【インストラクターも生徒さんも】ヨガで怪我をしやすい部位と理由!予防と対策まとめ

ヨガで健康になるはずが怪我をしてしまった!?それでは本末転倒ですよね。ヨガで怪我をしやすい部位や怪我をする理由。怪我を避けるポイントから教室の選び方までまとめてみました。

ヨガは怪我をしないは間違い!実はヨガこそ怪我予防が大切!

 

「うわー、これ身体痛くないのかな……」

ヨガのポーズには見ているだけで腰や首が痛くなるようなものがありますよね。

ヨガはスムーズに自分のペースでポーズを取るので怪我をしないイメージがあるかもしれません。でも実際のところはポーズを取得する過程で怪我をしている人は多いのです。

怪我をしやすい箇所やその理由、シュチュエーションを理解し、怪我を未然に防ぐことが大切です。 

ヨガで怪我をしやすい部位は、背中・腰50%、足・膝20%、首10%

ヨガで怪我をしやすい部位は背中・腰50%、足・膝20%、首10%と言われます。

・胸を反らせすぎて腰を痛めてしまう
・気持ちが良いからとやりすぎてしまい、腰を痛めてしまう
・首を変な方向にねじってしまう
・逆立ちのポーズで転んで首を痛めてしまう
・無理な体勢を我慢した結果足を捻ってしまう
・インストラクターに無理なポーズを指定されて転び、足首をねんざ

思い当たることがある人もいらっしゃるかもしれません。ヨガで怪我をしてしまう人は、このようなことが原因が多いのです。

ヨガで怪我をしやすい原因

ヨガの怪我はどうして起きるのでしょうか。

  • がんばりすぎてヨガのポーズをし、痛めてしまう
  • インストラクターに無理に背中を押されてしまう
  • まだポーズがわかっておらず、間違った方法でポーズをとってしまい悪影響がでる
  • 最近話題のインスタ映えを狙って綺麗に見せようと頑張った結果痛めてしまう
  • YouTubeなどの動画を見よう見まねでやってみたら痛めてしまった

    このようなことが主な原因になるようです。

特にありがちで気をつけていただきたいのが「動画を見てやってみたら痛めてしまった」というケース。ちゃんとした講師の丁寧な動画なら良いのですが、素人が作ったあまり詳しくない動画を真似してしまったら大変。坐骨神経痛になってしまったというケースもあるくらいです。

もしヨガで怪我をしたら

もしヨガで怪我をしたら、我慢せずにインストラクターに伝えることが大切です。賠償保険に入っていることも珍しくなく、ちゃんとした手当をしてくれることも。(保険については記事の最後にお伝えします)

ヨガで怪我をしないために心がけたいルール5つ

 「ヨガって怖いんだ……」
そんな風に怖がる必要はありません。
ヨガで怪我をしないためにちゃんと注意事項を守れば誰でも安全にヨガをすることができるのです。

1、準備を大切に

 やっぱりヨガのウォーミングアップは大切です。
股関節や足首、手首や腰など、軽い柔軟体操をしておくことはマスト。

更に始める前に一度大きな深呼吸をするなどし、副交感神経を優位にさせて身体を伸ばす準備をしておきましょう。

2、姿勢を保つ時間……無理だと思ったら休む!

ヨガには呼吸の回数や秒数といった時間がきっちり決められています。その通りにメニューをこなせば良いのですが、それが身体の負担になってしまうという人もいます。
我慢して耐えてしまうと途端に身体が固まり緊張します。硬くなった身体の筋肉は縮むので、深い呼吸でリラックスしてい他時に取れていた姿勢が途端に苦しくなるのです。

無理だなと思ったら我慢せずに休むこと。

それが怪我を未然に防ぐ方法です。

3、身体をまげる深度……周りとくらべず自分のペースで!

身体をまげる深度も大切です。ついつい周りの人やインストラクターを基準に頑張ってしまいがちですが……。
インストラクターはヨガを生業としているため身体がやわらかくしなやか。生徒さんの中でも柔らかい人と硬い人と様々です。
そういった点から、「身体をまげる深度の基準」なんてあってないようなもの。
周りとくらべることは怪我の元。自分のペースでできるところからやってみることがおすすめです。

4、事前に体の調子・してほしくないことを伝える

 実際、インストラクターがグイグイ身体を押してきたせいで股関節を痛めたり、捻挫をしてしまったというケースはかなり多いもの。「これ以上曲がらないっていったら呆れられてしまうかも」そんな風に思っていたら思いがけない怪我をした!なんてもったいないですよね。
ヨガは自分のペースでやっていくものですから、あなたのペースを尊重してくれるインストラクターのもとで安全にヨガを行いましょう。

5、自分の身体を知る……「もうちょっとイケる」は怪我の元

 自分の意識にも目を配らなければなりません。「もうちょっとイケるかも」とグイグイ行ってしまうと思わぬ怪我につながります。それは自分のポーズの限界ではなく、まだレベルが上がっていないのに難関ポーズに挑戦してしまうということも怪我の元なので注意が必要。

ヨガは等身大の自分で挑むもの。だからこそ難しいポーズができたときに今までの積み重ねの成果に感動できるのです。自分の身体の声を聞くことが大切なのです。

ヨガに通う時は「怪我をした時の保険」の有無を確認しておきましょう

 ヨガ教室では、「安全保険」というものに加入している教室が増えてきています。
この保険は賠償責任保険であり、ヨガのレッスン中に生徒さんがインストラクターの不適切な指導で怪我をしてしまった場合、ちゃんと保証が出る大切な保険。

また、ちゃんとリスク管理ができているインストラクターは「ヨガ安全指導員」という3時間ほどの講習を受けて取得している資格を持っているもの。この資格は安全なヨガ教室にするため、レッスン生が怪我をしないための知識や、起こりやすい怪我を把握し応急手当てや怪我をさせないポイントなどを学習し、理解していると認められなければ付与されることがありません。

ヨガ教室に入る前に怪我に対しての賠償責任保険の加入状況と、安全指導員の資格についてたずねることをオススメします。

怪我に気を受けて、ヨガを楽しもう

怪我さえ気をつけていればヨガは身体にとっても心にとってもメリット沢山。
あなたも自分と向き合い、無理をせず、ヨガを楽しんで見てくださいね。
 

ストレス・疲れ・運動不足……。生活習慣病まっしぐらの生活を変えるために始めたヨガ。今ではどっぷりハマってしまったアラサーです。
自分の身体を自分でメンテナンスできるようになると、生活の質があがっていきますよ。
奥深いけど身近なヨガのいいところをどんどん発信していきます!よろしくお願いします。