もくじ
ヨガの逆立ち(逆転)のポーズ!ポーズの効果とは?
逆立ち(逆転)のポーズはかなり難易度が高く、体幹・体のバランス・ある程度の筋肉量が必要とされるので初心者ではなかなか難しいものとなります。
しかし、できるようになったら純粋に「かっこいい」ですし更にヨガを極めたくなりますよね!また、逆立ち(逆転)のポーズには様々な「身体に良いこと」が秘められているんです。
・体幹(コア)、背筋、様々な全身の筋肉がバランス良く鍛えられる
逆立ち(逆転)のポーズをしようと思えば、体幹(コア)の筋肉はもちろんのこと、重力に逆らうために背筋やバランス感覚も最大限使わなければなりません。
そうすると全身の筋肉を働かせ、普段使われない筋肉も体重を支えるために使用します。最終的に逆立ち(逆転)をすることで全身の筋肉が引き締められるという嬉しい結果を手に入れることができるんですね。
さらに重力に逆らうということで循環器官が鍛えられるという効果もあります。血流がよくなり冷えも予防できるでしょう。
・体の歪みを改善できる
体幹を鍛えることで、体の歪みが改善されるという効果も出ます。これは脂肪燃焼や筋肉トレーニング、そして何より痩せやすい体を手に入れるために効果的。
歪みが改善されると自然と肩こりや腰痛も軽減され、今より軽くスッキリした体を手に入れることができてしまいます。
逆転のポーズを習慣にできれば、毎日の生活に喜びが訪れるかもしれません。
・リフレッシュできるのでストレス解消に
頭を下にすることは、全身の血流を巡らせ、体をスッキリさせ・集中力の向上が見込めます。
精神面でも、「練習の末、逆立ちのポーズができるようになった」という点に自己肯定感を感じ、ちょっと難しい問題にでも積極的に立ち向かっていけるメンタルを獲得することができるかもしれません。
ヨガの逆立ちのポーズをする時に気をつけるべきポイント
1. 高血圧や血管に問題を持っている人はヨガの逆立ちのポーズはしない
ヨガの逆立ちのポーズは普段の循環器の流れとは圧力が逆になります。つまり、高血圧や血管に問題をもっている人は逆立ちのポーズをすることを控える必要があるのです。
また、腰や肩、首に痛みを抱えている人も注意しなければなりません。健康を促進するためにしたポーズで怪我をしてしまったら元も子もありませんよ。
2. 生理中や風邪気味な時は控えること
風邪をひいていて鼻水が出ているという時も、逆立ちは控えた方が無難。逆立ちすることによって鼻水が普段流れ込まない場所に流れ込んでしまい、蓄膿症や中耳炎になる危険性だってゼロではないのです。
また、生理中の場合は子宮に血がたまっているため、そのまま逆立ちすることで内臓に流れ込み子宮内膜症になる危険性は皆無ではありません。
つまり、普段の体調じゃない時は逆立ちのポーズを控えておいた方が無難ですね。
逆立ちのポーズをとるときのポイント・コツ
1.短い時間で練習する
はじめから逆立ちのポーズがうまくできる人はいません。
まずは正しいポーズでバランスが取れるようにゆっくり確実に試していくのがコツ。
さらに血液の流れにも影響するのではじめのうちは疲れてしまいがち。時間は短く回数を重ねるというのがポイントです。
2.壁を使って練習する
当たり前ですが、ちょっとやそっとの練習で逆立ち(逆転のポーズ)をすることはできません。壁を補助として使いましょう。むしろ壁を使うことで正しい姿勢を身に付けることができ、安心感も生まれるので恐怖心が無く練習に挑むことができます。
3.エアリアルヨガ(空中ヨガ)で逆転のポーズを練習する
エアリアルヨガ(空中ヨガ)のスタジオで練習することも視野に入れてみてください。
特殊な器具を用いなければならないので、ジムやスタジオでしか体験することはできませんが、地上では重力の関係で取ることができなかった難しいポーズなども簡単に取ることができるので初心者の方にもおすすめです。
ヨガの逆立ち(逆転)のポーズの種類は?実際に練習してみよう!
まずは、逆立ちのポーズにどんなものがあるか、ヨガポーズ辞典(逆転)でポーズ一覧を見てみましょう。
やり方も記載してあるので気になったポーズがあれば実際に挑戦してみましょう。
以下の記事では、ヘッドスタンドのやり方・コツについて丁寧に説明をしています。
憧れのヨガポーズ!ヘッドスタンド(シールシャーサナ)のやり方とコツを徹底解説
※初心者は、スタジオなどで先生の指導もと、行うようにしましょう。
・スコーピオンのポーズ
こちらもかなり難易度の高いポーズです。
1)四つん這いになり、上腕を床につける。
2)腕を前に平行にし、腰を持ち上げる。
3)足を肘に近づけて、右足を天井へ高く持ち上げる。
4)左足のの人差し指あたりで床をささえつつ、背中の方へ体を倒していく。
5)両足が空中に浮いた状態で、両足を揃えてつま先を綺麗に伸ばす。
6)両膝をまげつつ、頭の方へ足先を伸ばしていく。(これがサソリのような形になる)3〜5呼吸をする。
ヨガの逆立ちのポーズは難しいけれど、練習すればきちんと誰でもできるように。
逆立ちのポーズはかなり難しい部類に入りますが、確実な練習でしっかり習得することができます。柔軟性はもちろん、心拍数を上げて循環器を鍛えるだけでなく骨盤を強化してくれますから、女性には特に習得してもらいたいポーズでもあります。
ひとつひとつ、焦らずに積み上げていきましょう。
後屈や逆転・・・ヨガポーズのジャンルごとの特徴を解説!今日の自分に合ったヨガをしよう