もくじ
ヨガの時はどんな曲を流せばいいの?
基本的にはゆったりとした曲を
基本的にはゆったりとした曲を流しましょう。ヨガはアップテンポな曲に合わせてするものではなく、どちらかというとゆったりとした雰囲気の中でするものです。
変に受講者や自分がまくしたてられないように、ゆったりとした曲を選びましょう。
雰囲気に合わせる
例えば朝のレッスンなら爽やかな曲を、夜のレッスンならムーディーな曲を…といった感じで、雰囲気に合わせて選曲しましょう。ヨガレッスンはこういった雰囲気も、受講者のモチベーションに関わってきます。
日本語がある曲はあまりオススメできない
歌が入っていても入ってなくてもOKですが、日本語詞が入っているものはオススメできません。
日本語詞が入っていると、どうしても歌詞の方に意識がいってしまい、肝心のヨガに集中できなくなります。
またヨガで左脳より右脳を多く使い、クリエイティビティを上げているときに左脳を動かす日本語詞が耳に入ると、普段と同じような状態になり、ヨガの効果も薄まります。
なので日本語詞が入っている音楽は選ばないようにしましょう。外国人と一緒にヨガを体験するときは、ボーカルが入っていないものを選ぶと無難です。
ジャンルはなんでもOK
ゆったりしていて、日本語詞が入っていなければジャンルはどれでもOKです。J-POPのインストゥルメンタルバンドの楽曲でも、洋楽でも、K-POPでも、ヒーリング音楽でも大丈夫です。
ただしyoutubeから流す場合、途中広告が入る場合もあるので、そこには気をつけましょう。
特にJ-POPのインストゥルメンタルバンドがアップしている動画だと、途中で宣伝が入ることもあるので、事前に倍速にしてもいいのでチェックしておいたほうが無難です。
ヨガの時に流したいゆったりめな洋楽曲
There She Goes/Sixpence None the Richer
イギリスのバンド・ラーズの代表曲「There She Goes」をシックスペンス・ノン・ザ・リッチャーがカバーした曲です。本家に比べると女性ボーカルの声が強めになっているので、かければ爽やかな印象になるでしょう。
ウォーミングアップのときにかけてみては?
In Your Arms/Kina Grannis
アメリカ生まれで母は日本人という日本人ハーフのアーティスト、キナ・グラニスによる楽曲です。こちらも女性ボーカルでほのぼのとした空気があるので、ヨガで使えます。ウォーミングアップやヨガ中など、さまざまなシチュエーションで使ってみては?
White Flag/Dido
イギリス出身のアーティストであるダイドによる楽曲です。ゆったりとしているものの、キャリアウーマンのようなクールな印象が強いので、ヨガ後のクールダウンで使ってみてはどうでしょうか。
ヨガの時に流したいインド音楽の曲
Gayatri Mantra/Rakesh Chaurasia
「マントラ」サウンドです。「マントラ」とは古代インドや東南アジアなどで使われていた、「文字」を表す言葉のことです。宗教的には讃歌などといった意味があり、ヨガとの結びつきも深い音楽です。
この曲はRakesh Chaurasiaという女性アーティストが歌っており、かければ本格的なヨガを楽しめるでしょう。
インド音楽 - 最高のリラックス音楽インド
バリバリのインド音楽です。男性ボーカルがなにやら歌っていますが、内容はわかりません。かけると元気な雰囲気にできるので、ヨガの中でも激しい動きをしているときにかけるといいでしょう。
伝統的なインド音楽の瞑想、睡眠|インストゥルメンタルヒンズー教の音楽
インドの瞑想で使われる音楽です。コーラスはなく、非常にゆったりした演奏が続くので、リラックスさせたいときやインドのような雰囲気を演出したいときなど、幅広く使えます。
1時間9分あるので、全編にわたって使うのもいいでしょう。
ヨガの時に流したい女性ボーカル曲
Ong Namo/Snatam Kaur
ニューエイジミュージシャンのSnatam Kaurによる楽曲です。「ニューエイジ音楽」とは、聴いた人を癒やしたり、ポジティブな気持ちにさせる音楽のことで、1960年代後半から世界中で聞かれるようになりました。
「Ong Namo」には「全宇宙のエネルギーに頭を下げて感謝する」という意味があるので、スピリチュアル的な要素もあるならぜひともかけてみては?
Deva Premal - Om Namo Bhagavate
ドイツ出身のマントラ歌手であるDeva Premalによる楽曲です。ボーカルがとにかく美しく、マントラに詳しくなくても癒やされること間違いありません。
「女性ボーカルが入った癒やし系音楽をかけたいけれど、そこまでスピリチュアルな感じがないほうがいいなあ」というときにオススメです。
Sanctuary by Donna De Lory
マドンナのバックボーカルも務めたDona De Loryが歌っている曲です。洋楽のようにボーカルに力強さがあるので、ヨガ初心者やスピリチュアルに否定的な人でも聞きやすく仕上がっています。
歌唱力も高いので、さまざまな場面で使えるのがいいですね。
ヨガや瞑想の時に流したいヒーリング曲
Relaxation: Relaxing Nature Sounds and Tibetan Chakra Meditation Music for Relaxation Meditation
全部で1時間1分もの間、水音が流れ続ける動画です。ウォーミングアップやクールダウンはもちろん、ヨガの中でもゆったりとした動きをしているときに使うと、雰囲気を演出できますよ。
アロマ リラクゼーション音楽 ~スパ、瞑想・ヨガ、睡眠~波の音とカモメの声etc... 疲れが取れる癒しのヒーリングBGM
ヒーリングミュージックはミュージックでも、ゆったりとした音楽が流れる動画です。鳥のさえずりや波音、カモメが飛ぶ音などが入っており、目を閉じれば自然の中にいる感覚を得られるでしょう。
途中広告が入る心配もないので、クールダウンや、ゆったりとした動きをしているときに流したい動画です。
アロマリラクゼーション 音楽
水のせせらぎをはじめとしたゆったりと爽やかな音が続くヒーリング効果の高い音楽です。日常のストレスを解消したり、疲労回復をしたりするヨガに最適なミュージックで、
ヨガの時はもちろんですが、寝る前などに聞く方も多いそうです。
セロトニン増加で究極リラックス 睡眠不足で疲れがたまっている方にオススメです【α波】
α波が流れ、リラックスできるヒーリング音楽です。
α波とは脳波の一種で、これが出ているときはリラックスできている状態になっていますが、現代のストレス社会ではあまり出ません。ヨガはメンタル面をよくする意味も込めてするものなので、これを流せばさらにメンタル面での効果が期待できるでしょう。
ウォーミングアップのときに流せばリラックスしてヨガに取り組めるようになり、クールダウンのときにかければリラックスした状態で帰宅できるので、ぜひともかけてみては?
ヨガ中は曲を流して気分を盛り上げよう!
ヨガ中は曲を流して、気分を盛り上げるようにしましょう。基本的にゆったりとしていて、日本語詞がなくて、雰囲気に合った曲ならどれでもOKです。
今回は洋楽とインド音楽、女性ボーカル曲とヒーリング音楽を紹介しましたが、J-POPやK-POPなどを流してもいいでしょう。好きな音楽でヨガをより楽しみましょう!
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