでできることでしょう。デメリットはレッスンの数や集客によって収入が変わってしまうこと、自分の代わりがいない間は休めないこと。レッスン料を自分で設定するのでお給料はそれによって変わりますが、レッスン内容、回数、実績、地域性などを考慮しながら値段設定をすることが大切です。レッスンを行う場所代や宣伝費用がかかるので、それらを管理して上手に運営できると高収入を目指すことも可能です。
ヨガインストラクター資格取得の勉強って、どんなことやるの?
ヨガインストラクターの資格は民間資格なのでとてもたくさんあります。どこで学ぶのかによって内容も変わりますが、実技はもちろん、指導者としての実技、ヨガの基礎と理解を深めることを学ぶことがメインとなるでしょう。
いくつもある資格の中でどれを選べば良いのか、どこで取得できるのか、また期間や料金なども様々なので今回は代表的な認定資格をご紹介します。
資格習得の種類 国内・海外・通信
国内・NPO法人 日本YOGA連盟
ヨガの健全な普及と発展を目指して設立されたNPO法人。
こちらのヨガインストラクターの認定講座は1日6時間程度、7日間のコースがあり、ヨガの基礎から理論、高齢者向けヨガ、東洋医学論までが含まれる。
養成講座受講料は108,000円。別途任意で認定試験受験料等が必要。
一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)
全国各地にヨガのある健康社会を築き、日本全国にAJYA加盟校、加盟教室、優秀なインストラクターを育成する事を目的として設立。
AJYAラインセンスは1級から3級まであり、級により全日本ヨガ協会が承認・指導する認定校や認定教室の主催者となる資格とも対応。またライセンス取得後は認定校や認定教室を開く、独立する事も可能。
養成講座受講料は級によって異なる。3級約90,000円、2級約200,000円、準1級シニアクラス約200,000円、1級シニアクラス約400,000円(スクールにより異なる)別途、認定試験受験料等が必要。
社団法人日本ヨガインストラクター協会(JYIA)
美容、健康、ストレス解消を目的としたヨガを普及し、インストラクターの技術向上を目的に設立。
1級から3級まであり、ヨガインストラクターの転職支援などにも力を入れている。ヨガの本質を理解し、効果的で安全な指導ができるインストラクターになることを主としている。
養成講座受講料は級によって異なる。マスター75,000円、アドバンス198,000円,シニア395,000円、1級シニアクラス約400,000円(スクールによって異なる)別途、認定試験受験料等が必要。
海外・全米ヨガアライエンス(RYT200・RYT500・RPYTマタニティヨガ・RCYTキッズヨガ)
現代のヨガコミュニティを代表する国際的な非営利組織。世界で最も認知度が高い。ヨガインストラクター教育の水準を高めるために、世界で共通した基準を開発。
認定資格は主なものはRYT200・RYT500・RPYTマタニティヨガ・RCYTキッズヨガの4つ。例えばRYT200を取得するにはトレーニングや実践技術、指導技術、解剖学や生理学、哲学などの合計200時間を学ぶ必要がある。
養成講座受講料はRYTの場合400,000〜500,000円程(スクールにより異なる)別途登録料が必要。
通信 キャリアカレッジジャパン
ヨガを行う上でも指導する上でも基本となる29のポーズの習得と指導力を身につけるベーシックコース・インナーマッスルを鍛えるコアヨガ・リラックスヨガ・マタニティヨガ・キッズヨガ・シニアヨガの全6コースを学べる。在宅受験ができ、卒業後すぐにインストラクターとして教室を開くことを主眼としている。
養成講座受講料は56,000円 さらに20,000円で、話し方、伝え方講座も学べる。
さらに国内外問わず、短期集中で取得できるスクールや、海外でヨガ留学をして資格をとる人も少なくありません。資格取得の際はしっかりと調べて、比較して自分に合った場所を選ぶことが大切です。
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ヨガの資格ってどうやって取るの?ヨガインストラクターの資格の種類・費用や取得する方法を解説
話題のヨガ検定を徹底解剖!ヨガの検定試験とは?気になる試験内容やレベル
指導未経験でも求人ってある?
指導未経験だけれどすぐにインストラクターとして働きたい!もちろん指導未経験でもヨガスタジオによっては募集しているところはたくさんあります。研修を受けてからインストラクターとして勤務できるところがほとんどです。そして働きながら、ヨガへの知識や理解を深めていく事ができるので、気になったヨガスタジオに問い合わせてみると良いでしょう。
まとめ
まず資格を取るのか、どんな資格を取るのか。またはまず働いてみるのか、どんな働き方が自分に合っていそうか、様々な道があります。どんなインストラクターになりたいのかをできると、そこまでの道のりもなんとなく分かっていくのでは。あとは一歩を踏み出して、いつかは教わりたいと思ってもらえるヨガインストラクターになれると良いですね。
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